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【雑感】3.30令和の百姓一揆に参加して

見出し画像の写真は日本経済新聞さんのものを使用しました。

はじめに

 何度か、デモに参加させていただいている。いつも『顛末記』という題にしてnote記事をアップしてきた。それは私の行動と心情に焦点を当てて、ある程度詳細に書いているからだ。今回は顛末記ではない。単なる感想。そしてデータなども詳細に調べているわけでは、ない。本当の感想。

 デモ自体は、長丁場ではあったが、事故もなく、コールのリードも素晴らしく、表参道や原宿の大勢の人たちにアピールでき、よいものだった。主催者のみなさん、ありがとうございます。これからも応援していきたい。

 その一方で、なんだか、不思議、と思うこともあった。なので、不思議を中心に書いていく。

私の思う問題の背景

 GHQが〜、とか、自民党が〜、とか細かく見ればいろいろあると思う。だが大枠で見れば、戦後80年、ずっと日本の農業は、特に米作は、「伝統を守る」方向から「伝統を破壊する」方向に誘導されてきた。もちろん小作農から自作農への転換は良いことだと思う。だが相続による田の分筆や土地所有者の複雑さ、という点はどうだろう?
 そして今や食料自給率は農水省のデータで38%。他の先進国と比べても低い水準だという(googleAI)。鈴木宣弘東大教授によれば、肥料や種子を含めればたったの9.2%だというのだ。
 食料自給や農業は安全保障上極めて重要だ。熊本の農家さんのYouTubeの番組名は『農業国防研究所』だ。

 政府の政策から見えてくるのは、「国防?食料自給率?いやいやそれはいざとなれば罰則で農家さんにはいうこと聞いてもらいます」「そんなことより、美味しくて安全な日本の米は海外に輸出して、国民には安い外米を食べてもらいましょう」。
 あるいは植物工場。これ、自民の保守派の旗手であるはずの高市早苗議員が言っているんですからね(稲作については従来型農法を守っていくといっているのだが)。

 つまりトランプ政権が発足し「新重商主義の時代」だとかいう論客がおり、ヨーロッパでも自国、自民族ファーストの政党が席巻する中、日本では、周回遅れの「グローバリズム」「新自由主義」が幅を利かせている。

 というわけで問題点は「グローバリズム」と「新自由主義」であり、そこから導かれる下記のような政策なのだ。

  • 有事の際には罰則で農家さんと作物を管理

  • 美味しくて安全な日本の米は海外に輸出して、国民には安い外米を

    • ⬅︎一見、新重商主義に見えるけど、安全保障を度外視

  • 工場で農産物生産の時代←これはちょっぴり未来形で私の推測?妄想?も大きいかも…

    • ⬅︎田んぼによる浄化作用、栄養付加作用、極小ダム作用は度外視

    • ⬅︎日本という国土が農の営みによって保全されている視点の欠落

    • ⬅︎縄文・弥生時代から続いている稲作文化。江戸時代には現在の稲作の基礎はすべて出来上がっていたといっても良いはず。その技術継承をあまりに軽視している。

    • ⬅︎美しい景観や稲作にまつわる神事など、どう思っているんだろう?

    • ⬅︎今のところ稲作について言っているわけではないようだが…

もちろん分断は望んでいません、が『日本』を守りたい

 そういう観点から見ると、今回の『令和の百姓一揆』は不思議なことだらけだ。詳細は後述するが下記のことを不思議に感じた。

  • 日の丸はダメという不思議

  • 代議士は左翼系のみ、という不思議

  • 「『日本』の農業を守れ」と叫ばない不思議

 それから「#令和の百姓一揆」と共に「#令和の百姓一揆は農家の総意ではありません」というハッシュタグがあることも知った。

 私は令和の百姓一揆実行委員会さんに、とても感謝している。農家が時給10円で頑張っている現状は放っておくことはできないし、農業は国防なのである。食と切り離して生きることは誰であっても、できない。こういう農家の状況を知ることができ、また令和の百姓一揆に参加することで意見表明することができ、安全に参加することができて、これはやはり実行委員会さんのおかげなのである。

 だから私が以下のことを書くのは、実行委員さんに文句を言いたい、とか非難したい、とか左右の分断を図りたい、とかそういうことではない。そうではなくて、私の問題意識からすると不思議な点があるという意見表明なのだ。ご理解いただければ、幸いです。

