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【動画】中国史:【中国】「5000年の歴史」という割に遺跡が少ない理由!王朝交代を繰り返した中国の歴史!

一度は押さえておきたいシナ通史

 えっと。大場一央という思想家というか、儒学者に興味を持ち始めている。儒学といえば、シナ。大場の本を読むのに、シナ通史を一応は知っておかないと。ということで、この動画でおさらいしよう、というわけです。
 つまり受験勉強し損なったので復習です〜。ご興味ない人はパスでお願いします〜。

 岡田英弘の『シナ(チャイナ)とは何か (第4巻) (岡田英弘著作集(全8巻))』の読書記事も途中になってる。私以外、誰も気にしていないと思うけど。シナ通史が頭に入ってないと、こちらも歯が立たない〜。なので、どうしても、シナ通史をおさらいしておく必要がある。

 世界史解体新書の土井センセのシナ通史はコンパクトで圧倒的にわかりやすい。やっぱり予備校講師というところがキモなのだろうか??

 動画?本じゃダメなの?うん。動画がお手軽なんだよね。

 本記事では、岡田英弘史観に倣って、1912年以前の中国のことをシナ、それ以降をC国と呼ぶ。理由は岡田センセの本読書記事をご覧ください。中国をC国と呼ぶのは本記事筆者であり岡田センセではない。土井センセも中国と呼んでいる。

支配する王朝がコロコロ変わっていくシナ

 中心にいる漢人。そして、そのほかに55の少数民族。それらの民族が、支配し支配されを繰り返していく。民族対立が繰り返される上に、遊牧民族が繰り返し攻めてくる。支配する民族が変わるたびに王朝が変わっていく。シナの歴史は王朝変遷の歴史。
 
 一方、日本は天皇陛下の万世一系。シナはものすごくカオス。

 基本的には前の王朝を全否定する。そうしないと次代である自分たちの支配が揺らぐ。前の王朝の関係者はことごとく殺していく。文化もことごとく抹消していく。「中国5000年の歴史」とは言っているが、それだけの文化が残っているわけではない。1960年代の文化大革命を見ても、そうだよね。古いものをことごとく破壊した。毛沢東が自分の支配を強化するためだけに紅衛兵をあおった。無知な紅衛兵たちは自分の親さえなじったという。

 シナの王朝は領土拡大を是としている。それはランドパワーの国だから。やらなかったら、やられるから。「自分たちが優位で強い時にやってしまえ」というメンタリティにならざるを得ない。それはロシアも一緒。

圧倒的に下記年表がわかりやすいです。

春秋戦国時代~諸国分立の時代~【勢力図・地図・年表】
中国語スクリプト より

シナ史 前半

【中国】「5000年の歴史」という割に遺跡が少ない理由!王朝交代を繰り返した中国の歴史!より

 日本の教科書では「伝説上の最古の王朝」。C国では、実在したと言っている。二里頭遺跡二里頭文化。夏の王朝跡と言われているが今のところ断定はできない。夏の前には、王朝ではないが、黄河文明、長江文明がある。

いん:?-BC1046年

 実在が確認されている。BC16世紀からBC11世紀くらい。湯王という王様が作り、都は商という。そこから商いをする人を商人と呼ぶようになった!
マジ!?知らなかった。商の遺跡を殷墟いんきょという。甲骨文字。亀の甲羅や動物の骨に文字を刻んだ文字。亀の甲羅や動物の骨を火であぶってひび割れで占った。その占い結果を文字に刻んだ。それが漢字に発展する。

西周さいしゅう:BC1046-BC770年

 殷は周によって滅ぼされる。その戦いを牧野の戦いという。そこで活躍したのが太公望。小説『封神演義ほうしんえんぎ』は牧野の戦いをモチーフにしている。のちに東周が現れるので、最初の周を西周と呼ぶ。都は鎬京こうけい。今の西安の近く。

東周(春秋戦国時代):BC770-BC221年

 西北の異民族である犬戎けんじゅうが攻めてくる。のちのモンゴルか。都は東に逃れる。洛邑らくゆうという。現在の洛陽である。東周の時代がいわゆる春秋戦国時代である。カオスな時代。後半の戦国時代は7人の有力諸侯が覇権を争った。国はえんしょうさいしんかん。この7カ国でシナ統一を目指した。これを七雄と呼ぶ。

