ミランダからの贈り物
私は自分の中の殿堂入りを作りがちです。
レベル40ともなれば、自分の好きなもの、嫌いなもの、あらかた揃ってくるのかもしれません。
私は大好きな友人がたくさんいますが、その中でもトップオブトップで殿堂入り、という友人がいます。
ミランダ(仮名)です。
ミランダとは大学受験浪人をしていたときに、予備校で同じクラスになったことをきっかけに知り合いました。
彼女と出会えた、その一点において浪人してよかったと思えるような出会いでした。
彼女とは志望校、志望学科が同じだったので、よく一緒に勉強しました。
彼女のお陰で大学に合格できたと思います。
そして同じ大学、同じ学部で、彼女と四年間、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
大学卒業以降、ミランダとは居住地が離れてしまい、頻繁に連絡をとることはなくなったのですが、以降ずっと誕生日プレゼントをやりとりしています。
おそらく私が最も多く誕生日のプレゼントを贈り、そして贈ってもらっている相手です。
ミランダからもらったバッグにミランダからもらったハンカチとミランダからもらったパスケースが入っていて、ミランダからもらった手袋とマフラーをつけている。
長年贈り合っているので、そういう状況になっています。
ミランダは新卒で銀行に就職し、バリバリ働きながら、中学生と保育園児の双子の母業もこなすパワフルな女性です。
そしてその忙しさから、私へのバースデーメッセージを数ヶ月遅れで送ってくれます。
先日ミランダから連絡が来ました。
ミランダ:
今年も既定路線で遅れたんだけど、お誕生日おめでとう!
私は娘の思春期と夫の壮年期と私の繁忙期が重なって、気絶しそうな数ヶ月だったわ!
エレノアの調子はどう?
エレノア(私です):
ミランダ!既定路線はあなたらしいし安心するわ!ありがとう!
私は妙に元気よ!最近ソファの妖精になってるから人間ドックでまた痩せろって言われちゃったの。やんなっちゃう!
ミランダ:
あなたは妙元期ね!
ドクターったらソファの妖精に野暮なこと言うのね!ところで今年は何か欲しいものはあるかしら?
エレノア:
妙元期!あなたって最高!
忙しいところ気を遣わせちゃってごめんなさいね。でも、そうね、あなたからならなんでも嬉しいけど、強いて言えば素敵なスリッパがあったら嬉しいわ!
ミランダはワードセンスが凄まじく素晴らしいのです。
彼女はかつて、銀行に努めて数年経った頃、自分のことを「駆け出しの金貸し」と言っていました。
この言葉は私の中でもちろん殿堂入りしています。
ミランダは春のスリッパも夏のスリッパも任せて!と返してくれました。
そしてまた一つ、ミランダから贈られたものが私の生活を彩ってくれるのです。
追記
エレノア✕ミランダシリーズ↓
いいなと思ったら応援しよう!
チップをいただいたら、善行に役立てたいと思います!