【日本一細かい】101回箱根駅伝の戦力分析と区間予想【順天堂大学】
この記事は12/10に発表された、20大学のチームエントリーから、大学の戦力分析と区間予想になります
戦力分析
エントリー
順天堂大のエントリーは以下のようになります。

やはり1・2年生が非常に厚いエントリーとなっています。
復調気配の吉岡大翔や、春に主力になるかと思われた、小林侑世・玉目陸の2人が怪我から復帰と、チームとして上り調子なのが見えてきます。
ただ予選会出走者から、主将の服部壮馬を筆頭に、油谷航亮・児島雄一郎の3人が外れており、ロード型の選手たちが、少し少ないのかなと思っています。
エース
その中で、このチームの押しも押されもしぬエースは、昨年も2区を走った浅井皓貴です。箱根予選では復帰から1か月の中で、日本人2位の激走。
エースとしての面目躍如となりました。
ただこの2か月、ほとんどレースに出ていないのですよね。といったところで状態が気になります。
ただ、昨年の甲佐10マイルでの日本人TOPから、ピークアウトして箱根を迎えてしまったという反省から、ゆっくり調整している可能性もあります。
なんにしても順天堂としては、浅井には走ってもらわなければ困る選手でしょうから、しっかり走ってほしい所ですね。
主力選手
エースの浅井に次ぐ存在は昨年の箱根では3区を走った海老澤憲伸。予選会ではチーム内2位・全体37位で走破。チームの主力を担います。
下級生からは2人のランナーを主力としてピックアップ。
まずは、5000m高校記録保持者の吉岡大翔です。大学入学後、特に昨年の出雲から今年の箱根予選にかけて、今年の箱根4区を除いてかなり苦しんでいたのですよね。ただ、11月上旬の日体大記録会で大学に入って初めてのトラックでのベストを更新。復活の兆しを見せています。
もう1人は玉目陸。全日本予選の後、膝の故障がありましたが、ようやく復帰。甲佐10マイルでは、日本人TOPでゴールし、昨年の浅井の記録に、15秒まで迫りました。そのため箱根では、往路での走りも期待されています。
準主力選手
ここでは4人を準主力選手として挙げておきましょうか。
準主力選手の1人目には、4年生の堀越翔人を挙げていきましょうか。
予選会ではチーム5位で走り切った上級生で、最初で最後の箱根を目指します。直近のレースにはほぼ出ていませんが、おそらく明後日の関東10マイルにも出てくるものと思われます。復路のポイント区間を任される可能性が、大いに考えられる選手です。
2人目は1級戦のタイムを出している1年生、池間凛斗ですね。
箱根予選では外れましたが、11月上旬の記録会では、1万mで28;29と、一気に主力候補に名乗りを上げてきました。
3人目には荒牧琢登。箱根予選はチーム9位・全体196位と苦しむも、先の甲佐10マイルではまずまずのタイム。2年連続のエントリーから初の出走を目指しています。今年の学生ハーフでも63分台で走破していますし、ロードに強い選手だと思います。
山登り候補
山登り候補には、平地でも主力・準主力級の実力を持つ、古川達也・川原琉人の2人が挙がります。古川達也は甲佐10マイルに出走、上位に入り実業団の選手達とも渡り合いました。
川原琉人も準主力級の実力を持つルーキー。都道府県駅伝1区で、印象的な活躍を見せ、鳴り物入りで入学したルーキーは、上尾ハーフでは62分台を記録しました。
この2人は万全であれば、どちらかが山、どちらかが平地区間を走るのではと思われます。
山下り候補
6区候補者となるのは、林龍生と谷本昂士郎の2人。
林龍生は10月末に1万mで自己新を出して以降、一切レースに出ず16人エントリー入り。箱根6区に向けて備えているのだと思われます。
インカレ1500mチャンピオンの谷本昂士郎も6区出走を狙う1人。箱根予選では苦戦しましたが、単純な20㎞の距離勝負となると、2人の中では谷本に分があるかと思います。
10人目の出走争い
ここからは、平地区間出走を狙うであろう残りの6人を
箱根予選で6位に入った、3年生の大倉靖萌を挙げておきます。
今シーズン新戦力の選手はほとんどタイムを持っていませんが、過酷な環境下でも大崩れしない力を持ち、箱根予選では本来の力を発揮しました。
