幸せになる方法「なぜ」を取り戻す
トップ画像は「ハツユキソウ」。
花言葉は「好奇心」。
白く縁取られた葉は、まるで雪のようで、
どこか不思議な雰囲気を持っています。
その姿は、
「どうしてこうなっているんだろう」と
知らず知らずのうちに好奇心をくすぐられ、
思わず立ち止まって見てしまうような存在です。
好奇心とは、
世界や自分を知ろうとする心。
今日はそんな好奇心から生まれる「なぜ」を、
もう一度取り戻すことから、
幸せについて考えていきます。
「なぜ」は本来、心から生まれる
子どもの頃を思い出すと、
「なぜ?」はもっと自由な言葉でした。
どうして空は青いの?
なんで悲しい気持ちになるの?
そこには必ず、
驚きや不思議さ、寂しさといった
感情の動きがありました。
つまり「なぜ」は本来、
頭でひねり出すものではなく、
心が動いたときに自然と生まれる問いです。
いつの間にか道具になった「なぜ」
大人になると、
この「なぜ」は形を変えます。
会社では、
原因を突き止めるための手法として使われます。
繰り返し問いかけて、
問題の根っこを見つける。
とても有効なやり方です。
ただ、その過程で
本来あったはずの
「どうして困ったのか」
「なぜ悔しかったのか」
そんな感情の部分が、
置いていかれることがあります。
すると「なぜ」は、
ただの作業になってしまいます。
感情のない「なぜ」は、人を追い詰める
感情が抜けた「なぜ」は、
ときにこんな形になります。
「なぜできなかったのか」
「なぜ確認しなかったのか」
問いかけのはずが、
責める言葉に。
そして気づけば、
原因を探しているはずが、
人を評価する場になってしまう。
本来は再発防止のためのものが、
心をすり減らすものに変わってしまいます。
「なぜ」に感情を戻す
では、どうすればいいのでしょうか。
答えはシンプルで、
「なぜ」に感情を戻すことです。
例えば
「なぜミスが起きたのか」だけでなく、
「どこで困ったのか」
「何が不安だったのか」
と問い直してみる。
すると見えてくるものが変わります。
仕組みの問題だけでなく、
余裕のなさや、伝わりにくさ、
小さな違和感。
そういった「人の部分」が見えてきます。
自分に向ける「なぜ」を変える
これは、自分自身にも同じことが言えます。
うまくいかなかったとき、
「なんで自分はダメなんだろう」と考えると、
どんどん苦しくなります。
でも、
「どこでしんどかったんだろう」
「何が引っかかっていたんだろう」
と問いを変えると、
自分を責めるのではなく、
理解しようとする視点に変わります。
この違いは、とても大きいです。
幸せとのつながり
幸せは、
外から評価されることだけでは生まれません。
自分の感情をちゃんと感じて、
それを理解できたときに生まれるものです。
「なぜ」を取り戻すというのは、
単に問い方を変えることではなく、
自分の心にもう一度触れることです。
それができると、
うまくいかない日でも、
自分を失わずにいられます。
まとめ
「なぜ」は、
原因を探すための便利な道具です。
でも本来は、
心が動いたときに生まれる
とても人間らしい問いでもあります。
もし、今の「なぜ」に
少し疲れているなら、
ほんの少しだけ、問いを変えてみてください。
正しさを探す「なぜ」ではなく、
自分を理解する「なぜ」へ。
その使い分けが、
自分との関係をやわらかくしてくれます。
そしてそれは、
無理をしない幸せへとつながっていきます。
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