自分で引いた境界線を、踏み越えてみる│看護師、ときどき旅人日記
今日は特別な日なので、もう一つだけ書き残しておこうと思います。
大切な愛犬の三回忌を迎え、心の中を整理していたら、ふと気づいたことがありました。
ずっと自分を閉じ込めていた「箱」の存在。
そして、その外側に広がる景色のことに。
ずっと四角い箱の中に閉じ込められたような、窮屈な感覚がありました。
でもそれは、誰かに強いられたわけではなく、
いつの間にか自分で自分を囲っていた箱だったのだと思います。
「このくらいが限界だろう」
「新しいことに挑むには、もう遅すぎる」
そうやって、自分自身の周りに静かに線を引いていました。
最愛の犬を看取り、介護という大きな役割が終わったとき。
ぽっかりと空いた時間の中で、私は何度も、ぐるぐると考えました。
そしてようやく、もう一度、人生の景色を広げてみようと。
私は旅が好き。
理由のひとつは、現地の人たちとのつながり。
言葉は完璧ではない。
これまでは、身振り手振りと翻訳アプリで、どうにか切り抜けてきた。
それでも、世界の人々の価値観や、異なる視点に触れるたび、私の心は確かにわくわくしていた。
今回は、ただの「旅」で終わらせたくない。
一歩踏み込んで、その土地で"暮らしてみたい"と思いました。
これまでの人生、看護師としての経験がほとんどだったことも、どこか心残りでした。
人生の後半戦、自分にまだ何ができるのか。
それを「可能性」という言葉のままにせず、
自分の足で立ち、
自分の目で見て、
「確信」に変えに行きたい。
自分で引いた線の外側には、まだ見たことのない景色が広がっているはずです。
「もう遅い」なんてことはない。
私も、この小さな箱から一歩踏み出してみます。
もしあなたも何かに迷っているなら、
それぞれのタイミングで、
箱の外に出る日が来るのだと思います。
-明日もあなたにとって穏やかな一日でありますように🍀-
三回忌の朝に、静かに綴った「願いの記録」です。
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