逆にトラックで持ち味を発揮する上級生は、石岡大侑。全日本予選では2組に登場し、大きな大会を経験しました。
直前で挙がってきたのは、1年生の永原颯磨と3年生の金原祥汰。
鳴り物入りで入った永原颯磨は、秋のロードシーズンで、距離の適用に苦しみ、箱根予選ではハーフで70分以上かかってしまう苦しい結果に。ですが、甲佐10マイルでは好走し、少しずつ距離に適用しています。
金原祥汰は直前の学内記録会でTOPに立ち16人枠を勝ち取った選手です。
復活を目指すのは、2年生の小林侑世。春には、学生ハーフで1:03:19、1万mで28;57と好タイムを出し、主力候補として名乗りを上げました。その後苦しむ形に。11月半ばの上尾ハーフで復帰し、箱根に向けて戻ってくる形になりました。
戦力からの区間予想
考察
先ず浅井の2区は確定的とみていいでしょう。押しも押されもしぬチームのエースは昨年の同区間であった悔いの、リベンジを狙います。
4区も個人的には吉岡大翔で確定でいいかと思います。苦しんだシーズンにようやく復調してきた選手。好走経験のある区間を快走してほしい選手。
続いて5区も個人的には川原琉人で確定か。昨年も5区争いをしたことを考えると、長門監督は彼の実力を把握しているでしょうから、それを考えると、個人的には5区は川原琉人だと思います。そして登りに自信がある、主力各の古川達也は8区で武器になると予想しておきましょうか。
6区は谷本昂士郎か。インカレチャンピオンで、競争相手の林龍生とは、平地の走力で一日の長があると思います。
ここからはあてはめですが、昨年3区の海老澤憲伸は9区予想。下級生が多いチーム事情ゆえに、3区に置くよりも9区に置くほうが戦力として最大化できるのではないかと考えています。
1区は池間凛斗を予想、ハーフの距離での経験が少なく、距離不安がありますが、1区ならそこまで問題にはならないでしょう。
3区は甲佐10マイルで日本人TOPの玉目陸を予想。状態が上がっている未来のエース候補です。
次に10区は、過去かなり高い確率で、4年生が起用されてきた区間。堀越翔人を予想しておきます。
最後7区は残っている選手たちの中で甲佐10マイルの結果から永原颯磨を予想しておきましょう。
区間予想の結論
1区 池間凛斗 2区 浅井皓貴 3区 玉目陸
4区 吉岡大翔 5区 川原琉人
6区 谷本昂士郎 7区 永原颯磨 8区古川達也
9区 海老澤憲伸 10区 堀越翔人
目標と展望
目標となりますとやはりシード獲得となります。
そのためにはやはり力のある往路からシード圏内に食い込みたい所でしょう。そのためには、2区浅井が67分ちょうど程度、3区玉目が62分台前半、4区吉岡に62分ちょうど程度が設定タイムになるのではないでしょうか。
キーマン
ここからは順位を左右する選手達を3人紹介していきましょうか。
浅井皓貴

1人目はエースの浅井です。
箱根以降ほとんどのレースに姿を見せていない彼が、万全の状態で走れるかは、順天堂の浮沈を左右します。
ポテンシャルは十分67分切りを狙える選手。エースの走りを期待したい所です。
玉目陸

順天堂の次代のエースとなるであろう1年生は膝の怪我からようやく復調。
期待が高まります。
甲佐10マイルでの、走りを箱根でも見せることができたなら、箱根に向けて大きなプラスとなるでしょう。
川原琉人

川原には山登りでの期待がかかります。
これは古川も5区を走る場合は一緒ですが、5区で72分を切ってくれば、大きく希望が開けてきます。
平地の走力は、昨年よりもありますし、シードを争う学校は今年、5区が不透明な学校が多いため、5区での好走は大きなアドバンテージになるでしょう。
あとがき
いかがだったでしょうか。今回は順天堂大学の戦力分析と、それによる区間予想と戦略・展望について語らせてもらいました。1・2年生に強い選手が多く、経験がない所が不安ですが、戦力面では、シード校と遜色ないと思っています。
また次の記事では神奈川大学の戦力分析と区間予想・戦略・展望について語る記事を書かせていただきたいと思います。次回の記事もよろしくお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
