廊下で眠る犬│犬の見る夢と虹の橋
うちの犬はシニア期になると、
廊下や部屋の真ん中に、
まるで「落ちてた」みたいに突然ごろんと寝るようになりました。
家の中ではいつも足元注意。
「あ、また落ちてた」
と笑いながら、
そっとベットへ運ぶのが日課でした。
でも、その寝顔が本当に可愛くて。
白目でも、
口がちょっと開いていても、
全部まるごと愛おしかったんです。
寝ているあの子を見ながら、よく思っていました。
いまどんな夢を見てるんだろう。
犬にも人と同じように、
レム睡眠とノンレム睡眠があるとされ、
夢を見るのは主にレム睡眠のあいだだと考えられています。
眠っているときに昼間の体験をなぞるような働きもあるらしく、楽しかったことを夢の中で見ているのかもしれません。
足がぴくぴく動いたり、
鼻をクンクン鳴らしたり、
小さく声が出たりすると、
夢の中で走ったり遊んだりしているのかもしれません。
子犬やシニア犬は、
夢を見る頻度が高いとも言われています。
また、高齢になると睡眠時間が長くなり、1日18〜20時間ほど眠ることもあるそうです。
眠る時間が長くなるシニア犬は、
もしかしたら若いころの思い出を、
眠りの中でたどっているのかもしれません。
廊下に落ちてたみたいに眠っていたあの時間も、実は楽しかったお散歩や、
元気に歩いていた日の夢を見ていたのかな。
本当のところは、その子にしかわからない。
でも、そうやって想像できる時間って、
飼い主にとっては小さなしあわせですよね。
起こさないように、
でも気になって見てしまう。
あの“つい見守ってしまう時間”も、
犬との暮らしの大事な思い出だなと思います。
「虹の橋」の話を思い出すこともあります。

そこでは、病気だった子も年老いた子も元気な体を取り戻し、大好きな飼い主にまた会えると言われています。
その物語に救われる日があります。
うちの子も今ごろ、
気持ちよさそうに昼寝しながら夢を見ているかな。
廊下に落ちてたみたいにごろんと眠るあの姿を思い出すたび、
今でも少し泣いてしまいます。
白目でも、口が開いていても、世界一かわいい寝顔だったよ。
また会えたら、まずはいっぱい撫でたい。
そして聞いてみたいんです。
「どんな夢を見てたの?」って。
明日もあなたにとって穏やかな1日になりますように🍀
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