【日本一細かい】102回箱根駅伝の戦力分析と区間予想 神奈川大学【中野監督2年目 昨年の箱根出走者10人とともに】
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私自身としては3年目になりました、箱根駅伝の戦力分析と、区間予想の記事、今回は神奈川大学編となります。
12/10に発表された、20大学のチームエントリーから、今回は神奈川大学の戦力分析と区間予想になります。
よろしくお願いいします。
エントリーとここまでの振り返り
エントリー
ではまず16人エントリーをざっとおさらいしていきましょう。

昨年箱根を走った10人は全員エントリーしてきました。また上尾ハーフを64:00以内で走った選手も、しっかり16人にエントリー。この1年でさらに、選手層が厚くなってきましたね。
主に外れたメンバーは、副将の塩田大空くらい?塩田は、箱根予選では集団走のペースメイクを担当し、チーム内7位に入るなど、しっかり実力のある選手。
目立つのは3年生世代の多さ。他校では、この学年が苦労しているチームが多い印象ですが、こうなると来年も非常に楽しみです。
箱根駅伝予選会 7位通過 10:36:07
次に、箱根予選の振り返りからしていきますか。
34位 宮本 陽叶 1:02:50 チーム内1位
48位 上田 航大 1:03:11 チーム内2位
58位 酒井 健成 1:03:18 チーム内3位
70位 三原 涼雅 1:03:24 チーム内4位
77位 花井 創 1:03:29 チーム内5位
82位 滝本 朗史 1:03:34 チーム内6位
115位 塩田 大空 1:03:59 チーム内7位
122位 大岩 蓮 1:04:03 チーム内8位
131位 山本 琉楓 1:04:09 チーム内9位
132位 志食 隆希 1:04:10 チーム内10位
146位 遠藤 優裕 1:04:18 チーム内11位
236位 平川瑠星 1:05:16 チーム内12位
昨年は、戦力の大半を占めていた4年生卒業や、エース宮本の途中棄権もあり、薄氷を踏む9位での通過に。ただボーダーとは2分以上の差がつくなど、しっかり安全に通過しました。
ただ、中野監督に言わせればそれは、背伸びした結果。その影響か、夏ごろまで走れない選手も多く、上田・志食・西坂・大岩など、全日本予選を回避した主力選手が多く出て、苦労した印象。
その為ファンからの前評判も、そこまで芳しくない印象でした。
その中で、エース宮本が稼ぐ役割。後ろは2つの集団を作って、前の集団は調子が良い場合は宮本を追い、後ろの集団は序盤抑えて、公園内からビルドアップの戦略をとりました。
その中で、エースの宮本は最後まで他校の主力と争い、立教大の國安と競り合ってしっかり62分台で帰ってきました。
その後ろチーム内2番手は、2年生の上田。スタート時点では、後ろの集団からのスタートでしたが、10㎞以降大きく順位を上げて50位以内に入り、次のエースであるという立場を内外にアピールしました。
その後ろからは、酒井・三原・花井・滝本としっかり、上位の準主力集団が入り、その後ろの集団走も、一切大崩れせずにゴール。なんと10番手のゴールは132位で、この順位は全校で2番目と、層の厚さを存分に活かして通過しました。
直近ハーフ&記録会
続いては、直近のレースを振り返っていきましょう。
11/16日体大記録会
6組
平川瑠星 28;46 PB
山本琉楓 30;19
7組
酒井健成 28;42 PB
上田航大 28;43 PB
花井創 29;08
大岩蓮 29;18 PB
三原涼雅 29;50
まずは11月半ばの日体大から。
6組では、予選会チーム内12位の平川瑠星と、山川琉楓が出走。
平川瑠星が28:46と、28分台に突入するPBを見せました。この組は、東洋大・迎や、城西大・三宅、東京国際・小柴など、各校の主力級もいる組でしたが、非常に良い走りだったと思います。
続いて7組。ここでは主力・準主力クラスが多く出場。
酒井健成・上田航大の2人が、しっかり28分台でPBを叩き出しています。また28分台ではないですが、準主力クラスの大岩もPB。花井も自己ベストではないですが好タイムを出しています。
11/16上尾ハーフ
新妻玲旺 1:02:16
近藤大智 1:02:50
阿部倫久 1:03:53
木村駿太 1:04:00
西坂昂也 1:05:15
続いて上尾ハーフ。
上尾ハーフでは、高校時代から有力な選手だった新妻が、大器の片鱗を見せる62:16。往路候補ともなってきそう。
また前回の箱根で4区を走った近藤大智も62:50のPBを出しています。
続いて16人エントリーを目指した、阿部倫久・木村駿太らも64:00以内で走っています。
この時点では、準主力クラスの西坂が、65:15と少し遅れていますが、しっかりエントリーに入ってきたので、問題ないと捉えるべきか。
甲佐10マイル
宮本陽叶 47:01
さて16人エントリーの3日前に行われた、甲佐10マイルでは、エースの宮本が、学生TOPとなる47:01の好タイム。
2区で66分台を視野に入れている、とのことですが、視界良好といったところでしょうか。
戦力分析
という事で、ここからは戦力分析という事で、私がオリジナルで作った、戦力構成早見表をもとに話を進めていきます。
戦力構成早見表

