コジコジに学ぶ多様性
さくらももこさんの「コジコジ」という作品をご存知でしょうか。
メルヘンの国の住人「コジコジ」と、周囲の人々の不思議なお話です。
コジコジは大変に能天気で、ちょっと(かなり)お馬鹿な生き物です。
クラスメイトには
・高橋留美子を敬愛する太陽のような見た目のゲラン
・興奮すると頭のヤカンが沸騰するやかん君
・そのやかん君が沸かすお茶に異常な執着をみせるカメ吉
などなど、個性的すぎるメンバーが勢揃い
なかでも私が好きなのは
飛べない上に泳げない、半魚鳥の「次郎くん」というキャラクターです。
次郎くんはコジコジの隣の席にいるせいで、コジコジの相手をしなければなりません。
毎度コジコジのズレまくりの発言や突発的な行動に振り回されてはいるのですが、このツッコミがあまりに鋭いのです。
「あっちいけよ」
「マジでこんなやつの相手するのやめなよ」
など辛辣な言葉を吐いています。
あまりに辛辣ではっきり言うので、毎度笑ってしまいます。
だからと言って仲が悪いわけではなく、毎日一緒にいます。
他のキャラクターたちも「コジコジにはちょっと難しいかもね、私にかまわないで」とか「コジコジじゃ役に立たないな」とかいうのです。
でもみんな仲良し。
クラスメイトはそれぞれ特徴を持っていますが
「あいつはあーいう奴だよね」
「私はこうだよね」
と、自分もみんなも自然に受け入れて生活しているようです。
多様性って、これで良いのではないかと感じました。
いつ何時も誰でも受け入れるのではなく、自分の時間は大切に。相手に合わせたり頼るべき時は頼る。
拒絶されたら悲しいけど、自分と一緒にいたくない相手の気持ちもそのまま受け入れる。
これは簡単なようで難しいことだと思います。
人間関係は、その時の情勢や相手の事情によって水の流れのように変わるものですよね。
いつか私も自然体で、
流れの中に浮かぶように生きていきたいな、と思います。
(コジコジ、YouTubeで配信されていますので是非)