日の丸はダメという不思議

 これは、前日ぐらいにチャンネル桜の水島社長が番組内で言っていた。「主催者がそういうので今回は残念ですが日の丸は掲げません」。そして、確かに水島社長の周囲にも、もちろん会場にも梯団主催者たちの周囲にも大きく掲げた日本の国旗、日の丸は見当たらなかった。
 ただし、個人の人たちが掲げた小さな日の丸はいくつかあった。本当にいくつか。

 私が問題だと思っている新自由主義やグローバリズムを乗り越えるためには、私は国旗掲揚「日の丸」は不可欠だと思う。それを掲げないってどういうことだろう?
 グローバリズムや新自由主義が問題だと思っていない、ということなのか?それとも「日の丸」アレルギーの人々がこの活動にいる、ということなのか?

代議士は左翼系のみ、という不思議

 私が会場の端に着いたのは、14時10分ごろ。そこから会場入り口までかなり歩いたけど、14時15〜20分ごろには、演台のそばまで到着した。各地から集まってきた農家の方たちの演説が続いていた。貨幣観を披露する女性もいて、うんうん、と頷きながら聞いていた。しばらくすると、この活動に賛同している代議士が壇上に上がり自己紹介していた。その人たちがみな、立憲民主党、れいわ新選組、共産党といった左翼系の政党なのだ!
 駅から会場に向かうまでのところでは参政党もビラ配りをしていたのだが。んんん?この集まりは左翼系色の強い集まりなのか?参政党の代議士たちがいないのはスケジュールが合わなかったのか、テーマが自分たち向けではなかった、ということなのか?日本保守党の代議士がいたっていいよね、国民民主も。
 いやいや。こういう大事なことは自民党の代議士だっていたっていいではないのだろうか?(ボコられるから逃げたのか?)

 農業の惨状は政策の失敗が招いた結果なのだ。代議士たちに動いてもらって、より良い制度にしていくしかない。だからより多くの代議士に農家の実情を知ってもらって(今さら知ってもらうも何もないのだが)、民意を知ってもらって、制度設計の変更を促す必要がある。だから右派系保守系の代議士にもいてもらうに越したことはないはずなのだが…。
 だけど左派系代議士だけって。なぜ?不思議…。

「『日本』の農業を守れ」と叫ばない不思議

 これね、これも不思議なんですよ。スローガンとしてチラシには「日本の食と農を守ろう」と書いてある。だからこの運動は「日本の農業を守る」運動であることは間違いない。だけどデモ隊は「『日本』の農業を守れ」とは叫ばない。基本的には主催者側の人が発声をし、用意したコールをさせてもらったのだけど、どなたかが何度かオリジナルコールをすると、なんだか「日本、日本っていうな」という文句が同じ梯団内から声が上がっていたような気がして…。考え過ぎからくる空耳?耳悪いから…。だがギリギリ『国産』とはいっても『日本』と叫ばないのは…。なぜだ??(日本を薄めたい左翼系の思想が強いから??という勘繰り…💦)。

当日配布のチラシ。丸まってしまった。
スローガンには「日本の食と農を守ろう!」とあるが
コールの部分には『日本』の文字はない。

今回も人に恵まれ…

 今回も人に恵まれ、歩いている間、ずっとおしゃべりをさせていただいた人たちがいた。その方たちはお友達同士だったようなので、私が混ぜていただいた格好だ。ステキマダムたち。おかげで楽しい参加ができました。ありがとうございます。
 その方たちも、枠💉も一回も受けずにいた、とか、東池袋や有明にも参加されたとのこと。またどこかでお目にかかるご縁があるかも。


おまけ:左翼政党についての考察

 べて、左翼政党は、移民賛成、外国人参政権賛成だ。あるいは積極的、だ。そして「日本」というものを薄めたいと思っているようだ。そういう人たちが本当に「日本の農業を守る」運動に賛成なのだろうか?
 もちろん日本の農業だって、昨今は「技能実習生」という名の外国人労働者にお世話になっている現状がある。だから、いろいろな意味で左翼政党は農政分野に入り込みたいのかもしれない。
 穿った見方であることは十分承知だ。分断したいから、書くわけでは、ない。「日本の農業」を守ってくれるのであれば、大いに結構なことだ。ぜひ、尽力していただきたい。その上で、ただ事実は確認しておきたい。左翼政党は押し並べて移民賛成、外国人参政権賛成であることを。

