女王まりかのつれづれぐさ/第七十五回;天然酸素ボンベ
こんにちは✨😃 まりかです⭐️
今回のネタは、先週の記事のコメント欄からインスピを得ました。
取り敢えず、始めていきます。
第七十五回;天然酸素ボンベ
先週、ワニの凄さを紹介させて貰いました。
先週の記事はこちらです。
毎週と同じく、たくさんのコメントを頂きました。そのコメントの中で、ちょっと気になるものがありました。
坂本猫馬さんのコメントです。
水中に長く潜っていられる秘密も、 よく出来た天然の酸素ボンベみたいで、 解説を読みながら、面白いなと思いました。
(一部抜粋)
猫馬さん、コメントありがとうございます🙇♀️
ワニは天然酸素ボンベ…。
他人様の表現にケチをつける訳ではないですけど、ワニ以上に『天然酸素ボンベ』と呼ぶに相応しい生物がいるんです。
それは…。この方々です😆

出典;新訂 水生生物ハンドブック[文一総合出版]

出典;新訂 水生生物ハンドブック[文一総合出版]
上はイトミミズ、下はユスリカの幼虫(赤虫)です。
好きな方は少ないでしょうか😅
そんなことより、どうしてこの生物が天然酸素ボンベなの?
と、いきなり結論を述べるより、まずはイトミミズとユスリカの幼虫の、注目すべき共通点を述べます。
注目すべき共通点は、この2つです。
・水質の汚い水域でも生きられる
・体が赤い
で~。
できる男(笑)の必須条件、結論から話しますを発動しますと…😂
・天然酸素ボンベだから、水質の汚い水域でも生きられるんです!
・体が赤いから、天然酸素ボンベになれるんです!
どういうこと?
いきなり結論を言われても困ると思うので、順を追って説明していきます。
水質の汚い水域は、往々にして水中の酸素量が少ないです。
ですから水質の汚い水域で生きられる生物には、少ない酸素を有効利用できる生物が多いんです。
だから天然酸素ボンベのイトミミズやユスリカの幼虫は、酸素が少ない汚い水域でも生きられるんです。
で…。
彼らの赤い体こそが、天然酸素ボンベの証なんです!
彼らの体を赤くしているのは、『ミオグロビン』というタンパク質です。
ミオグロビンは、マグロの肉に多く含まれています。確かに、マグロの肉も赤いですね。

そんなミオグロビンにはどんな性質があるのか?
ミオグロビンはヘモグロビンと似たタンパク質で、酸素と結合します。
でも、ヘモグロビンとは決定的に違う点があります。
それは…。
ミオグロビンは、一度結合した酸素を、なかなか離しません😆
ヘモグロビンって、周りの酸素が少ないと、すぐに結合した酸素を離します。だから、ヘモグロビンは酸素の運搬に使われるんです。
ミオグロビンも周りの酸素が少ないと酸素を離すんですが、かなり酸素が少なくならないと酸素を離しません。
これは下のグラフも参考にして欲しいです。

ですからね。
ミオグロビンは酸素の貯蔵に適してるんです。
酸素をしっかりキープ。ギリギリまでキープ。細胞組織の酸素がヤバいレベルまで減ってきたら、ようやく酸素を放出!
そんなミオグロビンの性質のお蔭で、イトミミズやユスリカの幼虫は、酸素の少ない水の中でも生きられるんです。
ワニよりも、イトミミズやユスリカの幼虫の方が、天然酸素ボンベと呼ぶに相応しい。
私がそう言う理由、理解して頂けましたか?
最後に蛇足ですが、マグロはミオグロビンの酸素キープ力を、持久力という形で活かしてます。
筋肉に酸素をキープしてるから、長距離を回遊できるんです😃
マグロの筋肉って、エンジン兼天然酸素ボンベみたいですね。
いやいや。
化学って楽しいですね😵
という胡散臭い言葉で、今回は締めくくります🙇♀️
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