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親子の時間をAIに譲るな 絵本の読み方

絵本が止まらない。


次男が絵本に関心を示すお年頃になった。

絵本を読んでとせがんでくる。

まだ言葉を操れない次男。

「あっ!」という原始的な意思表示で、絵本を読め!と指示が飛ぶ。


親は「はいはい、絵本ですね」とすぐに理解する。

すごい。

さすが親子。


そして読み始める。

まだストーリーというやつを理解できない次男はお気に入りのページと音がある。

まだ読んでいる途中ですぐにページをめくりたがる。

親は対抗して早口で文章を読む。


そしてお気に入りページにきたらキャッキャと笑う。

なんてかわいいやつなんだ。

こんなもん何度でも読もうじゃないか。


まだ2歳にもならない次男が好む絵本は短くて読みやすい。

もうほとんどセリフも覚えてしまった。

読み終わると人差し指を突き立てて、原始的な「あっ!」が響き渡る。


親は「はいはい、もう一回ですね」とすぐに理解する。

すごい。

さすが親子。


そして何度か同じ絵本を読んでいると、長男登場

普段はそんなに絵本を読んでと言わないのに、次男に誘発されて「これ読んで」と絵本をせがむ。

4歳が読む絵本は少し教育の匂いがただよい始める。


気軽に読めないし、長い。

これも言葉の勉強だと思い、頑張って読む。

30分も続けて読んでいるとかなり疲れてくる。


同じ文章を音読するというのはかなりの苦行だ。

さらにただ読むだけではもったいないので、絵を見ながらあれはなに?これはなに?と質問を挟みながら読む。

頭はフル回転。

疲れる。

でも親子の大事な時間。


そのうちひとりで読み始める。

本の内容を共有することが難しくなっていく。

さみしい。

今この時間を大切にしよう。


こまめに水分補給することを忘れずに。

イヤイヤ読まずに楽しく読む。

発育、発達に良い影響を願って。


そんな尊い気持ちで長男と絵本に向き合っていると、すぐとなりで「ビリっ!」という音がする。

次男は紙(絵本含む)を破るのがマイブームだ。


図書館の本は死守しなければ。

絵本を破られないように横目でみながら長男との絵本。

マルチタスクにも程がある。

聖徳太子の血筋かもしれない。


絵本ひとつでもこれだけの精神戦が繰り広げられている。

ひとりで。

そして勝手に疲れる。

なんとかならんのか。


AI音声に読んで貰うのがこれから主流になるだろうか。

大昔は親が子守唄をうたっていただろう。

今じゃSpotifyだ。


大昔は服でもなんでも手作りだっただろう。

今じゃ西松屋だ。


大昔は3食すべて自炊だっただろう。

今じゃイオンのお惣菜だ。


なんでもその時代の流れがある。

現代のAIブーム。

絵本をAI音声が読む時代がきてもおかしくない。

子育てもAIが大部分をサポートしてくれるかも。


今の感覚でいうとなんだか受け入れがたい気持ちだが、それが普通になるんだろうな。

今、子どもとの時間を大切にすることで将来、孫が産まれたとき、息子もボクと同じように子どもと接することを期待したい。

さぉ破れた絵本を修繕しないと。


ではまた。


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