Taiwan トリップ(エッセイ)
今日から、12月になった。昨日は、秋晴れで
暖かかった。落葉も美しい季節になる前の
10月下旬に、私は、初めての海外1人旅へ
出発した。
海外旅行に行くのも、人生初めてである。
今年の7月、近所のショッピングモールに
新しいスーツケース専門店が開店して、
好きな色の青いスーツケースを買った。
前にレンタルして、良くなかったからだ。
若い女の子の店員さんに、
「スーツケースを買ったら、きっと海外旅行へ行けますよ。」と、言われた。
関西万博へ行った後、9月初めに旅行社へ
フリープランの旅の申し込みをした。
新しいパスポートとクレジットカード
を作り、旅に必要な買い物をした。
10年有効にして、パスポートは2035年まで使えるようにした。
いよいよ出発の日。行先は、台湾で2泊3日の旅である。関空に行き、エバー航空の、午後便に乗った。海外の飛行機も初めてで、
関空のチェックインも、行列に並び、
緊張した。 台湾への入国カードは、10月から
オンラインだけ(2日前からだけ)になり、
YouTubeで解説を見て、手続き(入力)した。
機械に弱い私には、手続きが大変だった。
残念なことに、当日は曇りから雨になり、
飛行機はかなり、揺れた。
30分後に、機内食が出た。3時間弱のフライトで、出ると思わなかったので、
温かい炒飯、唐揚げ、クロワッサンなどが美味しかった。CAさんは、英語、中国語、日本語を話せる人がいて良かった。席の周りは、
中国人だらけだった。
その日の4時頃に、無事に台湾の桃園空港に到着した。空港で、日本円を台湾ドルに両替した。手数料は、30ドルだった。
空港の出口を出たら、旅行社のガイドさん
(女性)が札を掲げて、待っていた。メガネをかけたオバチャンだった。空港の外は、大雨で、ホテルへ車で向かった。
途中で、日本人の若い女の子が1人、乗ってきた。やはり、1人旅だと言う。
40分かかり、中山のエンペラーホテル(國王大飯店)に着いた。
ホテルは、少し古いがタブルベッドで、バスルームも広く、シーツもキレイで良かった。ミネラルウオーター(500ml)が2本、冷蔵庫に入っていて、うれしかった。
実は、台湾では、日本人は水道水は飲めない。(日本と水質が違う) 翌日も、ホテルでミネラル水の提供があり、良かった。
すでに夜の6時半になり、ホテルのスタッフに[近くで、安全で美味しい店]を訊ねたら、[駅のそばのデパ地下が、美味しいですよ]と、教えてくれた。
ホテルを出て、歩道(屋根が続いている)をまっすぐ、10分歩き、三越の隣の[誠品館]という、デパ地下で魯肉飯、野菜炒め
、たっぷりのワンタンスープのセットを食べた。フードコートで、1000円くらいだが、量も多くて、熱々で美味しかった。
写真と値段が分かりやすく、一覧表になっていて、良かった。
2日目の朝は、7時過ぎにホテルのビュッフェの朝食を食べに行った。すでに、多くの宿泊客が会場にいて、日本人ばかり!だった。
福岡、神奈川、京都から来たと、聞いた。
(数人に話しかけた) みな、2人以上のグループや団体ツアーで、[1人で来てる]と言ったら、驚かれた。朝食は、芋粥、野菜炒め、スクランブルエッグ、肉団子、みそ汁、フルーツ、パインジュースなどで、私は最後にホットコーヒーを飲んだ。
8時30分に、旅行社の観光ガイドさん(女性)が、ホテルに来て、車で出発した。
途中で、若い日本人の女の子2人(千葉から来た)と、合流して、女性4人で観光に出かけた。
まず、台湾のパワースポットの[龍山寺]に行った。変わったおみくじをしたら、私は
大吉!が出た。
龍山寺は、1738年創建、1947年再建されたお寺で、観世音菩薩がメインの神様で、
赤と金と龍が目立ち、可愛い+派手な感じのお寺だった。
(日本の寺は、シンプルで飾りがない所が多い気がする)
次に、[中正紀念堂]に行った。1980年に建造され、25万㎡の広い公園に高さ70m!の白亜の建物(5角形)で、中に巨大な蔣介石の座像があった。ちなみに5角形は、日本の武道館と同じである。
