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人力車男、プロフィールと実物の情報量が違いすぎる。

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◽️ケーススタディ⑦

写真詐欺・奢りアピール・謎の咳払いから考える「会ってみないとわからない」問題

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恋愛市場、

セルフプロデュース能力が高い人物に出会うと、
幻想が肥大化する。


今回出会ったのは、

〜〜〜

・同い年
・年収記載なし
・職歴豊富
・自営の在宅ワーク
・高身長
・近隣都市在住

そして若干のぼやけ写真を見る限り、

「お、イケメンかも?」

と思っていた。

ところが。

実物、

しっかり写真詐欺。

恋愛市場、
時々プロフィールと実物の間に、
小さな時差がある。

いや、
小さな時差じゃない。

別人寄り。

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ただ、
この男性。

セルフプロデュースは、
かなり上手だった。

会う前からやりとりがマメ。

返信もこなれている。

変な距離の詰め方もしない。

そして実際に会ってみると、

一ミリも緊張させないオーラ。

これは結構すごい。

初対面なのに、
妙な圧がない。

話しやすい。

人当たりも悪くない。

さらに、
名刺を渡してくれた。

これも個人的には好印象。

「自分が何者なのか」
を相手にちゃんと提示する。

このあたりは、
かなりアプリ慣れしている感じがした。

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ただし、

数秒に一回、

咳払い。


気になる。

めちゃくちゃ気になる。

本人からしたら、
たぶん完全に無意識。

でもこういうのって、
会って初めてわかる。

プロフィールには、

「数秒に一回咳払いします」

とは書いていない。

恋愛市場、
プロフィールだけでは
拾えない情報が多すぎる。

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◇会ってみないと、
 “わからない”が普通にある。

今回、
かなり思った。

マッチングアプリって、
結局、

“写真と文章から人間を推測するゲーム”


でも人間、
静止画と文章だけでは
かなり情報が抜け落ちる。

声。

話すテンポ。

距離感。

表情。

匂い。

仕草。

笑い方。

そして、

謎の咳払い。

全部、
会わないとわからない。

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これは心理学だけではなく、
生態学的な視点から見ても面白い。

人間は相手を判断するとき、
視覚だけではなく、

▶ 声
▶ 動作
▶ 匂い
▶ 表情
▶ 身体距離


など、
複数の感覚情報を統合している。

つまりアプリのプロフィールって、

“人間の情報量を、
二次元に圧縮したもの”

なんだと思う。

圧縮率、
高すぎる。

恋愛市場、
JPEGにしすぎ問題。

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そして今回、
もうひとつ気になった。

選んでくれたお店。

ガヤガヤ系。

うーん。

悪い店ではない。

ただ、
初対面のデートとしては、
個人的には微妙。

ここって、
実はかなり大事。

恋愛初期って、
相手そのものだけじゃなく、

“相手がどんな環境を選ぶか”

も見える。

静かに話せる店を選ぶのか。

人気店だからとりあえず予約するのか。

自分が好きな店に連れていくのか。

相手との会話を優先するのか。

お店選びって、
小さいけど人格が出る。

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そして、
個人的にちょっと引っかかったのが、

「奢った」

ことを強調してくるところ。

いや、
奢りはありがたい。

普通にありがたい。

でも、

“奢ったことを何度も認識させる”

のは別問題。

恋愛市場、

奢る

恩を着せる

である。

むしろスマートな男性ほど、
奢ったことをイベント化しない。

「払っておいたよ」

くらいで終わる。

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これ、
行動経済学でいう
“返報性”とも少し関係している。

人間は何かをしてもらうと、

「返さなきゃ」

という心理が生まれやすい。

だからこそ、

“奢ったから好意を返してね”

みたいな空気が出ると、
女性側には負債感が発生する。

恋愛初期に欲しいのは、

“借り”

ではなく、

“また会いたい”

なんだよね。

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そして、
今回いちばん印象に残ったのが、

人力車時代の話。

この人、
昔、人力車のバイトをしていたらしい。

これが意外と面白かった。

今の仕事やプロフィールより、

“昔どんなことをしていたか”

の方が、
その人の人間味が出ることってある。

人力車って、

▶ 観光客との会話
▶ 瞬発力
▶ 接客
▶ 空気を読む力
▶ 体力
▶ 土地の知識


とか、
かなり対人スキルが必要な仕事。

だからなのか、
初対面でも緊張させない感じは、
ちょっと納得した。

人間、
プロフィールの肩書きより、
過去の経験に人格が滲むことがある。

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ところが。

こちらが脈なしだと悟った瞬間。

目の色が変わった。

比喩じゃなく、

真っ黒。

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