主力
主力としては、エースの宮本陽叶とともに、予選会でもチーム上位に入った、4年生の酒井健成と2年生の上田航大が担います。
酒井は昨年は予選会でチームTOPでしたし、上田も今季台頭。主力として計算が立ちます。
準主力
続いては準主力。
ここには11/16の日体大で10000m7組に出走したメンバーと、上尾ハーフで62分台を出した選手達が、入ります。
この中から1人が往路平地区間、最低3人以上が復路区間に回るのではないでしょうか。
10番手争い
続いて、10番手争い。
まずはいるのは、4年生の実績組である、志食と西坂が入ります。2人とも今秋以降、そこまで絶好調というわけではないですが、しっかりピークを合わせていければと思います。
3年生では、滝本朗史がまず上がりますか。予選会でも総合2桁順位で走れていますし、前回の経験や、復調気配、そして登りに対する強みもあるという事で、心強い存在になります。
また同じく3年生の平川瑠星も、楽しみな選手。前述した11/16に28分台を出しており、予選会の雪辱を晴らすことを、本戦出狙います。
また阿部倫久や1年生の木村駿太も、上尾ハーフでしっかり結果を残して、16人エントリー入り。ここから長氏が上がっていけば、出走のチャンスがあるかと思います。
特殊区間5区・6区考察
続いて山候補に関する考察ですね。
山候補には2人、昨年の経験者が2人います。5区の三原涼雅と6区の上田航大です。ただ6区の上田航大はもう既に主力に成長、6区続投には疑問符が付きます。
その6区には準主力の選手が1人、大岩蓮が手を挙げています。兄は100回大会で6区山下りを走り、神大記録を出した選手。本人は前回は1区を走りましたが、6区で神大記録の更新を狙います。
またその6区には、山本琉楓も手を挙げていますね。スピードはありますが、長い距離でも実績は少ない選手。おそらく6区の控えかなと思います。
また5区には、安定感が売りの三原涼雅が大本命ですが、準主力クラスから花井や滝本、そして予選会を走って、チーム内11位に入った遠藤優裕ら、3人が手を挙げており、層が厚そうです。
区間予想
という事で個人的な区間予想フェーズ。
こんな感じで考えてみました。
1区 上田航大
2区 宮本陽叶
3区 酒井健成
4区 新妻玲旺
5区 三原涼雅
6区 大岩蓮
7区 近藤大智
8区 滝本朗史
9区 花井創
10区 志食隆希
神大・中野監督は序盤を課題に挙げており、1区~3区に主力を並べるとしています。そうなると序盤3区間に、宮本・酒井・上田の3人を並べる可能性が、かなり高いと思っています。
その中で、2区はやはり、エース宮本が確定的。1区・3区をどうするかですが、上田のほうが、1区の可能性が高いか、と睨んでいます。上田自信が1区に対してかなり、明確に志望を見せていますし、本人の調子を見ても、可能性が高いと思います。
そうなると、酒井が2年連続3区の可能性があるかなと。
また山に関しては、ともに考察段階で第一候補とした、5区三原・6区大岩で予想しておきます。
残る往路区間は4区ですが、ここにはポテンシャルの高い新妻の可能性が
高いなと。上尾ハーフでも素晴らしかったですし、前回まで2年連続で裏の7区を走りましたから、4区のコースも知っています。
続いて復路。
9区は残る準主力クラスの中から、花井を予想。叩き上げの選手で、現在のチーム内では、近藤よりも走れているのでは、と考えています。
そしてもう1人の準主力クラスである近藤は、7区で予想しています。
次に上がるのは、滝本朗史。彼は10区の経験者ですが、5区候補に挙がるほど、登りが強いらしいという事で、8区に予想しています。
最後に10区ですが、予選会にも出走した4年生の志食を予想。志食と西坂の2択で、現時点での調子がよさそうなのは、志食なのでは?と考えています。
展望予想
展望予想ですが、神大の場合は、選手層の質を活かした復路勝負が基本線。ただその中で、課題となる序盤3区間で、どこまでシード権内や、15位あたりで食らいついていけるか、というのが神大にとっては、1番の焦点になってくるでしょう。
5区・6区の特殊区間に関しては、ある程度計算できますから、1区~4区でいかに取りこぼしなく進めるかが、大事になってきます。
稼ぎ頭となるのは、誰が起用されようとも、7・8区になるかと。ここで昨年とは違い、しっかり区間1桁で行きたい所です。
キーマン紹介
ここからはキーマン紹介です。チーム結果を左右しそうな選手をピックアップしていきます。
1.上田航大(想定起用区間:1区・3区・6区)

まずは次のエースとなる上田航大から。
上田は今回6区の起用も考えられますが、1区または3区の起用が濃厚。先述の通り、序盤区間で以下に食らいつけるかが、展開上だいじになってきますから、上田の走りが非常に重要になってきます。
2.新妻玲旺(想定起用区間:3区・4区・7区)

3.花井創(想定起用区間:4区・5区・8区・9区)

1番正直起用区間が予想できないのが、この花井。
チームの叩き上げの選手で、登りにも強いオールラウンド型の選手になります。彼がおそらく戦略上の要となるかと思いますから、中野監督としても、非常に大きな存在となります。
あとがき
いかがだったでしょうか今回は神奈川大学の戦力分析とそれによる区間予想と戦略、展望について語らせてもらいました。
中野監督2年目の采配となりますが、目標のシードに向けて、かなり難しいミッションになりますが、どうでしょうか?中野監督はかなり明晰な監督だと思っているので、非常に楽しみです。
また次の記事では東京農業大学の戦力分析と区間予想、戦略、展望について語る記事を書かせていただきたいと思います。次回の記事もよろしくお願いします。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
