ドル切り下げ&暗号資産&米帝国崩壊…??
昨日は『マクロ会計学』を読んでいるという読書記事を書いた。
するとね、ちょうど貿易赤字の米国はドルをいつか切り下げるし、金利を上げることのできない先進国の土地や株式はバブル状態であり、いつ崩壊するかわからない、と書いてあるところを読んだ時にね、もう、立て続けに、『米ドル崩壊へのカウントダウン』だの『アメリカ帝国は崩壊のフェーズに入った』だのという動画がオススメに出てくる。
どちらもすごく良くできている動画だと思ったので、ご紹介する。
時間節約のため、googleのAI notebookLMに要約してもらいました!
アメリカ帝国は崩壊のフェーズに入った
日本富民安全研究所さんの動画。確か九州にお住まいのYouTuberさん。林千勝氏や三橋貴明氏近辺の人たちを招いて番組作っていたけど、今は年上の人はいなくって、比較的お若い人がお一人で作っている感じなのかな?
でも、内容は濃いと思ったので、お知らせします。
巨大なローマ帝国。誰も崩壊するとは思わなかったでしょう。米帝国も誰も崩壊するとは思っていませんよね、今は。だけど、ローマ帝国と米帝国は似たプロセスをたどって崩壊しようとしている。
米帝国とローマ帝国の衰退の類似点
繁栄の基盤であった「中間層」の喪失
「パンとサーカス」による統治と依存
通貨の質の劣化と金融緩和
政治の停滞と「現代版の中世化」
もちろんこれは極端なシナリオだ。現代の中世化まで行くかどうかはわからないけど、上のシナリオの1~3まではローマ帝国と一致しているじゃないか!!それだけでも十分興味深い。では内容を見ていこう。
AIによる要約:
アメリカ帝国の崩壊:ローマ帝国の歴史に学ぶ衰退の構造
現在のアメリカは、かつての強大な帝国としての外見を保ちつつも、歴史の必然としての崩壊プロセスに入っています。この過程は、古代ローマ帝国の衰退と驚くほど多くの共通点を持っています。
1. 繁栄の基盤であった「中間層」の喪失
ローマ帝国の繁栄を支えたのは、自前の装備で戦う自由農民(中間層)でした。しかし、領土拡大に伴う奴隷の流入により、コストの安い奴隷労働を用いた大規模農園が台頭し、維持コストのかかる中間層は市場競争に負けて没落しました。 現代のアメリカも同様に、第二次世界大戦後の分厚い中間層がパックス・アメリカーナを築きましたが、グローバリズムによる産業の海外移転と株主資本主義の浸透により、富が資本家へ集中する構造に変わりました。その結果、労働者の賃金は自社株買いや配当に回され、帝国の屋台骨である中間層の需要と供給能力が失われる「空洞化」が起きています。
2. 「パンとサーカス」による統治と依存
生産手段を失った市民の不満を抑えるため、ローマは食料と娯楽を無償提供する「パンとサーカス」を行いました。現代のアメリカでは、これが**「フードスタンプ(ジャンクフードの配給)」と「YouTubeなどの安価な娯楽」**に置き換わっています。国民は高い生産性を失いながらも選挙権を保持しており、権力者はこれらを与えることで体制を維持しています。また、借金(クレジット)によって見せかけの需要を創出していますが、その実態は返済不能な債務の上に成り立つ危ういものです。
3. 通貨の質の劣化と金融緩和
帝国が衰退する際、共通して**「通貨の劣化」が起こります。ローマが銀貨に混ぜ物をして銀の含有量を減らしたように、現代のアメリカは「金融緩和」**によって大量のドルを供給し、中身の伴わない経済の膨張を続けています。これは実質的にドルの価値を希薄化させる「麻酔」であり、国民の生活を実質的に貧しくさせています。
4. 政治の停滞と「現代版の中世化」
崩壊へ向かう帝国では政治が停滞し、権力構造が固定化されます。トランプ氏のような指導者であっても、既存の権力構造を維持することに終始し、中間層を復活させるための根本的なメス入れは困難です。 今後、制御不能なインフレや増税が襲いかかるとき、人々は納税を拒否し、都市部(ニューヨークやワシントン)から地方へ逃げ出して自給自足の生活を始める可能性があります。これはローマ末期に人々が別荘(ビラ)へ逃げ込み、後の中世封建社会へ繋がった歴史の再現であり、アメリカという巨大システムが断片化していく**「現代版の中世化」**の予兆と言えます。
このように、中間層の崩壊、通貨の劣化、そして社会の機能不全というプロセスを経て、アメリカ帝国は歴史的な解体へと向かっています。
米ドル崩壊へのカウントダウン
貿易赤字と財政赤字。かつて双子の赤字と言われたが、現在も同じ状況が続いている。トランプ政権下で、この2つを解消するのに編み出されたのが下記の2つである。
貿易赤字と財政赤字解消のために
米国債を担保にしたステーブルコイン発行
実際に米政府はステーブルコインに関する法律 GENIUS 法を整備し、『ステーブルコインが2兆ドル規模の米国債需要を創出可能=米財務長官』などと豪語??している。
ステーブルコインとは暗号資産の一種で、法定通貨に1対1で換金できるというもの。現在では暗号資産取引サイトでのみの換金だが将来的には銀行などでも換金可能となる予定。日本でも法整備が進んでいる。
GENIUS 法は結局のところ米中央銀行であるFRBを回避し、政府がお金を自由に発行できる仕組みである!!いわゆる「財政ファイナンス」。
…そういう点で参政党の松田学議員が提唱する松田プランに似てる??暗号資産を使う点でも??
