退職後のおまけライフ
これからはおまけの人生なのだ!
私は、65歳になるのを待って仕事を辞めました。
退職理由は そんなに立派なものではありません。
単純に働くのがダルくなったから。笑
まぁもちろん、それだけではなくって、・・・
あたりまえだけど、親も高齢になって、馴染みの病院の件数も増えていたし、これからの健康に合わせ、私の時間を空けといた方が親も私も楽だよね、と。
・・・まぁまぁ自分のためもあるんでしょうか?笑
子どもたちも、なんとかやっているようで連絡もたまにだし、親として何か出来る場面も少なくなってきたのでそろそろいっかと。
もちろん、フルで年金が入るっていうのは、当然、算段してました。
だからめでたく、退職。
退職した日の気持ちは、
「やったー!」
です。
これからは自分の時間がたっぷりある、好きなことができる。
朝から晩まで自分の自由時間。
私は65歳からの人生を「おまけ」だと思っています。
これまで、無事に生きてこられただけで、ラッキーじゃないですか。
そしてもちろん、おまけだから価値がないという意味ではなくって、これからは肩の力を抜いて、自分のための自由時間だと思っています。
まずやりたかったボランティアの申し込みをしました。
「育ててもらった街に何か恩返しができないかな」そんな気持ちで。
だって、税金で小学校とか中学、高校とか賄ってくれてたんですよ、すごくない?って。まあ、大人たちが納税してたからなんですが。
最初に申し込んだのは育児ボランティアだったんだけど、親御さんの用事がある時などに子どもを預かる活動を市が主催で行っていたんです。
講習を受けて登録し、実際に3歳の子どもを預かったことがあるんだけど、久々の小さい子でドキドキ!預けられたお子様も知らない人でドキドキ!って感じで、とっても緊張しました。
ただ、久しぶりの小さな子どもは可愛くって、懐かしい。
でも正直に言うと、やっぱり疲れます。
自分の子どもとは違うし。
他人の子どもには責任が伴うから。
ケガをさせないように、泣かないよう、楽しく、親御さんが迎えに来るまで過ごしてもらえるように、少なからず気を張っていて、子育てをしていた頃は当たり前にやっていたことなのに、久しぶりだとこんなにも体力を使うのかと再認識させられました。
子育て中の親御さんって偉いよね?
そのあと、自信がなくなって育児ボランティアはお休み気味ですね。
その代わりに続いているのが美術館のボランティア。
もともと美術が好きで、実は昔、「美術館の監視員になれば作品を見放題じゃない?」と思ってアルバイトを探したこともあるんです。
かなり不純な動機ではありますが、でも美術が好きな気持ちは ほんとなのでいいですよね。
美術館のボランティアには、いろいろな人が集まっていて、年齢も職業も経歴も様々です。
美術が好き、理解があるという点で集まった人たち。
なので、その時間がとても心地いい。
特に子ども向けワークショップのお手伝いは好きな時間で、子どもたちが自由な発想で作品を作る姿を見ていると、こちらまで楽しくなる。
退職したら時間が余るかと思っていたが、案外そうでもなく、いや、やはり暇してたからか?
アニメにもハマってしまいました。
動画配信サービスで次から次へと作品を観て、アニメのゲームもダウンロードして、韓ドラからアニメの世界へと移住してしまいました
。
そしてある日、何気なく見始めた作品をみていると。
最初は男の子たちの青春物語だと思っていたんだけど・・・
ところが途中から、
「あれ?」
となって。
主人公の男の子たちが、付き合うことになってしまった!
BLだったのです。
そして沼の奥底へ
人生、何が起きるかわからない?
まさか60代になってBLに夢中になるとは思ってもいなかったんだけど、主人公が綺麗すぎたのがいけないのです。
好きな作品のTシャツをポチッとし、それを着てワクワクで作品展の会場へ行くということを初めてやってみました。
会場では画像撮りっぱなし興奮しっぱなしの時間で、ああ、これが推し活なるものね、と笑いながら、
「なるほどー楽しいわー」と。
最近ではBLカップルの配信を見るのも楽しみで。
さらにYouTubeにも驚かされています。
以前は何か調べる時といえばGoogleだったんですが、今は まずYouTubeを開くことが多いかな。
料理動画を見れば、野菜の切り方や下処理の方法がわかるし、魚の扱い方も見てわかるので。
「えっ、今まで知らなかった!」
と思うことがたくさんあったり・・・
この年齢になっても新しく知ることがあるのだから面白い。
65歳からの人生はおまけだと思っていたけれど・・・
実際には、
ボランティアをして、
美術館に通って、
アニメを観て、
推し活をして、
YouTubeで遊び、
猫と暮らしている。
おまけにしては、なかなか忙しい。
そして案外悪くないし。
むしろ、結構楽しい。
これから先、何年続くかわからないけど、
でもせっかくのおまけだ。
好きなことを増やしながら、楽しく過ごしていこうと思う。
もちろん、親の介護は入ってくると思うけど、無理せず自分の時間も作って過ごしていければと。

