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【日本1細かい】大学駅伝 春の定点戦力分析 東京国際大学編【箱根メンバー6人卒業 新進気鋭の中村監督次の一手は?】

お世話になっております。このシリーズでは、半年後の大学駅伝に向けて戦力を分析し、春のトラックシーズンに、だれに注目すればいいか紹介していきます。
今回は東京国際大学編です。ではやっていきましょう。


昨年度の駅伝シーズン簡単総括

ということでまずは昨年の駅伝シーズンを総括していきますか。

箱根予選:8位通過
全日本:9位
箱根:8位

前年、まさかの箱根駅伝予選落ちから始まった今年度。4年生は、下級生の頃からチームを引っ張ってきた、佐藤榛紀を筆頭に、大林洸己・冨永昌輝・木村海斗・楠木悠人・益田郁也・白井勇佑・牛誠偉・吉住颯と、かなり選手層に限って言えば、東京国際大史上、1番豊富な世代だった、と言っても過言ではないと思います。
その為、なんとしても結果が欲しかった年度ではあった所でした。
その中で箱根予選では、エースのエティーリが苦しめられ、8位とギリギリの順位で通過。
続く全日本では、9位と次点でのシード落ちで、戦える事は証明していました。
その中で迎えた箱根では、2区のエティーリが区間新かつ区間賞も、3区の日本人エース佐藤が伸びきらず。ただ4区までしっかり7位で持ってくることができました。
出色の出来だったのは復路。
6区を59分ちょうどで抜け出すと、7区冨永が、区間4位、9区菅野が区間3位を獲得。
10区では4つ巴の中で、1番冷静な走りを見せて、最終的にスパートし8位でゴール。
亡くなられた横溝監督にも届く、シード権だったと思います。
ただ心配なのは出走メンバーの多さ。
往路は2区以外、復路も2人が4年生と言うことで、計6人が卒業しています。
その中でしっかり、シード争いを勝ち切れる力が身についてるのか、身についていない場合には、何が足りないのか、一緒に見ていきましょう。

戦力分析(新入生を含めない)ではそんな

という事で、分析していきましょう。

4年生

この世代はまさに、箱根駅伝シード権獲得の立役者たちです。まずは箱根駅伝9区で区間3位。今年のキャプテンである、菅野裕二郎です。
学法石川から来た、高校時代から有力な選手で、大学では少し苦しんでいた印象もありましたが、3年生になって一気に主力に。直近では上尾ハーフで61分台、直近の日体大で28:42。今季は昨年の佐藤榛紀のように、チームを支えて、彼の分まで往路で活躍して欲しい選手です。
クレバーな走りで10区の最後のスパート争いを制したのは、こちらも今年4年生の大村良紀。
クレバーな走りが持ち味と、安定感が持ち味。上りが苦手な所がありますが、貴重な主力選手です。
6区で東京国際記録を出したのは、中山拓真。正式タイムは59:00と、58分台まであと1びょうでしたが、最終学年にお預け。宮古島駅伝では、1区区間6位で走っています。
箱根駅伝では、走れませんでしたが、2年生の頃からロードの強さが魅力なのが川内琉生。
100回箱根予選では、学内日本人1位。全日本8区と長い距離での安定感が持ち味。焼津ハーフも上位で走っています。
また赤坂侑磨・川村智也・大平滉太・小原拓夢当たりの選手に、選手層の底上げを担ってほしい所。
この世代はいぶし銀の選手が多いですね。

