日常に疲れたら、大自然の中へ
週末に、新潟の越後湯沢へ旅行に行きました。
温泉、食事、景色など、感動するポイントはたくさんあった中で、最も強く印象に残っているのは、「大自然には人を癒す力がある」ということです。
大自然が持つ3つの癒しについて、わたしの旅行体験も交えながら、書いていきたいと思います。
まず、その大きさに癒されます。
越後湯沢はたくさんの雪山に囲まれ、その大きさに圧倒されます。人間なんて、ほんとうにちっぽけな存在でしかないんだなと思うと同時に、その雄大さに、どこか守られているような安心感を覚えるのです。普段から悩んでいることも、大したことはないなと思えます。抽象的ですが、「自分だけが必死に頑張らなくても、世界はそこまで変わらない」という気持ちになり、ちょっとほっとするのです。

泊まった旅館で露天風呂に入ったのですが、そこからの景色も、息を呑むほど美しかったです。雪山の白色、青空の水色、そして枯れた木々の茶色のコントラスト…こんな景色を見られてよかった、ここに来られてよかったと、心の底から思いました。
次に、その静けさに癒されます。
都会の喧騒から離れ、大自然の中に身を置くとき、心が洗われる感覚があります。特に雪は、音を吸収するので、街中を歩いていても、しんとしています。高校生の頃に札幌に住んでいたので、雪国の生活を思い出し、とても懐かしくなりました。
いつも聞いている、人々の話声、駅のアナウンス、車のクラクション…わたしたちは実に多くの音の中で生きていて、それは同時に大きなストレスにもなります。
静かな世界は、心に平穏をもたらします。
最後に、「何もすることがない」ことに癒されます。
大自然の中では、大自然を感じること以外に、特にやることはありません。でも、それで充分です。日々のタスクから解放されるという経験は、なかなかできないものです。
JR上越線の秘境駅、土合駅を訪れました。
ホームに降りて、400段をも超える階段を下っていくと、向かいのホームに辿り着けます。モグラ駅というなんとも可愛らしい名前もついているこの駅。電車は一時間に一本ペースなので、ホームについたら何もすることがありませんでした。スマホをいじるのにも次第に飽きて、いっしょに来ていた彼とおしゃべりしたり、冷え切った地下の空気を感じたり。
退屈といえばそうですが、これは贅沢だなと思いました。やることが多い現代社会では、何もすることがないというのはとても貴重な時間です。自分のことを見つめなおす機会にもなりました。いまの仕事のこと、生活のこと、かかわっている人たち、そしてこれからのこと…たくさん想いを馳せました。

以上、大自然のなかにいるとなぜ癒されるのかと、わたしの旅行記でした。
最後にひとつ、書いておきたいなと思うこと。それは、旅行にいったり自然に触れたりすると、日常のありがたさが身に染みるということです。
便利さだったり、快適さだったり、慣れたところで過ごせる安心感だったり。
わたしたちが「退屈だ」と嘆く日常は、実はたくさんのすばらしさで溢れています。
自然からもらったパワーを、日常に還元して、また頑張りたいです。
