【selfish】「花束」_ロックな花束を君に贈る
はじめに
今回はselfishの「花束」です。
「花束」の作詞作曲はsyosyosyosyosyoさんで、「星屑」や「透明無尽」の作曲をされています。
「花束」は曲名を見るとかわいらしい曲かなと思うのですが、歌詞を見るとワイルドで好きです。こういうところにもselfishらしさを感じます。
冒頭にナイフとか出てくるし。笑
【楽曲】
【歌詞】
「花束」はどんな曲?
「自分の心を信じて進め!とロックな花束を贈ってくれる曲」です。
「花束」は歌詞を読み解くというよりは、ストレートに表現している箇所が多いと感じるので、“思いのままに”受け取る曲だと思います。
初見の人がライブ見た時に、かわいい6人組のアイドルグループが出てきて、最初のイントロもかわいらしく、次にギターサウンドが入って、歌い出しが、“食い違うイメージ”…。しかも清水玲衣さんのエモくてかっこいい声で。結構びっくりすると思います。笑
また、“言葉のナイフで”の部分は音源とはまた違った良さがあります!
3つのポイント!
ワイルドすぎる清水玲衣さん
モノクロと花束の対比
思いのままに進め!
歌詞解釈
ここからは実際の歌詞を見ていきます。
食い違うイメージ
行き詰まる日々に
他人と自分比べては
救いようもない言葉のナイフで
傷付いた心からそっと
溢れ出した涙と声
「強くなんかなくたって別にいいのさ」
真っ直ぐな眼はそう知っていたんだ
「夢だなんて呼ばせやしないから」
ありのままもっと咲き誇れ
思い通りにいかない、行き詰る日々を過ごしている主人公。
“救いようものない言葉のナイフで”
ナイフは時に人を傷つけるものなので、自分にも比較している他人にも矛先が向いていると解釈します。
“「強くなんかなくたって別にいいのさ」”
“「夢だなんて呼ばせやしないから」”
傷ついた主人公の心から、そっと溢れてきた言葉です。強くあろうとしたり、他人と比較するのではなく、ありのままの自分でいいと、言葉の通りの解釈です。
また、この台詞の部分、“強くなんか⋯”が菜々子さんで、“夢だなんて⋯”がゆりさんです。菜々子さんは声質的にも生き様的にも、ワイルドな感じ合うし、ゆりさんは台詞調の歌詞は十八番(勝手に私が言っている)ので、最高に上がります。この「なこゆりパート」は「NO SUMMER NO BLUE」を思い出します。
胸張って生きてよ 他の誰でもない
この世でたった1人の君の色で
花束のような色彩の未来を描くよ
自由というキャンバス広げて
思いのままに
“花束のような色彩の未来を描くよ”
“自由というキャンバス広げて 思いのままに”
曲のタイトルである「花束」と、selfishのコンセプトである「自由」が歌詞に登場します。
この「花束」と「キャンバス」の表現について、同義であると解釈しました。
「花束」と「キャンバス」はどちらも「創造」を想起させ、「花束」で色鮮やかな感情や出来事など中身を表現、キャンバスで自由にそして無限に描いていける空間や場所を表現して、二つのいいとこ取りをした形になっているのではと思います。
「答えが見えなくなったら
自分の心を信じればいい」
ひとりひとりが違うから美しいってこと
君だけが教えてくれた
蕾のまま燻ってた暗い昨日も
この時をずっと待っていた
いつか散ること恐れもせず
綺麗に咲く花となって
“蕾のまま燻ってた暗い昨日もこの時をずっと待っていた”
「蕾」や「燻っていた」、「暗い昨日」という歌詞はネガティブに感じさせますが、“この時をずっと待っていた”とすることで、ナイフが自分や他人に向かないよう、「そんな時期も受け入れる」と解釈しました。
“いつか散ること恐れもせず 綺麗に咲く花となって”
すごく詩的で好きな歌詞です。
生き物の宿命で、咲いたものは散る運命にありますが、散ることを考えていては綺麗に咲けない。だから恐れるな!咲き誇れ!
このように解釈しました。
後悔はしないように
明日へ進んでいくよ
高い空 届くように 手を伸ばして
抱きしめた花束に 無限に続いていくストーリー
輝き放つ世界へ 飛び立とう今
2回目のサビです。
言葉の通り真っ直ぐに歌詞を受け取る部分かと思います。
きっとどれだけ 僕らが大人になったって
モノクロのような日々に足を取られても
色増していく 掛け替えのない
時間がくれた 光の中
その眼を開いたら
“きっとどれだけ 僕らが大人になったって”
“モノクロのような日々に足を取られても”
大人になるにつれて、考えが固定化したり挑戦を恐れ可能性を限定するなど、周囲と同質化してきます。それを“モノクロのような日々”と表現していると解釈しました。
“色増していく 掛け替えのない 時間がくれた 光の中 その眼を開いたら”
本来、色は光がないと見えません。物体に光が当たって反射・吸収されることで、その光が目に届き、脳が赤・緑・青の三原色の組み合わせとして色を認識するからです。
よって、“光の中”だからこそ色が増してくし、鮮やかになっていきます。
夢のような夢を これからも夢見るよ
何度だって 何度だって
色を重ねて もう何も遮るものなど無いんだよ
この夜が明けたら ほら
胸張って生きていこう これからもそうずっと
それぞれが描く未来 言葉じゃなくて
花束を贈るよ 進んでゆく君へ
自由に夢を彩って
思いのままに
“夢のような夢を〜何も遮るものなど無いんだよ”
花束はその時々の自分で何度も新しく作られるため、全く同じ色にはならないはずです。
“この夜が明けたら ほら”
先ほども記載しましたが、光によって色は認識されるため、夜明けの表現になっていると解釈します。
そしてクライマックス。
“胸張って生きていこう これからもそうずっと
それぞれが描く未来 言葉じゃなくて
花束を贈るよ 進んでゆく君へ
自由に夢を彩って
思いのままに”
解釈などいらず、歌詞の通りストレートに花束を受け取った。
思いのままに、自由に咲き誇れ。
おわりに~「花束」の推しポイント~
「花束」で特に好きなシーン及び推しポイントはココです!
渚:きっとどれだけ 僕らが大人になったって
立:モノクロのような日々に足を取られても
華:色増していく 掛け替えのない
華:時間がくれた 光の中
華:その眼を開いたら
ここあさん→ゆりさん→菜々子さんの順番で歌われるのですが、疾走感があってめちゃくちゃ上がります。
ここあさんとゆりさんの高い声質で繋ぎ、菜々子さんの低音の効いた声でまくり差す。綺麗にはまっていて聴いていて心地いです。飛行機の滑走路を飛び立つような、クライマックスに向けて最高の盛り上がりを見せるので注目です!
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