【令和の船中八策】佐藤航陽の宇宙会議
若手IT社長がインフルエンサーに
いや、ありがちだけどさ。IT社長がインフルエンサーになるって。だけど、この人、ガチで日本の将来を思ってる!
本記事では佐藤航陽の船中八策を簡単に紹介する。ご興味を持ったら、ぜひ、YouTube動画を直接見ていただけたら、と思う。
佐藤航陽って誰?
YouTube番組『佐藤航陽の宇宙会議』の説明欄には以下のように書いてある。
【プロフィール】 起業家・発明家。人類が宇宙空間と仮想空間で暮らせる未来を目指して、宇宙ステーション・宇宙ロボット・宇宙デジタルツインの開発を進めています。ITで起業 → 20代で上場 → 年商200億円 → 宇宙で起業。著書40万部ベストセラーを記録。
wikiには下記のような来歴が記されている。
福島県福島市生まれ。15歳から、自己流の商売を始め、生活費などを稼ぐようになる。福島県立福島高等学校卒業、早稲田大学法学部中退。2007年、イーファクター株式会社(現メタップス)を設立。2015年 東証マザーズに上場 、創業者として145億円相当の資産を得たとされる。 2017年には宇宙開発を目的とした株式会社スペースデータを創業。2018年には食糧問題解決を目指して株式会社レットを創業し、各社の代表取締役に就任。
まあ、華々しい。生まれたのが1986年だそうなので、現在39歳。21歳で株式会社を設立し、145億円相当の資産を得た、と。各種SNSフォロワー40万人、書籍売り上げ累計40万冊ですと!(インスタのプロフィール)
だけど佐藤航陽がすごいのは、そんなことじゃない。YouTubeではいろいろな人と対談をしているけど、結構な年上の、どの人との対談も噛み合っているし、聞いていて面白い。
佐藤航陽は、超お金持ちで成功者で、頭がよく、一風変わった人物のようだ。そして、彼のひいお爺さんはA級戦犯の永野修身で、佐藤航陽は永野から引き継いだものがある、と自覚しているのだ。
船中八策って何?
幕末の志士 坂本龍馬がまとめ、新国家体制の基本方針となったという。
「船中八策」は、坂本龍馬が慶応3年(1867年)に新国家体制の基本方針をまとめたもので、政治における具体的な提案としては、朝廷を中心とした公議政治体制の実現、不平等条約の改正、憲法の制定などを提唱しました。その具体的な内容は、小説や史料を通して広く知られていますが、近年は実際の文書の存在が疑問視される研究も進んでいます。
wikiによれば、これは司馬遼太郎らが広めた小説上のフィクションなのだそうだ。
令和の船中八策とは?
これはもう、動画を見ていただいた方が早いのだが、せっかくなので、骨子だけでも書き出そう。
当動画0:50「日本の国づくりみたいなのを真剣に考えなきゃいけないな」
当動画1:58「自分たちの世代でやった方がいいんじゃないか」
当動画3:39「次の日本の姿」「ビジョンの策定」「日本の国家としての方針」が必要。
…という動機のもと、下記の案を提示している。
一 精神性についてのリーダーシップという役割
世界的に見て日本の歴史・文化は資産なのだが、戦争に負けて自虐史観に染まっていった。また、気配りができる、全体を見て配慮できる精神文化が日本にはある。欧米でのマインドフルネスや禅のブームしかり。日本は精神性におけるリーダーシップが取れる国なのではないか?
