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星の欠片を手に取れる気がして

幼稚園児くらいのころ
夜に母親とふたりで
家の中から窓を開けて
空を見ていたときのこと…
たまたまキラキラした星を見つけた
僕は唐突に隣にいる母に尋ねた

「ねえ、窓をあけて掃除機を空に向けて使ったら星の欠片取れるかな?」

母はひとこと

「どうかなー、眠っている誰かが起きちゃうかも知れないから少しだけね」

と言い掃除機を使わせてくれた
星の欠片を手にすることはできなかったけれど、
きっと生涯忘れることのない柔らかい記憶


#創作大賞2026 #エッセイ部門

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