金再評価によるドルの切り下げ
金に対するドル切り下げについての正式な情報発信はないようだ。
だが、米国債という借金をチャラにするにはいい方法だ。『マクロ会計学』にも書いてあるp134。金融を知っている人であれば誰もが思い至ること。
日本政府や日本人にとって厄介なのは、コレだ。日本の対外純資産はほとんどが米国債なのだそうだ。米ドル切り下げられたら、日本の持っている純資産はたちまち半減する!!米ドル積立やNISAでS&P500を買っている人も影響を受けるかもしれない。
じゃあ、ドルに対して円高になるわけだから、輸入にとってはいいのでは??とんでもない。各国通貨が全部同じ影響を受けるわけなので、海外純資産を米国債をたくさん持っている国ほど、影響を受けやすくなる、その国の資産が目減りし、信用も目減りする!
C国はすでにドルに見切りをつけ、米国債の借り換えを行わず、少しずつ保有を減らしている。さらにC国が金をたくさん買っているということは知れ渡っている。米ドル切り下げに備えているのかもしれない。
AIによる要約:『米ドル崩壊へのカウントダウン』1〜3について
2026年から2028年にかけて想定される米国債のデフォルト危機と、それを回避するためにトランプ政権の財務長官スコット・ベッセントが企図している「ドルのグレートリセット」戦略、および日本への影響と個人レベルの対策について詳細に要約します。
1. 米国債が直面する2026年の危機:未曾有の債務とデフォルト・リスク
米国債の残高は現在**38兆ドル(約5,000兆円以上)**という、日常生活では想像もつかない巨額に達しています。特に2026年度は、過去の政権が発行した短期債の満期が集中する時期であり、9兆ドルもの満期返済が襲ってきます。
これに加え、年間1.2兆ドルの利払い(日本政府の利払いの約3.5倍)が発生し、さらに2兆ドルの財政赤字が見込まれています。政府はこれらを賄うために、合計で11兆ドルもの国債を新たに発行・売却しなければなりません。
しかし、市場の金利を上げずにこれほど巨額の国債を売却することは、通常の手段では「ほとんど不可能」です。もし市場金利が2ポイント上昇すれば、既発債の時価は15%(約5.5兆ドル)下落し、世界中の銀行の自己資本を上回る含み損が発生して、リーマン・ショックを遥かに凌ぐ世界金融危機を引き起こす恐れがあります。米国は「債務を債務で返す」ポンジ・スキーム的な状況に陥っており、実質的に破産状態にあると指摘されています。
2. スコット・ベッセントの「金融魔術」:デフォルト回避の2大戦略
トランプ政権の財務長官スコット・ベッセントは、この絶体絶命の資金繰りを乗り切るために、**「負債を証券化して通貨として売る」**という高度な金融テクニックを準備しています。
① 米国債担保のステーブルコイン発行
2027年1月から、米国債(短期債)を担保とした**デジタル通貨「ステーブルコイン」**を、民間銀行(JPモルガン等)やクレジットカード会社(VISA等)に発行させる計画です。
仕組み: 金融機関に国債を買わせ、それを裏付け資産としてステーブルコインを発行させます。これにより、政府は国債の「新たな買い手」を国内に創出します。
実態: これは事実上の「国債の現金化(マネタイゼーション)」であり、中央銀行が国債を直接引き受ける「財政ファイナンス」と本質的に同じです。ステーブルコインが世界中に溢れ出すことで、ドルの流通速度が早まり、強烈なインフレを引き起こす原因となります。
② 金(ゴールド)の再評価によるドル切り下げ
財務省が保有する8,133トンの金を、現在の市場価格を無視した帳簿上の低価格(1オンス=44ドル)から、1万ドル(現在の約2倍)へ再評価する戦略です。
歴史的先例: 1934年にルーズベルト大統領が、金価格を1.75倍に引き上げてドルを実質的に切り下げ、大恐慌を脱出した手法を再現するものです。
効果: 帳簿上で財務省に2.7兆ドル規模の新たな資産が生まれ、ドルを発行する「余力」が創出されます。これは「デフォルトしないようにして、実質的にデフォルトさせる(踏み倒す)」詐欺的な手法であると評されています。
3. 「ドルのグレートリセット」と日本への致命的な衝撃
