育児・生活・その他について【出産当日】
けんた食堂が「昔のブログを掘り返してみたら子供が小さかった頃の事が詳細に出てきて読み止まらなくなった」と言っていた。
あと10日もすれば娘は月齢5ヶ月に差し掛かるが、生まれた日から思い出しながら俺も書いていくことにした。
けんた食堂が言うなら、信じましょう。
■2025/2/12
妊娠後期に差し掛かるあたりで、妻に立ち会って欲しい旨を伝えられる。
妻のうんこを見てしまう事と立会いを拒否する事、これらを天秤にかけた結果、後者の方が圧倒的に今後の夫婦生活に及ぼす影響がでかいと判断し、嫌々ながら立会いを決意。
当日は陣痛が強まった頃合いで病院に到着。ちなみに出産における脳内の資料映像があまりにも乏しく、当日はずっとドラえもん「ぼくの生まれた日」がイメージとして浮かんでいた。それくらい当日まで心身ともに準備ができていなかった。

看護師さんに誘導されるまま妻がいる部屋へ。カーテンをあけると妻がベッドにチューブとか何かを繋げられた状態で呻きながら横たわっていた。
妻はかなり強靭な方で、表立って身体の不調とか、痛みとかを訴える事がほとんどない。仕事柄大きな傷を作ってくる事が年に2,3回あるが、毎度「それ正解なんですか?」という処置を施して平然と過ごす。
その彼女が痛みに耐えかねて呻き声をあげている光景はそれだけで大きなショックだった。
「旦那さん来られましたよー」と看護師さんが妻に声をかけるも当然妻に返答する余裕は無い。あわあわしながらとりあえず背中をさする。
痛みが来るタイミングで腰を強く押して欲しいとの事で、ここから1、2時間はひたすら妻の腰を一定の間隔で押し続ける。
途中何度か先生が子宮口の開きをチェックしに来て、何度目かの頃、「うーん、じゃあとりあえずやってみようか!」となり、その場でお産の準備が始まった。
ちなみに俺はその時看護師さんの誘導で奥さんの真後ろにポジションを取らされた。
後から妻に聞いたら、事前に「夫は血とか内臓とかダメなんです」と看護師さんに伝えていたらしく、それによってFPS視点での立会い出産となった模様。妻も看護師さんもこれからの命の為にそれどころじゃないはずなのに、41のおじさんの希望を考慮してくれててなんだか自分が恥ずかしくなった。
準備が整ってからはかなり早かった。1時間かかんなかったんじゃないかな。
3780gとかなり大きな子だったけど、妻、4,5いきみくらいで産んでたと思う。さすがっす。
途中先生に「おへそ見て!おへそ!!」ってキツめに言われてた場面があったが、後から聞いたらおへそ見てを「おじさん見て」と聞き間違えて、先生の顔見ながらいきんでたらしい。
さすが。おもしろい。
なんにしろ母子共無事に産まれて本当に良かった。一般的には高齢出産だから。
出産後は2,30分程で退室を命じられた。
もうやる事はなかったので方々への連絡しつつ、病院を出て徒歩2,3分の立ち飲み屋で酒を飲んだ。できるだけ最速で。
多分父になった感想とか聞かれたんだと思うけどうまく答えられなかった。
そんな実感まるでなくて、「妻が母に脱皮する瞬間を間近で見てきた」のが正直なところだったと思う。