二 教育改革
日本はどういう国で、日本人とはどういう人々なのか?これを問い直す。日本の強みや他国との違いがはっきりする。意識改革の中で、もう一回精神性・歴史・文化にもう一回焦点を当てる必要があるのでは?可視化してみる。そのための教育。自国を誇れる教育が必要。勝者敗者が入れ替わっていたら、世界って全然違う形をしていたのではないか?日本はどういう方向性でいくのか、強固なビジョンを掲げて教育改革を行う。精神性の教育が必要。
三 安全保障・防衛
戦後80年間、日本はアメリカの統治下にあった。しかしながら日本人にこういう話にアレルギーのある人も多い。そうなるようにプログラムされてきた。ウクライナ、台湾有事、宇宙空間・サイバーセキュリティの戦争に追いついていない。安全保障・防衛の話ができないのは致命的。今後、地政学的な争いに巻き込まれた時に、これが議論できなければ、国の成り立ち、国の投資、産業などの話もできない。この話ができない限り、他国と対等に交渉していくこともできない。安全保障・防衛の議論を正々堂々とやっていく必要がある。
四 産業の創出
戦後は、戦前戦中の陸軍や海軍の技術を民間に転用することで、日本のモノづくりの技術の土台が作られてきた。新幹線や鉄鋼、白物家電はそういう分野。他国は、産業と大学、政府と安全保障・防衛は絡み合いながら産業を作っていく。デュアルユースと言われる。防衛の技術が民間の産業を生み出し、民間の産業技術が安全保障・防衛に活かされながら、その国の産業を育てていく。他国では当たり前。だが日本では安全保障・防衛の議論ができていないので弱い。GAFAMはまさにそう。産官学防衛が日本では切り分けられている。だから太刀打ちできない。統合された戦略を考えながら実行していく。今は平時ではなく有事。日本国としてオープンに議論していくべき。日本の国家ビジョンをもう一度すべき時に来ている。
五 選択と集中
欧米の政策の後追いをして、右往左往しなくてよい。
六 コンテンツとテクノロジーの融合
日本はクリエイティビティが強い。コンテンツ産業。架空のものに魂を込める。敬う。そういう文化が強い。漫画、アニメ、キャラクター。自然に他国より優れている。クリエイティビティを伸ばす政策。米国やヨーロッパは、プラットフォームなど土台や枠組みを作るのは強いが、中身やコンテンツ、人を感動させたりは日本が得意。コンテンツとテクノロジー(AI、CG、コンピュータ技術)を融合させる領域を重点投資として考える。それを強みにして他国に輸出していく。これを土台にして日本人の精神性を世界のリーダーシップにしていく。これを戦略として掲げていく。
七 少子高齢化
少子高齢化を乗り越えた初めての国家になりうる。ロボット、AI、エンターテインメント、を含めた新しい技術によって少子高齢化を乗り越えていく。少子高齢化を逆手にとって、強みにして産業を作っていく。少子高齢化をベースにした国家戦略を作っていく。重点投資領域にする。
少子高齢化は弱みでもあるし強みでもある。他国の後追いをやめれば、強固な産業を作っていくことができるのでは?労働力が足りなくても無人でロボットが補っていく。日本人としての労働時間は減っていくけど、生産性は下がらない、新しいモデルを作る。人々は創造的な時間を持つ。人類の未来の形。ピンチをチャンスにする思考を取り入れていく。
八 防災
日本の歴史は災害の歴史でもある。災害を予防する技術、検知する技術を発達させたり強みに変えていく。災害警報や避難経路。他の国々と共有していく。防災でのリーダーシップがとっていけるのでは?
国際社会における日本の戦略的展望
佐藤航陽は下記のように自身の動画の内容をまとめている。
まとめ
今まで弱みだと思ってきたことを、日本人の特徴、日本という国の特性、際立った点というものを、極限まで尖らせる。
自虐史観からの脱却
教育含む
産官学の連携
防衛含む
日本の強みに重点投資
今後、肉付けしていきたい。議論をしていきたい。
現在の日本は歪んでいる。それを正確に事実として認識することが重要。その上で、他国と日本の成長モデルの違いを認識し、もう一度ゼロから成長モデルを考えてもよいのでは?
米国とC国の戦略は驚くほど似ている。表現の方法は違うのだが。今強い国がどういう戦略で国を運営しているか、もう少し深く研究し、議論する。タブー抜きでやっていく必要がある。
このままいけば、日本という形がなくなるかもしれない危機感がある。ピンチをチャンスに変える時。もしかしたら、本当の意味での独立を勝ち取ることができるかもしれない。
おわりに
自分の感想を書いてみると…
彼の議論は、ごぼうの党の奥野卓志さんとも、参政党の神谷宗幣さんとも、はたまた、三橋貴明さんや藤井聡さんとも重なり合うところがあるのでは、と感じた。
ぜひこうした人たちとも対談していただきたいなぁ。
おまけ:さらに見識を広げたり知識を深めたい方のために
ちょっと検索して気持ちに引っかかったものを載せてみます。
私もまだ読んでいない本もありますが、もしお役に立つようであればご参考までに。
佐藤航陽の宇宙会議
なぜ、YouTubeを始めたか?
佐藤航陽の著書など
こういうところが原点なんだろうなぁ。
佐藤航陽の対談、インタビューなど
10年前の対談記事。
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