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51歳のおっさん、スイーツ目的で行った古民家カフェで、カレーに心を持っていかれた話

5月31日、日曜日の休日は昨日に引き続き車でぶらりドライブへ大阪・枚方市の北東部にある、穂谷。YouTubeで見つけた古民家カフェに。

大阪民で枚方と聞くと、ひらパー(日本の最古の遊園地と言われている)のイメージを持つ人も多いかもしれない。

でも穂谷は、同じ枚方とは思えないほど、空が広くて、山が近くて、畑の匂いがする場所だ。

夏にはひまわり。
秋にはコスモス。
季節によっては枝豆や芋など、畑の脇で地元の野菜が売られている。

そんな、ちょっとした小旅行気分を味わえる里山エリアに、気になる古民家カフェがある。
今回、新規開拓で行ってきたのが、枚方市穂谷にある《穂谷野菜cafe ツチノトイロハ》。

公式情報では、場所は大阪府枚方市穂谷2丁目6-1、KOMINKA 壬 -みずのゑ- 内。大正モダンな空間で、穂谷野菜と珈琲を楽しめるカフェとして紹介されている。営業時間は11:30〜16:00、営業日は月曜〜木曜とされているが、変更の可能性があるため最新情報はInstagram確認が案内されている。駐車場は店前に3台、第二駐車場もあるとのこと。電話番号は072-896-9131。

出典:KOMINKA 壬 -みずのゑ- 公式サイト、2026年6月1日確認。

古民家カフェのツチノトイロハ
玄関横にはメダカがお出迎え
店内の様子、日曜日の13時半過ぎお客さんは8割ほど埋まっていた。


外観から、もう雰囲気がある。

古民家をリノベーションした建物は、派手ではない。
でも、木の柱、瓦屋根、黒壁、玄関まわりの道具たちが、ちゃんと時間をまとっている。
そして入口にはメダカ。

これがまた、ええんです。

「さあ、店に入るぞ」というより、
「ちょっと田舎の親戚の家に寄らせてもらう」
そんな感じがある。

今回の目的は、実はスイーツだった。

古民家カフェで、静かな時間を過ごしながら、スイーツを食べる。
51歳のおっさんとしては、これだけで十分な休日のごほうびである。

ところが、行ってみるとスイーツがほとんどない。

ここで少し予定が狂う。

しかも、昼ごはんをまだ食べていない。
お腹はしっかり空いている。
これはもう、予定変更するしかない。

そこで注文したのが、穂谷野菜のカレー。

地元の穂谷野菜をふんだんに盛っている、ルーは主張しない程よくスパイスされ、ご飯は五穀米でヘルシー。



これが、嬉しい誤算だった。

まず見た目がいい。
濃い青の器に、カレー、五穀米、そして野菜がたっぷり盛られている。
サイドの野菜は、ただの添え物ではない。

葉物、パプリカ、れんこん、ヤングコーン、にんじん、紫キャベツ、ゆで卵。
色が多い。
食べる前から、身体に良さそうな説得力がある。

地域情報サイト「枚方つーしん」でも、同店では穂谷の野菜を買えるコーナーがあり、焼き菓子のテイクアウトもあったと紹介されている。また、夏の終わりから秋にはコスモスや収穫祭と合わせて利用するのもよさそうだと書かれている。
出典:枚方つーしん、2025年8月10日公開、2026年6月1日確認。

肝心のカレーは、これがまた優しい。

ガツンと辛さで攻めてくるタイプではない。
スパイス感はある。
でも、辛さで汗をかかせるというより、じんわり身体に入ってくる感じ。

五穀米との相性もよく、ヘルシーなのに物足りなさがない。
野菜を食べ、カレーを食べ、また野菜を食べる。
この繰り返しが、妙に心地いい。

気づいたら、一気に食べていた。

スイーツ目的で来たはずなのに、完全にカレーに持っていかれた。
こういう予定外は、かなり嬉しい。

友人が言うにはマフィン特有のパサパサ感が無く、しっとりしていて、チョコチップが濃厚らしいです。

友人は写真のチョコマフィンを注文。

見た目はシンプルだが、粉糖の白、チョコの黒、ベリーの赤がきれいにまとまっていて、皿の余白まで絵になる。
友人いわく、しっとりしていて、チョコが濃厚で美味しかったとのこと。

スイーツが少なかったとはいえ、こういう一皿が出てくると、やっぱりカフェ時間としての満足感は高い。

ちなみに、公式Instagramでは「枚方の里山穂谷の古民家カフェ」「大正モダンな空間で穂谷野菜と珈琲を」と紹介されており、ペット同伴不可、電話予約や前日までのDM予約案内も確認できる。
出典:穂谷野菜cafe ツチノトイロハ公式Instagram、2026年6月1日確認。

このカフェの良さは、料理だけではない。

穂谷という場所そのものが、すでに少し旅になっている。

市街地のカフェなら、食べて終わりになりがちだ。
でもここは、道中に畑があり、山があり、季節の花があり、帰り道まで余韻が残る。

「カフェに行く」というより、
「穂谷まで出かける」
という楽しみ方ができる。

51歳になって思う。

若い頃は、目的地だけ見ていた。
うまい店。
映える店。
有名な店。

でも最近は、そこへ行くまでの道、店の入口、玄関のメダカ、器の色、野菜の並び方。
そういう小さなものに、じわっと心が動くようになってきた。

今回も、スイーツを食べに行ったはずが、カレーに満たされ、古民家の空気に癒され、穂谷の景色に気持ちがほどけた。

こういう休日は、派手ではない。
でも、あとから思い出す。

枚方に住んでいる人でも、穂谷まで足を伸ばすと、ちょっと違う枚方に出会える。
ひまわりの季節、コスモスの季節、野菜が並ぶ畑の風景。

そのついでに、古民家カフェで穂谷野菜のカレーを食べる。

これは、かなりありです。

スイーツ目的で行った51歳のおっさんが言うのもなんですが、
穂谷の古民家カフェ、カレー目当てで行ってもええと思います。

敷地内にはお地蔵さんと横には井戸から地下水を汲み上げる手押しポンプがある。




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