しん:BC221-BC206年

 秦を率いていたのは嬴政えいせいという王。のちの始皇帝。初めて皇帝を名乗る。都は咸陽かんよう。重用したのは法家ほうか李斯りし。ルールで縛る。儒家を弾圧した。焚書坑儒。始皇帝の墓。兵馬俑へいばよう。万里の長城もこの時に作った(のちに改築などされるが)。始皇帝が亡くなると、秦は急速に衰退していく。農民反乱(陳勝・呉広の乱)が起き秦は滅亡。次にシナを統一する有力な2人が出てくる。項羽と劉邦。項羽は楚の軍人。劉邦は農民でありヤクザ。

前漢:BC206-AD8年

 劉邦が勝ちシナ統一を果たす。漢を建国する。全巻では武帝が有名。いろんなところに遠征して、朝鮮4郡を作り朝鮮半島を支配する。南海9郡を作りベトナムを支配する。匈奴を倒して河西4郡を作る。儒学を官学化して、国の制度に組み込む。200年ほどでいったん滅びる。

新:AD8-AD23年

 王莽おうもうによって建国。皇帝になるまで結構いいヤツ、皇帝になった途端、威張り出す。それにより農民反乱が起こる。

後漢:AD23-AD220年

 前漢の末裔、光武帝が漢を立て直す。倭の奴国に金印を与えたのが光武帝。金印は福岡市の博物館に展示中。漢倭奴国王印。後漢は200年ほど続く。黄巾こうきんの乱が起きる。

魏・呉・蜀:三国時代:AD220-AD265年

 内乱状態の中、有力者が3人出てくる。曹操孫権劉備。この3人が相まみえるのが赤壁せきへきの戦い。シナ北部半分を取った曹操が、南東を取った孫権、南西を取った劉備と争うことになる。北から曹操の軍が攻めてくる。孫権と劉備が同盟を組む。だが曹操は80万人の軍勢。孫権・劉備は5万人。圧倒的な兵力差だったが、孫権・劉備が勝利!赤壁の戦い。レッドクリフ。『三国志演義』の時代。劉備の仲間がすごい。諸葛亮・関羽・張飛。超人的な人たちが頑張る。孫権の仲間もすごい。
 赤壁の戦い後、曹操の一派が息子の曹丕そうひを初代皇帝にして魏を建国。孫権の一派が呉を建国。劉備の一派が蜀を建国する。三国時代。

西晋せいしん:AD265-AD316年

 三国はどこもシナを統一することができず。魏の司馬炎が裏切り、魏を滅ぼし西晋を建国する。後漢滅亡以来、数十年ぶりにシナを統一した。しかし、安定せず、司馬炎が亡くなると、内乱に次ぐ内乱。

五胡ごこ十六国じゅうろっこく時代:AD316-AD439年

 匈奴きょうど鮮卑せんぴけつていきょうという5つの異民族がシナに侵攻する。西晋は南に逃れて東晋となる。北半分は五胡の人々を中心に十六国、16の小さな国が乱立する。漢人は南側だけ、北半分は異民族に漢人が支配されているという状態が続く。カオスな状態。シナは混乱続き。

東晋:AD316-AD439年

 南に逃れて建国された東晋は…次々に国が移り変わっていく。

北朝:北魏→東魏・西魏→北斉・北周:AD439-AD589年

北魏 鮮卑系の北魏によってシナは統一される。雲崗うんこう石窟寺院、龍門石窟寺院が建てられる。
東魏・西魏 さらに内紛が起こる。
北斉・北周 東魏は北斉に、西魏は北周に代わる。

南朝:そうせいりょうちん:AD439-AD589年

 五胡十六国時代(+東晋)の後を、シナの南北朝時代という。

隋:AD589-AD618年

 南北朝時代後のシナを統一した国が隋。初代は楊堅(文帝)。科挙を始める。四書五経の暗記。合格率は3000倍。合格者年齢平均36歳。2代目の煬帝ようだいは、高句麗遠征をし、ことごとく失敗し、国を混乱させる。大運河を作り、民を過酷に使役。不満が溜まりやがて内戦につながる。日本の遣隋使。小野妹子が謁見して国書を渡した相手が煬帝。日本は聖徳太子の時代。