これらの政策は、ドルの価値を3年かけて**50%(2分の1)に切り下げる「ドルのグレートリセット(第2のプラザ合意)」**を意味します。
日本の「虎の子」500兆円が消滅する
日本は世界最大の対外純資産国であり、約533兆円の純資産を持っていますが、その約80%はドル建て(米国株や米国債)です。
ドルが2分の1に暴落すれば、日本のドル資産の価値は一瞬で半減し、日本は一転して対外純債務国へ転落する可能性があります。
一方で、米国は26兆ドルもの対外純負債を抱えていますが、それらはすべて「自国通貨(ドル)建て」です。ドルが暴落すれば、米国の借金の実質的な負担も半減します。これが「基軸通貨国のマジック」であり、他国の犠牲の上に米国が生き残る仕組みです。
「隠れ増税」としてのインフレ税
日本政府(財務省)は、円安によって外貨準備の評価額が上がったことを喜んでいますが、これは**「国民の資産の目減り」**を財源に転嫁しているに過ぎません。
インフレ税: 政府が意図的にインフレや円安を起こすことで、国民が持つ預金や現金の「実質的な購買力」を奪い、それを政府の借金返済に充てる仕組みです。これを「金融抑圧」と呼びます。
3%のインフレが10年続けば、預金の価値は実質的に約40%目減りします。国民は知らないうちに30%以上の重税を課されているのと同じ状況にあります。
4. 歴史の教訓と個人の防衛策:いかに資産を守るか
ソースは、歴史的に「法定通貨(フィアットマネー)」がリセットされなかった例はないと警告しています。明治以降、円の価値は金に対して2万5,000分の1にまで下落しており、通貨を信じすぎることはリスクです。
中国の賢明な動き
中国はリーマン・ショック後に「ドル幻想」から覚醒し、米国債を売って世界最大の金保有国になりました。不動産バブルの崩壊による不良債権を、金の価格高騰によって相殺しようとしています。
個人のポートフォリオ提案
ドルのリセットとインフレに備えるため、国家の負債ではない「無国籍通貨」や、実質的な価値を持つ資産への分散が推奨されています。
「様子を見ることはチャンスを逃すこと」であり、通貨の価値が虚妄であることを理解し、2026年からの「ドルの大変動」に静かに備える必要があると結ばれています。
おまけ
『米ドル崩壊へのカウントダウン』という動画の作者 吉田繁治の経歴は、下記のものが見つかった程度。
「1972年、東京大学卒業(専攻フランス哲学)。流通業勤務のあと経営とITのコンサルタント。87年に店舗統合管理システムと受発注ネットワークをグランドデザイン。経営、業務、システムの指導。95年から2000年は旧通産省の情報システムの公募で4つのシステムを受託して開発。2000年、メールマガジンを開始。『ビジネス知識源プレミアム(有料版)』、『ビジネス知識源(無料)』を約4万人の固定読者に配信。経営戦略、商品戦略、在庫管理、サプライチェーン、ロジスティクス、IT、経済、世界金融、時事分析の考察を公開し、好評を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
『日本を衰退から救う方法(仮題)』より」
彼のシナリオがどこまで本当なのか、人物情報から推しはかることはできないが、でも、言っていることは、当たっていそうな印象が…💦
ただし、吉田は投資のポートフォリオを推奨したり、多分セミナーなどへの誘導をしているので、その点は自己判断でどうぞ〜。
GENIUS法
長く連載しているコラムのようだ。
財政ファイナンス
MMTの人たちはこの言葉がキライ。簡単に言えば政府が発行した国債をすぐにおカネに替えること。政府に簡単におカネを持たせると戦争したがったりインフレにさせたりアブナイから「財政ファイナンス」はダメ、という文脈で使われるから。おこちゃまに大金持たせてはダメみたいに。結局時間差で国債はおカネになるんだよ。それが仕組み化されていなかったユーロは危機に陥った。
C国:米国債に見切りをつけゴールド買い
米国債の保有の抑制とゴールド買いは別々の現象かもしれないけど、連動しているかもしれないよね。
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