第4話「健康になりたい」が、不調を引き寄せる。
健康と向き合う。
Series
第4話
「健康になりたい」が、不調を引き寄せる。
前回の第3話では、
私にとっての健康についてお話ししました。
健康とは、
「本来の自分で人生を歩み続けられる状態」
それが、今の私の考えです。
まだお読みでない方は、ぜひ第3話からご覧ください。
今日は、皆さんに質問があります。
今現在、「絶好調だよ!」という方🙋
いらっしゃいますか?
ありがとうございます。
その感覚、とても大切にしてください。
では、もう一つ。
今、どこか身体の不調が気になっている方🙋
ありがとうございます。
今、自分の身体に意識が向きましたよね。
これは、どちらが良い悪いではありません。
今日は、そんな感覚で聞いていただきたいお話です。
健康になりたい。
そう思うことは、とても素晴らしいことです。
でも、ここに一つだけ落とし穴があります。
健康になりたいと思うほど、
私たちは無意識のうちに、
「健康ではないところ」
を探し始めてしまうことがあります。
腰が痛い。
肩が凝る。
疲れやすい。
体力が落ちた。
筋力がない。
健康診断の数値が悪かった。
気づけば、
身体の「できていないこと」ばかりに意識が向いてしまうのです。
もちろん、不調があれば病院へ行くことはとても大切です。
診断を受けることも、
必要に応じて薬を使うことも、
命を守るためには欠かせません。
私は医療従事者として、その大切さをよく理解しています。
でも、
ここで一つだけ考えてみてください。
膝が痛いから病院へ行く
特に画像的な所見は見当たらず、
膝の炎症として痛み止めと湿布を貰う。
痛みは無くなったから良かった。
症状が落ち着いたら、本当に健康になったと言えるでしょうか。
もし、
身体の使い方も、
生活習慣も、
考え方も、
何も変わっていなければ、
膝の痛みは事件現場なので
現場処理はできたかもしれませんが
犯人は捕まっていません💦
その犯人を捕まえないと
また同じ事件が繰り返されます。
私は20年近く理学療法士として、多くの方と向き合ってきました。
その中で感じたことがあります。
多くの人が、
「症状を治すこと」と「健康になること」を同じものだと思っている。
でも私は、
そこには少し違いがあると考えています。
症状を和らげることは、とても大切です。
でも、
健康とは、症状がないことだけではありません。
身体がなぜそのサインを出したのか。
今の生活の中に、何か見直せることはないか。
身体は何を伝えようとしているのか。
そこまで目を向けて初めて、
根本的な健康に近づいていくのではないでしょうか。
私はよく、
こんなお話をします。
悪いところ探し、無いものねだりをしている方はその部分にどんどん引っ張られます。
身体も同じです。
肩が痛い。
腰が痛い。
筋力がない。
体力がない。
そこばかり見ていると、
今日も歩けたこと。
呼吸ができること。
仕事ができたこと。
大切な人と笑えたこと。
そんな「本来持っているはずの良いところや有るもの」が見えなくなってしまいます。
だから私は、
健康とは、
悪いところを探し続けることではなく、
自分の身体と向き合い、理解し、整えていくこと。
そう考えています。
病院へ行くことも。
薬を飲むことも。
施術を受けることも。
運動することも。
すべては、
健康を整えるための手段です。
目的ではありません。
私が健康経営やカタメソを通して本当に届けたいのは、
健康法ではありません。
「自分にとっての健康とは何か。」
この問いを持つことです。
誰かに健康をつくってもらうのではなく、
自分自身が、自分の健康を考えられるようになること。
それが、本当の意味での健康づくりの始まりだと、私は信じています。
今日の問い
あなたは今まで、
**「健康になる方法」**は探してきたかもしれません。
では、
「あなたにとって健康とは何か。」
その答えを、自分の言葉で考えたことはありますか?
次回予告
第5話
「病気や怪我は敵じゃない。」
もし身体が本来の自分へ戻ろうとしているのだとしたら、
病気や怪我は、ただの「悪いもの」なのでしょうか。
身体からのサインという視点で、一緒に考えてみたいと思います。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願い致します‼︎
応援いただけるととても喜びます😆