おまけ:米軍のヘリが…

 集合地点の青山公園は在日米軍のヘリポートのすぐ隣。出発時刻15:30近くに2〜3機のヘリがなぜだか離発着。圧力?偶然?監視?まあ、こういうことに敏感になりすぎるのもアレなのですが…💦。

咄嗟に撮れなかった。小さいね、ごめんなさい。

おまけ:主催者のスピーチ

 「今後村から農民が消え、農民が作る作物が消え、村自体が消えようとしている」「農業を滅ぼす政治を変えていかねばならない」「『農じまい』という言葉がある。こんなこと言わせてはならない」「農民を守りながら消費者・市民と連携して食と農と命を大事にする日本に変えていかなければならない」「対決軸では解決がつかない」「保守も革新もありません。大きな連携が必要です」「未来世代に可能性をしっかり残していく」「主義主張を超えたおおらかな運動を作っていきましょう」
 立派で素晴らしく愛のあるスピーチだ。
 私自身はナマでこのスピーチを聞けなかったのだけれど。

 …一方で、ね、「保守も革新もなく大きな連携」をするなら、その旗印こそ『日の丸』🇯🇵なのでは?保守系の政治家を呼んでもよかったのでは?(断られたのかもだけど)。やっぱり、言っていることとやっていることが違う気がしてならないYO。(という意見表明…)
…というか言っていることとやっていることが違う、と私ですら感じる人を許して連携していく、ということなんだ、きっと。そうでなければ、もう日本の農は守れないところまで、きている…。


おまけ:さらに見識を広げたり知識を深めたい方のために

ちょっと検索して気持ちに引っかかったものを載せてみます。
私もまだ読んでいない本もありますが、もしお役に立つようであればご参考までに。

WHOから命を守る国民運動

 私はこの梯団に参加しました。

山田元農水大臣

鈴木宣弘東大教授

早速昨日の令和の百姓一揆を受けて、動画をアップされている。あと5年が正念場、と。

そのほかお見かけした方

 声をかけたり、確認をとったわけではないので、違っているかも。それから代議士はのぞいています。会場及び会場付近で安藤裕元国会議員とダイナさん。堤美香さん、室伏謙一さん、チャンネル桜水島社長。『WHOから命を守る国民運動』の梯団に参加したので、林千勝さん、井上正康さん、田中陽子さん。沿道では茂木誠さん、我那覇真子さん、藤江成光さんなど。

もぎせかチャンネル

 ご存知、世界史の茂木誠センセーのチャンネル。世界史的な観点から今回のデモを考察。農家の現状などをよくまとめてある。

カピバラチャンネル

 こちらもデータを交えて農家の現状を考察。「こういうデモと政治を絡めるのはよくない」という意見に対する冷静な反論も。

ゆうじ

 若い人が令和の百姓一揆を取材してる!林千勝さんとも話してる。

動画:我那覇真子

 ずっと生中継をしてくださっていたようだ。

動画:藤江成光

 こちらもずっと生中継などしてくださっていたようだ。ダイジェスト版

ロングバージョン。


鈴木宣弘on三橋tv

 食料自給率の話など。種や肥料も含めると食料自給率9.2%!?10人にひとりしか生き残れない!?


高橋早苗チャンネル

 植物工場について。米・小麦など穀物については従来農法を守ると言っている。だが、もう一押しすれば、植物工場での稲作、もありうる社会はもうすぐそこ、のように見えてしまう…。

note記事:奥村大介

 海外で日本の米が安い現状。米の輸出入の実態など。

農業国防研究所

 お二人組で農業の今を語っている。

見沼田んぼについて

 田んぼの極小ダム作用についても語られている。

伊藤貫のみるトランプ政権

 トランプの目指す新重商主義。

令和の百姓一揆実行委員会

私はfacebookのアカウントがないので詳細は見ることができないが、令和の百姓一揆実行委員会のfacebookアカウント。

下記は固定ポスト。


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