「学科」、「主民」、「理論」と大きく白壁に印字されていた。
[蔣介石]の像のある、大きな部屋の天井だけ、なぜか木で日本の張り子細工?のような
素晴らしい作りだった。
台湾の歴史を一番感じた、建物だった。
(中国は、正式には、台湾の独立を認めてない) 一緒に見学した、女の子が
「アニメ!みたいな建物だなあ」と、言った。
[その通りだ]と、思った。
ここで、ポストカード、お守り、キーホルダー、台湾カラー(赤、青、緑)の小物入れを
お土産に買った。
生憎の雨だったが、中正紀念堂の時は、
奇跡的に雨が上がって良かった。
次に、台北の大問屋街に行った。近年、
レトロな洋館をリノベーションして、
おしゃれな店が多い。
(だが、やはり古いままの店も多数)
ここで、縁結びのパワースポットの[台北霞海城]に行った。金運と、無病息災の神様が主神だが、1971年から、恋の神様=月下老人が有名になり、お参りすると[良縁]に恵まれるとのこと。
ここは、お寺専属のガイドさん(女性)が常駐していて、また変わった参拝を、日本語!で
詳しく教えてくれた。
350ドル払い、金紙と長い線香3本を買い、
線香に火をつけて、縦に持ち、こころの中で神様に自己紹介(名前、住所、年齢)さらに、
願い事を告げる。(無言のまま)
そして、線香3本を持ったままの姿で、
お寺の神様(3ヵ所)に参拝したあと、
お寺の入口にある、大きい香炉に線香を立てて、線香の煙を自分の手で、手招きする。
女の子2人は、「しっかりお願いしよう❗️」と、喜んでいた。縁結びの場所は、どこでも人気だなあと、私は思った。
お寺の主神は、カラフルな着物と金の冠をした像が、印象的だった。
お寺は、金、赤、黄色が目立つ内装だった。
この問屋街で、いくつか店を見て、
私はスイーツの[パイナップルケーキ]と、
グリーンの[ペンダント]を買った。
ここで解散して、私は台湾の地下鉄[MRT]に乗り、同じデパ地下の店で、台湾麺セットを食べた。魚出汁で、ワンタンもタップリで、
ホカホカで、とても美味しかった。
1人で、故宮博物院に行く予定だったが、
すでに昼の2時半だった。
雨で足元もわるいので、中山駅の
[台北当代芸術館]に行った。
昔の小学校を改装した、現代アートの美術館である。 シンプルで、変わった?作品ばかりだった。
照明を使ったものや、木々のアートが目を引いた。
夜の九分観光は、坂も多くて、海がそばで
風も強いと聞いたので、雨のなか、昼に歩き周り疲れたので、キャンセルした。
夕食は、台北のマクドでフィレオフィッシュセットをたべた。(中国語が分からず、片言の英語で注文した)
ホテルのそばの店で、[牛乳餅](スイーツ)を
マクドの帰りに買った。
(クラッカー2枚に、苺の牛乳糖を挟んだお菓子)
2日目の夜に、1分くらい日本の家族に電話した。
3日目は、帰国の日で観光はない。
ガイドさんが、予定より30分も早くホテルに
迎えに来た。(男性)
その後、4ヵ所くらいホテルを周り、同じ桃園空港から、エバー航空の午後便に乗った。
帰りは、日本の修学旅行生たちと、同じ便だったので、私のとなりは、クマのぬいぐるみを抱いた女の子(高校生?)だった。
帰りの機内では、すこし余裕が出てきて、
機内の音楽をイヤホンで聴いた。
オールディズのマライア・キャリーや、
ダイアナ・ロスの歌を聴いて、
[やっと、ホンとに海外へ行ったんだなあ]と、実感した。
夕方の5時頃に、無事に関空に着いた。
スーツケースが、なぜか荷物の一番最後に出てきて、すこし焦った。
夜の9時に、ようやく帰宅した。
今回の旅で、フリープランでガイドさんをお願いして、いろんな手続きを、1人で全て
手配した。
ここまで、長かった。
若い時は、体調やいろんな事情で、
海外へ行くチャンスがなかった。
だが、一つ長年の夢をかなえられた。
次の目的地(海外)は、実は、もう決めている。
また、飛び立つその日まで
元気で 私らしく、過ごそうと想う。
(おわり)
