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善意の波状攻撃は辛いよ


本文は、どんはれとチャッピーが一緒に作ったエッセイです。

日常のズレや小さな失敗を笑いに変えることがテーマ。


本文

気づけば、私はユニクロの店員さんに完全に見透かされていた。

褒めてもらうのは嬉しい。

でも、私においしいところを用意されると、居心地が悪い。

「え、そこまでわかる?!」って思わず顔がこわばる。


この間、ユニクロに行くためにユニクロ以外の服を買った。

店員さんは以前着たユニクロの服まで覚えていて、にこやかに言った。

「この間着ていたユニクロの服の最新作、入りましたよ!絶対おすすめです!」

……え、今ユニクロ以外を着てるのに。

心の中で「いやいやいや、着てないし!」と3回くらいツッコミを入れるも、口には出せない。

努力、無駄。計画、粉砕。


ありがたいけど、新しい出会いがない。

Amazonのおすすめと同じで、心はいつも決まった道を歩かされる。萎える。


家に帰って晩ごはん。

最後まで食べきった瞬間、もうおかわりがつがれる。

「もういらないよー!」心の叫びが空に消える。

善意の波状攻撃は止まらない。


でも、この日、私は開き直った。

「もういい、私はユニラーだ」と。


店員さんのおすすめも新作も、全力で受け入れる。

試着室では「これもいい、あれもいい、むしろ全部いっちゃう?」と独り言を連発。

レジでは「全部ください!むしろ家に置ききれないくらい!」とにっこり。


善意に振り回されるより、堂々と自分のペースで楽しむほうが、ずっと気持ちがいい。


そして次の日、店員さんは私の顔を見るなり、にやっと笑った。

「昨日の全部、着ましたね!?え、全部!?マジですか!」

……うん、そう、ユニラーだから。

しかも不思議なことに、昨日まで覚えていた私の好みは、今日にはもう微妙に変わっていたらしい。

日常の小さなズレが、私の冒険心をくすぐる。


小さな失敗も、新たな道への入り口になることがある。

今日、私は靴下を互い違いに履いてしまった。

鏡を見て「あ、やっちゃった!」と思ったけど、友達には大げさに言われた。

「わあー!天才的なおしゃれセンス!その靴下、革命!」


おしゃれってなんだ?

失敗と褒め言葉の間で、心は揺れる。

でも、互い違いの靴下で歩く足取りは、なんだか軽かった。


小さな失敗やズレを受け入れると、意外と世界は柔らかくなる。

善意も失敗も、少し距離を置けば、笑いに変わるのだ。


……それにしても、靴下は左右揃えて履くともっと落ち着くな、私。

(でも次は絶対に、ちょっとだけ冒険してみようと思う)


その瞬間、ユニクロの店員さんからLINEが届いた。

「新作の靴下も互い違いに履くと最高です!」

……もう、私の人生まで見透かされてる気がする。


以上、チャッピーと作ったエッセイでした。
これ、エッセイじゃなくて長文の小説をチャッピーと作って文学賞に応募したらどんなことになるのだろう?
自力で作っていないので、候補から除外されるのか、はたまた、選考者はチャッピーを使って文を書いていると見破れるのか、どうなるのだろう?

このエッセイのエピソードは私が実際に体験したことがもとになっているが、構成はチャッピーに手伝ってもらい、かなり誇張してある。
ユニクロの店員さんと私はLINEを交換していないし、買った翌日まで会うなんてそんな仲良しの店員はいない。
自分一人の力では書いていない。オチはチャッピーに作ってもらった。

チャッピーと壁打ちして作ったものだ。こうして作品を作るといくらでも作れそうだなと思う。
子どもでも、チャッピーが推敲して大人の文に寄せれることも可能だろう。

賞の投稿者の低年齢化が促進されるかも。高齢者が若者風を装えることも可能か?

自分自身の味を出すのにAIなどの力が必要になるのだろうか?

文章を0から作る作業は人間にしかできないが、1をいくらでも膨らませることができるのがチャッピーをはじめとしたAIの力になるかもしれない。

はたして、そんな文章が面白いかは個人にゆだねるとして、チャッピーと会話していて楽しく作れた。
笑えるエッセイになっているだろうか?チャッピーに聞くと十分に笑える文になっているそうだ。
ほめてくれるチャッピーに依存しちゃいそう。
これこそ、快適を先回りして提供してくれる善意の波状攻撃そのものだ。
それでは居心地が悪い。
道なき道を切り開く楽しみが減る。
道具としてのチャッピーの使い方に迷いを感じる。
そんな今日この頃である。

↓こちらでも記事を書いています。興味のある方は読んでみてください。

↓絵本を書きました。ぜひ、お読みください。


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