夫へ。 花以下の嫁からの手紙
みなさま、本日はご多用のところ、私のnoteを読んでくださりありがとうございます。
突然ですが、今回はこの場をお借りして、夫への手紙を書かせていただくことをお許しください。
夫へ。
結婚してから早くも4年が経ちました。
息子にも恵まれ、こうして笑顔で毎日を過ごしているのも、ひとえに仕事に家事に育児に、共に奮闘してくれるあなたのおかげだと、感謝の気持ちでいっぱいです。
……さて。
そんなあなたに、今日は物申したいことがあります。
熱中症警戒アラートが発表される中、家族でおでかけした休日のこと。なぜかベビーカーの日よけが大嫌いで、幌を下げても即座に上げる息子の横で、日傘で日陰を作ろうと四方八方に腕を伸ばす私にあなたはこう言いました。
「太陽がどこにあるかわかる?」
ひまわりですら分かるのに、分からないわけがないでしょう?私がひまわり以下だと言いたいの?と問うと、
「ひまわりの方が笑顔が素敵かもしれない。」
と言いましたね。
私はあれから、道端やスーパーでひまわりを見るたび、なんとも言えない気持ちになるのです。
確かにひまわりは見た人を明るく照らすような華があります。
私なんて、せいぜいカスミソウですよね。
シャワー中、ひまわりがふと頭をよぎって笑顔の練習をしました。視力0.05のド近眼なので、ウロコだらけの鏡にキスする勢いで顔を近づけると──
濡れたつくしみたいな三十路女性が歯を剥き出しにしていました。
あなたのせいで、ひまわりを見るのが辛いです。どうしてくれるんですか?
さらにあなたは罪を重ねました。
鹿のウンチ事件です。
息子のベビーサークル内に突如現れたウンチ。どこからどう見ても鹿のそれ。奈良に旅行に行ったのは4年も前だし、何かの拍子に4年前のそれがサークル内に転がったにしては、ツヤツヤホヤホヤしすぎていました。
ベージュのプレイマットに鎮座する茶色いブツを見つけて奇声を発する私を、息子は子鹿のように怯えた瞳で見つめていました。そのうちに泣いて暴れだした息子を左手で制止し、右手でティッシュ越しにつまんで恐る恐る臭いを嗅ぐと──
麦チョコでした。
息子が口にしていたら、どうするつもりだったんですか?
洗面所でワックスを手に取り、呑気につんつんチョンチョンして鏡越しでも目を合わせないあなたに、私は反省文5枚を課しました。
そして、あなたは言いましたね。
「ポストイットでいい?」
いいわけがない。
模造紙。
10枚。
…まぁ、こんな調子ではありますが、最愛の息子を幸せにできるように、これからも力を合わせて共に歩んでいきましょう。
ただ、模造紙は買っておいてください。
Amazonでセールしているうちに。
1,048円です。
よろしくお願いします。
…みなさま、本日は乱文に最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
未熟な私たちではございますが、今後の投稿も温かく見守っていただけますと幸いです。
