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殺人事件を解決せよ

あなたはこれから殺人事件に巻き込まれてしまう。

死体の第一発見者のひとりであるあなたは探偵役として犯人を探し出さなくてはならない。

なぜなら現場の状況から あなたも容疑者のひとりだからだ。
自分に向けられた疑惑を晴らすのはあなた自身。
犯人を特定するまでは警察には通報できない。
全員が匿名で集まった特殊な空間での殺人事件であり、誰しもが家族や知人に知られることを恐れているからだ。

そう ここは精神的なクローズドサークルとなっている。

容疑者はあなたを含めた4人。

noteのオフ会として集まった5人の人物。
あなたはその中のひとり。
与えられた役でこの事件を解決してほしい。
どの人物でもいい。
あなたの推理力が試される。



全員がこの日 初顔合わせだった。
オトメな主婦、研究者、爽やかな人、元ヤクザ、妖精の様な女性とバリエーションに富んだメンバーだ。

note内で交流があり、意気投合したこの5人は住んでいる場所が各々遠い為、グランピングで一泊しようということになった。
それぞれの身の上話やnoteでの話題で話が尽きることはなかった。

夜も更け、入浴をすると言い 研究者の男性がお風呂場に向かった。
しかし、いつまでたっても戻ってこない。
心配した他の4人が様子を見に行った。

しかし、浴室の外から呼んでも反応はない。
シャワーの音だけが響いている。

様子がおかしいということになり、爽やかと元ヤクザが扉をこじ開けた。

そこには全裸で横たわる研究者の姿があった。
後ろから見ていたオトメな主婦と妖精のような女性はそろって悲鳴を上げた。

警察に通報しようとするオトメな主婦を 爽やかが制止する。

全員が今日初めて会って殺人事件が起きたなんて警察には信じてもらえない。
全員が容疑者として捕まることになる。
自分たちでなんとか犯人を見つけた方がいい。

そう言うのだ。

その言葉に全員が押し黙る。
たしかにトイレ等の離席で全員に犯行のチャンスはあった。
全員がその意見に同意し 犯人捜しが始まる。

元ヤクザはこういう状況に慣れているのかテキパキと行動した。
死体と浴室の状況を確認したのだ。

後頭部に大きなコブができているので、おそらく後ろから殴られたのだろうと推察された。
そして鏡には指で書いたであろう文字が浮かび上がっていた。

「さわ」と曇った鏡に指で書かれていたのだ。

これはダイイングメッセージというやつか。
しかし、誰も各々の本名をしらない。
それは研究者も同じはず。
それにクリエイター名に「さわ」とついている者もいない。

しかし犯人を特定する手がかりはこのダイイングメッセージのみ。

オトメ主婦は「さわ」らぬに神に祟りなしといわれるほど怖い。
爽やかは「さわ」りたいほどのもち肌の持ち主。
元ヤクザは「さわ」がしい。
妖精のような女性は「さわ」会に絶対呼びたいほどの癒し系。

死ぬ間際に残したダイイングメッセージはわかりやすいものが望ましいだろう。
この「さわ」が指し示す人物とは。


さて、あなたには犯人はわかっただろうか。



よーく考えて答えを出すように。
犯人と間違われた人は深く傷つくだろう。


情報は少ないがよく考えれば必ず犯人を特定できるはずだ。
全てはあなたのひらめきと推理力に掛かっている。


さぁ心の中で叫んで。

犯人はー…
















おや。
浴室から物音がする。

4人は顔を見合わせた。
そして浴室の方を見た。

そこにはパジャマ姿の研究者の姿があった。
「いやぁ風呂場でこけちゃって気を失っていたみたい」
と笑っている。

「だれか助けてよ。素っ裸で風邪ひいちゃうよ」

研究員の言葉を遮って4人は同時に尋ねた
「鏡の文字はなんだったの!?」

髪の毛を拭きながら研究者は言う。
「僕は思いついたことを何でもメモするクセがあってね。サワークリームが食べたいなと思って書いたのよ」

こうしてオフ会の夜は更けていった。





ねぇ。
まさかとは思うけれど。
犯人を 爽やか と思った人はいないよね?

どうしてそう思ったの?

いや、言わなくてもいい。
僕にはわかるよ。

どうせ「爽やか」は「ぜんけい」だって思ってたんでしょ?

ぜんけいなら他の爽やかな人間を抹殺するって思ったんだ。

フフフ。

そんなわけないない。
だって

僕より爽やかな人間なんていないんだから。


ではまた。




次回予告(ウソ)
「食べ過ぎた時は瞑想して忘れよう」
の巻き。

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