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【ショート】 ソーセージ座流星群

―― short story ――

まな板の上に、ソーセージを数本出すと、
横から娘がひょっこり顔を出す。

「手は出しちゃダメよ」

娘は頷く。

「まずは……」
包丁でソーセージを二つに切る。
半分まで切り込みを入れる。
頭は丸いまま。

「次は……」
半分より下に切り込みを、今度は少し多めに。
頭は尖らせるように、切り落とす。

「最後は……」
左右の端に、切り込みを四回ずつ。
肩の部分は取れないように、薄く削いで。
ナイフでお腹にバッテンの切れ目を入れる。

フライパンに油を入れ、温める。

切ったソーセージをのせて、ジュージューと焼く。
次第に、香ばしい匂いが台所に漂う。

「……うわぁ」

反り返ったソーセージに娘が感嘆の声を上げる。

弁当箱にご飯を乗せて、海苔を敷く。

娘に、スライスチーズを星型でくり抜いてもらう。

キッチンペーパーの上にソーセージを乗せると、
海苔の小さな目を貼りつける。

仕上げに、
ご飯の上の海苔に、星とソーセージを置いていく。

「かわいい宇宙人だね」

「……タコさんと、イカさんと、カニさん。」

「だから、ヒトデなんだね!」

「星よ。海苔は黒いでしょ」

「ねぇ、ママ……海じゃないの?」

「そうよ……ソーセージ座流星群」

「空に浮かぶ、海の大三角形」







この物語はフィクションです。
COBIToはイカさんとカニさんは作ったことがありません( ´∀`)
タコさんは作りますよ。
#なんのはなしですか


今回も書かせて頂きました。
楽しいお題をありがとうございます🌿


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