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自己紹介330〜だえき〜

だいぶむかしのこと。
あたしがいた大きな宗教団体の、
なんと副会長の家に、
居候させてもらっていたことがあり。

これは、
副会長の奥様、
といってもご高齢のおばあさまですが、
副会長の奥様との“コネ”が、
あたしにあったから実現したのですね。

あたしが子どもの頃から、
その“おばあさま”のことが大好きで、
あちらもあたしのことを気に入ってくれていたので。

思春期の頃の
家出先として。
あたしの実家なんかよりも、
教団内ではるかに“格上の”お家に、
あたしはかくまってもらっていました。

まぁ、そこからも、
そのうち追い出されちゃうんだけどね。

そのとき、
おばあさまと暮らしていて思ったのはね、
おばあさまがあるとき玄関先で、
お客様からの贈答品を受け取ったとき、
本人も気づかずに、
よだれを垂らしちゃったのよね。

そのとき、
あたしは思った。
おばあさまのことは大好きだけれど、
この唾液を飲みたいとは思わない、と。

なかなかビミョーなことを考えたものだが
いまでは意味がわかる。

好き好んで唾液を飲みたい、
までいく必要はないんだけど。

唾液が混ざることに、
抵抗を感じない相手がもしいたら、
その人との“身体の相性”は、
すごくいい、ということなんです。

セックス、ではなくて、
食べ残しをもらって食べる、なんだけど。
あたしはあたしの旦那様の唾液が食べ物に混ざることにまったく抵抗がないので。

加齢臭というなら、
すっかり加齢しきっているはずの旦那様に対して、あたしはデオドラントな抵抗感を感じることなく、彼とふたりですごせます。

けっきょく、
つきつめれば、
仲良く暮らしていける条件って、
意外とこんなところにあるのでは??

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