3年生

この世代は、留学生が柱になっている世代。翻って、日本人は箱根の16人エントリーが0と、世代としてかなり苦しんでいる印象です。
まずはヴィンセント越えの留学生、リチャード・エティーリ。史上最速の留学生として名を馳せ、箱根では2区で区間新区間賞。直近ではベルリンハーフで、学生記録を更新しました。
控えの留学生という立場のアモスベットも、実力的にはかなり上位の留学生。エティーリが、かなり暑さを苦手としているので、出雲・全日本での出場の可能性も、大いに感じます。
日本人でまず紹介するのは松田拓也でしょうか。
昨年、唯一ロードの勝負レース(箱根予選・全日本大学駅伝・箱根駅伝)を、この世代で経験した選手で、予選会ではチーム内7位・全体145位と奮闘し、通過に貢献しました。
この世代でタイムを1番持っているのは、久保遼人。2回のハーフ63分台に加え、かなり早い段階で10000mの現在の自己ベストを出しており、今年は2年ぶりの自己ベスト更新が期待されます。
また今季宮古駅伝を走っている平賀大貴・欠場陽翔、2種目でベスト更新の菱田紘翔、29分台中盤のタイムを持つ登松大和らの飛躍に期待がかかります。


2年生

この世代が次の東京国際を担う世代。箱根を1年生で経験することは、出来ませんでしたが、その悔しさを糧に飛躍を誓います。
まずは1年の11月非常に好調だった小柴裕士郎。13分台・28分台をすでに持っており、箱根予選も経験しました。直近では調子が上がってないように見えますが、5月24日の全日本予選に向けて調整しています。
同じく16人エントリーを果たしたのは、政仁斗・古賀智也の2人。
4月末の日体大記録会で28分台に突入。この3人で、5月24日の全日本予選の突破の軸になれるでしょうか。
この3人が軸になるこの学年。
後の選手達だと、3000mSCで関東インカレ出場予定の岩本偲遠、5000mで14分一桁の阿部涼大、このあたりの選手達に台頭してほしい所だと思います。

戦力総括と今季の課題

ということで分析してきましたが、やはり選手層が、質・量ともに、特に3年生が非常に苦しんでいる印象。ただこの世代は、他のシード権争いになりそうな学校でも、苦しんでいる選手が多い傾向にあります。
あとは、往路経験者が日本人選手には0人ですから、3年生以下の世代から、往路で他校と競争力のある選手が欲しい所だと思います。

今季のキーマン

①久保遼人

まずは苦しんでいる3年生世代から。
1番タイムを持っている、久保遼人をピックアップ。
彼は個人としてはまず10000mの28分台突入を目指します。
彼と松田拓也を中心に、3年生世代が如何に戦力になれるかが、一つ肝心となってきます。

②小柴裕士郎

箱根出場が有力視された2年生も注目選手の1人
13分台・28分台を昨年の11月・12月に叩き出しました。
4月の日体大では29分半となりましたが、5月24日の全日本予選で通過に貢献するために、ここから状態を挙げていきたい所です。

③古賀智也

この選手も注目選手。この世代は小柴・古賀・政の3人は28分台を持っており、この3人で主力を担うことを目指します。
古賀は宮古駅伝ではエース区間を担い、首脳陣からの期待の高さがうかがえます。まずは5月24日の全日本予選で、彼の場合は後半組の走りを求められるかもしれません。

まとめ

ということで戦力分析と、キーマンのピックアップをしていきましたが、やはり佐藤榛紀ら卒業した選手達の不在を感じますね。何せ、箱根を走った10人中6人が卒業したわけですから、選手層は非常に厳しいと思います。
となると、首脳陣に求められるのは、育成をしながら、箱根でシードをとるというミッション。新進気鋭の中村勇太監督代行にとっては、非常に難しい任務になりますから、今季は中村監督代行率いる、首脳陣に注目が集まるでしょう。

あとがき

いかがだったでしょうか。
今回は春の定点戦力分析東京国際大学編としてやらせていただきました。
かなり時間がかかってしまい、これを書き終わるころには関東インカレが始まってしまったということで、遅れてしまい大変申し訳ないです。
皆様が大学駅伝を見るために助けになればいいなと思っています。
次回は東洋大学編となります。次回もよろしくお願いいたします。

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