シナ史 後半

【中国】「5000年の歴史」という割に遺跡が少ない理由!王朝交代を繰り返した中国の歴史!より

 短命に終わった隋と比べて、唐は長く続いた。約300年。後に続くみんしんも、それぞれ約300年と長い。
 初代 李淵、2代目 太宗 李世民。貞観じょうがんと言われる内政を充実させた。3代目 高宗の時に、唐の最大領域を実現。その後、則天武后が登場。シナ三大悪女の1人。唐をいったん滅ぼして周を建国。
 その後、6代目 元宗が唐を立て直す。玄宗の時代に遣唐使について行くのが阿倍仲麻呂。玄宗に重用されるも長安から出してもらえず。長安で最期を迎える。玄宗の治世は安定していたので、開元かいげんと言われる。が、よかったのは治世の前半だけ。後半はめちゃくちゃ。楊貴妃と出会って、政治を混乱させた。安史あんしの乱が起きる。大変な内乱。シナの人口の2/3が亡くなった。第一次世界大戦より多かったのでは?いよいよ唐は滅亡。混乱の時代へ。

五代十国ごだいじゅっこく

 五代とはシナの北側で起きた王朝の総称。開封のあたりを中心に後梁→後唐→後晋→後漢→後周という5つの短命王朝が勃興と没落を繰り返す。
 シナの南側は10の国が乱立をしている状態。
 開封のあたりにはそれなりの統一王朝があるけれど、その他の地方には小さな国が乱立している状態。カオス。その五代十国を治めたのが趙匡胤ちょうきょういん。北宋を建国するに至る。

北宋

 趙匡胤は、軍人が力を持ち武力を使って統治しようとしたのがいけないと考えた。だから武断主義であり文治主義を採用。頭のいい人が頭を使って統治する。科挙を強化し、完成させる。カンニングしたら、一族郎党死刑!極端だなぁ。
 文治主義なので、軍人が弱い。シナ史上最弱。周りの異民族の国、遼・西夏・金が攻めてくる。それをカネで解決した。「おカネ上げるから攻めないで!」今の日本とそっくりじゃん!!
 富国強兵を唱える王安石おうあんせきという人物が改革を行う。貧しい人たちを守り、国を豊かにする。軍を育てて、異民族に対抗する。が、抵抗勢力=官僚、特権階級、金持ちに潰された!ますますそっくりじゃん、今の日本に!!
 金が北方から攻めてくる。女真人の国。後の満州人。靖康せいこうの変が起きて、北宋は滅亡する。尋常じゃない数の人が殺された。皇族も。殺され、女性も性奴隷にした。平和ボケの末路。北宋は南に逃れる。

金・南宋

 シナの北側が金。シナの南側が南宋。両者で争っている間にモンゴル人が来る。チンギス=ハーンがモンゴル帝国を建国する。1206年。チンギス=ハーン以降、シナ、ヨーロッパに侵攻する。チンギス=ハーンの孫、フビライ=ハーンがシナを完全に支配し、元と定めた。

 モンゴル人は、科挙を廃止し、従来からの有力者である士大夫したいふを完全に無視。世界史上、2番目に巨大な国。陸続きでは最大の国であった元。当時はシナよりもイスラム世界が科学など発展していた。世界を知っていたモンゴル人、元はシナ人を馬鹿にしていた。それは現在まで尾を引いている。
 紅巾こうきんの乱という農民反乱が起こり、元つまりモンゴル人を追い出すことに成功。明が建国される。

