命を繋ぎ止めるヒモ
ヤバい。
非常にヤバい。
ヤバいを通り越してヤヴァい。
僕は生命線を失った。
カウントダウンが始まる。
時は少し遡り、3月末。
我が家は引っ越しをした。
3月末というと 引っ越し界隈では繁忙期と言われる時期。
見積もりをとると引っ越しを諦めようかという値段を提示された。
足元見やがって…。
引っ越しさせる気あるのか…?
だが僕は値切るようなマネはせず、おとなしく引き下がった。
自分たちでするしかない。
僕はそう決意をかためた。
友人に連絡し、手伝ってもらう段取りをつける。
僕の爽やかな頼み事に友人たちは快く引き受けてくれた。
感謝。
そして引っ越しは無事に完了した。
大変だった。
記事が10個は書けるぐらい大変だった。
だが、そんな引っ越しで僕は生命線を失ってしまった。
スマートウォッチの充電ケーブルがない。
引っ越しを終えて数日。
スマートウォッチは虫の息だ。
「電力をくれぇ電力をくれぇ」と泣いている。
「待ってろ!今すぐにうまい電力をあげるからな」
僕は必死に段ボールの山を切り開く。
素人引っ越しは段ボールの数が異常に多い。
ない。
そもそも段ボールに入れた記憶がない。
関係ないUSBケーブルはウヨウヨと出てくるのに。
ケーブルを繋げてメデューサごっこをやりたい気持ちをグッと抑えて捜索を続ける。
ない。
スマートウォッチはいつUSBタイプCで充電できるようになるんだよ。
目覚ましやタイマーで毎日大活躍のスマートウォッチさん。
君がいなくなるなんて想像もできない。
もう僕とは同じ時を刻んではくれないのかい?
いいや。
僕は諦めないぞ。
君の命を繋ぎ止めるヒモを必ず見つけ出す。
たとえどんな困難が待ち受けようとも、僕は進む。
君と同じ時を歩むために。
え?
今日からAmazonのセール?
新しいの買っちゃうか☆
ではまた。
次回予告(ウソ)
「好きな飲み物が湧き出すスマートマグカップ」
の巻き。
