女王まりかのつれづれぐさ/第百二十二回;女怪人の取り扱い
こんにちは✨😃 note中毒患者😅のまりかです。
今回は、こちらの記事の内容…ではなく、題名やコメント欄で上がった話題を膨らませて、ちょっと書かせて頂きます😆
まあ、先週からの流れで、スーパー戦隊にこじつけてますけど😓
第百二十二回;女怪人の取り扱い
【マグロ女】って、初代・仮面ライダーの怪人みたいですね。
その一言で終わりそうな話なんですけど、その一言からいろいろ思い出したんです。
初代・仮面ライダーに女怪人は、萬画版にもテレビ版にも登場してますけど、テレビ版で女怪人が登場する回には、ある特徴があるんです。
女怪人が登場する回の脚本は、だいたい滝沢真里先生(女性)が担当されてるんです。
ただの偶然かと思いきや、仮面ライダーOFFICIAL DATA FILE[DeAGOSTINI ]によると偶然ではなく、意図しての人事みたいだったみたいなんです。
女性の敵役の殺し方には、けっこう気を遣うんだよ。でも滝沢さんに任せると、容赦なく憎たらしく描いて、「こんな女性では殺されても仕方ないな」と思わせる話が書けるんだ。
[平山亨プロデューサーの話]
男性ライターは、女性怪人の描写を敬遠しがちだったという。
[DeAGOSTINI]
そうなの?
私は男性の脚本家じゃないから解らないけど、そんなモンなのかなぁ?
なお、男性である石ノ森章太郎先生が描いた萬画版の仮面ライダーでは、ライダー(本郷猛)と交戦した女怪人はメドゥサくらいで、ライダーに倒されるのではなく、仲間を誤射した自責の念から自殺するという末路を遂げています。

[中公文庫コミックス]
女怪人のメドゥサ(美代子)は仲間(夫?)のコブラ男(晴彦)を誤射した自責の念に駆られ、自害した。結果的に、メドゥサは仮面ライダーに倒されることなく死亡した。
やっぱり男性作者は、ヒーローに女怪人を倒させるのに抵抗がある?
と思ったら、萬画版・仮面ライダーの要素を多分に盛り込んだ映画・『仮面ライダーTHE FIRST(2005年)』の脚本を担当された男性の井上敏樹御大は、SNAKE(萬画版のメドゥサに相当するキャラ)に仮面ライダー二号のライダーキックを炸裂させて、普通に倒しちゃってました😅

[東映、2005年公開]
*映画のパンフレットより
女怪人のSNAKE(美代子)は、仮面ライダー二号に倒された。COBRA(晴彦)は、その直後に仮面ライダー一号に倒された。
この映画では、仮面ライダーは女怪人を躊躇なく倒しました。晴彦と美代子をしっかり描いた上で、最後は怪人として葬った点はポイント高いです✌️
この点を考えると、ヒーローが女怪人を倒す描写に抵抗を覚えるか否かは、性差ではなく個人差でしょうか?
視点を変えて、女性脚本家が描く男性ヒーローも考えていきたいです。
女性の香村純子先生がメイン脚本を担当された【動物戦隊ジュウオウジャー】に登場したレオ(=ジュウオウライオン)は、
「女は殴らねえ! それが男の美学だ!」
という信条を持ったキャラでした。

(演;南羽翔平さん)
公式HPより
私はレオに反感を抱いてました😒
作中において、レオはかつて『男女混合の格闘技の試合の決勝戦で、相手が女性だったので、わざと負けた』過去があると明かされました。
私はレオの行動を、対戦相手を見下したものとしか思えなかったです。女性と対戦するのが信条に反するなら、そもそも男女混合の試合に出るべきではないです。
なお、勝ちを譲られた相手(セラ=ジュウオウシャーク)はこの件が不本意で、ずっと蟠りを抱えていて、作中でセラはその気持ちをレオに告白しています。それなのにレオは、わざと負けたことを詫びたり悔いたりせず、「これが男の美学だ!」と訴え続けていました。

公式HPより
つまりレオは『女性を殴らない』というマイルールを貫く為なら、武道家の精神や相手(女性)の気持ちを度外視することすら厭わないようです。
私はレオを最低男だと思っていましたが、このキャラを産んだのが女性脚本家という点が不思議で仕方が無かったです。
穿った考え方をすると、香村純子先生は、女性怪人の描写を敬遠しがちだった昭和の男性脚本家の思考を、レオというキャラの人物像に投影したのかもしれません。と言うか、そう考えると納得できるんです。
香村純子先生が描いたレオは【理想的な紳士】ではなく【昔の一般的な男性】だった。
香村純子先生の本心は解りませんので断言はしませんが、そんな気がして仕方ありません😓
次に注目したいのは、井上亜樹子先生(井上敏樹御大の娘です)がメイン脚本を担当された、『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』に登場した百夜陸王(ゴジュウレオン)です。
私の主観ですが、百夜陸王は非の打ち所の無い、真性イケメンだと私は思っています。

(演;鈴木秀脩さん)
公式HPより
演者が弟より年少でショックでした😓
陸王は「男」とか「女」とか、滅多に言いません。性別を問わず、基本的に他者の気持ちに寄り添った行動をします。
私は観ていて思いました。
「この人、現実で会ったら惚れるわ😲」

吠(右側)に「運動会に出たことがない」と明かされた陸王は、真剣に二人三脚に臨む。

陸王(左側、手前から二人目)は、戦隊メンバーの親睦を深めることに力を入れていた。
おそらく陸王の信条は『男女を問わず他者を笑顔を守ること、絶対に傷付けないこと』かと思われます。
ですから、他者を傷付ける存在なら、男女を問わず立ち向かいます! 敵の女幹部を容赦なく討伐しました!

ブライダン(敵対組織)の幹部で唯一の死者となったリボン(下側)は女性。
リボンを葬ったのは、陸王(レオン)だった
特に、互いに素性を知らずに親しくなったブーケに対して、敵対関係にあることを知った後、
「君が誰かを傷付けるなら、僕は戦う!」
と宣言して敢然と立ち向かった姿は、非常に完成度の高いヒーローとして、私の目に映りました。

陸王(左側)とブーケ(右側)は、互いに対立勢力だと知らず、交友関係を築いていた。

リボンを殺され、レオンが陸王と知ったブーケは、復讐鬼と化す。
陸王はブーケに対して、「君が人を傷つけるなら…!」と立ち向かった。
むやみに暴力を振るう存在には、性別を問わず陸王は立ち向かう。
拘束されていた敵の女幹部を、「女だから」という理由で解放して、あわや殺されそうになったレオとは大違いですね😅

「女は殴らねえ」という男の美学を徹底しようとしたレオ(ジュウオウライオン)は、
敵の女幹部(ナリア)に情けをかけた結果、あわや殺されそうになった😓
しかし、画面が暗くて見えにくいですね😖
出典;https://ameblo.jp/434356/entry-12271001599.html
女性には手を上げにくいというのは、一般的な男性心理なのかもしれません。
しかしながら『女性なら悪人でも手を出さない』男性ヒーローに憧れるか? と言われたら、少なくとも私は憧れない。
描けるなら、良い意味で性別を厭わず、別け隔てなく対応できるヒーローを描きたいと思います😌
取り敢えず、百夜陸王みたいな対応が、私にとって最大の理想です⭐️
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