来週の相場見通し(6/15~6/19)②『違和感の強い株式相場』
1.はじめに
今週の株式市場は、週初の調整相場から、あっさりと回復し、週後半にかけて力強く反発した。週初のマーケットは、イラン情勢が緊迫化し、再びドンパチが開始されたことから、リスクオフの展開でスタートしたが、トランプ大統領がイランへの攻撃を中止し、イランとの停戦交渉の覚書締結を急ぐ姿勢を示したことで、市場のムードは変化した。トランプ大統領は、イラン情勢について、既に「オオカミ少年化」していることから、私は市場はもう反応しないと考えていたが、実際には市場はリスクオンモードとなった。それだけ、株式市場は「良い材料を探すだけの余裕」がある、「押し目買い待ち相場」だったのかもしれない。心配されたインフレ関連指標も市場予想を大きく超えず、一連の米国債入札も冴えなかったものの、とりあえずは消化した。週後半は、スペースXの巨大IPOの成功もあり、株式市場は何やら楽観ムードで週を終えた。私には、かなり違和感の強い週であった。
今週の金融市場を振り返りながら、来週に備えよう。また、アンソロピックのMythos 5およびFable 5の停止問題も最初に取り上げる。
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