みん

 初代 洪武帝こうぶてい 朱元璋しゅげんしょう。元々はド貧農。世界史上最も貧しい身分から皇帝にまでのし上がった人と言われている。自分に歯向かうやつをとにかく殺しまくっていた。人を疑い、全ての仕事を自分でやる。優秀であることは間違いない。
 3代目 永楽帝えいらくてい。紫禁城(現在の故宮博物館)を作り、万里の長城を現在の形にした。鄭和ていわに命じて南海諸国遠征、東南アジア、中東、アフリカだったりに遠征軍を派遣した。
 その後、北虜南倭という混乱の時代に突入する。北虜:北からモンゴル人が攻めてくる。南倭:南から日本人(に見せかけた沿岸民)が海賊行為を働くこと。万暦帝ばんれきていとそれを支えた張居正ちょうきょせいが改革を進めるが、中途半端で終わる。最終的には李自成りじせいを中心とした農民反乱が起こり、最後の皇帝 崇禎帝すうていていは自殺に追い込まれる。
 その混乱の中、女真族が北方から攻めてくる。清がシナを統一する。

 建国者はヌルハチ。天才軍人。4代目 康熙帝こうきてい。シナ史上最高の皇帝。5代目 雍正帝ようせいてい、6代目 乾隆帝けんりゅうてい。ここまではいい感じ。その後、清は乱れていく。
 なまじ強かったので、近代化に乗り遅れ、ヨーロッパ諸国にいいようにされてしまう。アヘン戦争、アロー戦争で敗れ、太平天国の乱という内乱が起こり、清仏戦争で敗れ、日清戦争で敗れ、その後、義和団事件でボコボコにされ、もう、清はだめだ、という中で立ち上がったのが、孫文を中心とする革命派だった。1911年に辛亥革命が起こる。清は滅亡し、中華民国が建国される。

中華民国

 初代 総統は孫文。孫文はうまく統治できず。軍人の袁世凱えんせいがいに権力の座を明け渡す。袁世凱が亡くなると、軍閥が割拠する時代に突入する。シナは、戦国時代のような様相を呈する。そんな中、漢人は満州人を迫害しまくった。皇帝の墓を暴き財宝を盗掘したり、遺体をないがしろにしたり、民衆たちを苦しめるようなことをしていた。だから日本が満州事変を起こした。
 現在の価値観では、「侵略」ということになるかもしれないが、軍閥が割拠している状態の中で、日本が来たら、日本軍は秩序があるので現地の人は喜んだ。「これで安心できる」「安心して寝られる」と。日本に協力すれば自分たちの権利を取り戻せるかもしれないと協力した。清の最後の皇帝 溥儀は日本と協力して満州国を作った。
 世界では第二次世界大戦が起こり、アジアでは日中戦争、さらには大東亜戦争が起こり、中華民国も巻き込まれていく。日本は敗戦国になり、中華民国は戦勝国になる。蒋介石率いる国民党と毛沢東率いる共産党で内戦状態になる。日本が来る前から内戦状態だった。蒋介石の国民党は日本と戦うことで消耗していた。共産党は日本に影で協力し、力を温存した、毛沢東は戦後「日本のお陰で共産党は勝てた」と述べている。

中華人民共和国

 にもかかわらず、今、反日運動していますからね。とんでもないっすね。
 毛沢東が建国の父だが、とんでもないこともしている。権力闘争は強いが、政治はメタメタ。大躍進政策や文化大革命。
 その後、鄧小平の時代に突入。C国の大発展へ。ただ、鄧小平は天安門事件とか民衆弾圧も引き起こした。
 現在の習近平時代に入り、C国は野心を隠さず、「中華民族の偉大な復興を果たすんだ」「領土拡大だ!」世界中に喧嘩を売っている。果たして台湾を併合しC国統一はできるのか?…日本は必然的に巻き込まれてしまうが💦
 …というところ。

 



おまけ:さらに見識を広げたり知識を深めたい方のために

ちょっと検索して気持ちに引っかかったものを載せてみます。
私もまだ読んでいない本もありますが、もしお役に立つようであればご参考までに。

世界史解体新書

配信者 土井昭の本

キングダム

 私は興味ないけど💦、有名らしいよね。

司馬龍太郎の項羽と劉邦

レッドクリフ

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封神演義

三国志演義

シナ・C国思想の一面

遠藤誉

 類まれなC国ウオッチャーの1人。遺体の上に布団敷いて寝たことある!?戦後間もないC国の、同胞に対する過酷な政策のためにどばっちりを受けた少女。その体験の上に、彼女の言論はある。

岡田英弘


文明の生態史観:梅棹忠夫

 圧倒的にわかりやすい。

大場一央

 抜群によい、と思う。



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