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オリバー氏と巡る日本訪問記ーー各地を巡った濃密な4日間

2026年2月。「クロノスイス」のCEO、オリバー・エブシュタイン氏が来日しました。

「モダン・メカニカル」を掲げ、年間わずか1,500本という希少なタイムピースを世に送り出すクロノスイスが、日本のファンやパートナーとどのように向き合っているのか。熱気に満ちた4日間のツアーをレポートします。


2月20日(金):東京・再会の喜びと新作のお披露目

1.日本橋三越「シェルマン」訪問

午前11時、日本橋三越の「シェルマン」へ。 6階の時計サロンに足を踏み入れた瞬間、オリバー氏は「ここは何度来ても本当に美しい売り場だ!」と、その洗練された空間に改めて感動していました。

日本橋三越「シェルマン」6階の時計サロン

ここで、スイスから携えてきた4月発売予定の新作2モデルの実機をスイスより持ってきていただき、お披露目しました。

ルナ クロノグラフ オーロラ

クロノグラフ オーロラ CH-7543L-DGR

スペースタイマー グラビティ

スペースタイマー グラビティ CH-9343M.2-MOPA

日本の時計市場や、百貨店に足を運ぶお客様の層、そして「日本の方は何に興味を持つのか?」と、オリバー氏は興味津々。 特に盛り上がったのは、日本とヨーロッパにおける「インディペンデント・マーケット(独立系ブランド市場)」の違いについて。作り手の想いを直接届けることへの強いこだわりを持つ彼にとって、非常に有意義な対話となりました。

さらに、次回の来日イベントに向けた極秘(?)の相談も…。ぜひ、これからの展開にご期待ください!

日本橋三越の「シェルマン」の皆様とオリバー氏

この日のランチは、シェルマンの皆様とご一緒させていただきました!

2. ISHIDA表参道:石田社長との再会

午後はISHIDA表参道へ。 石田社長も駆けつけてくださり、スイスやドバイの展示会以来の再会を喜び合いました。

ISHIDA表参道 石田社長とオリバー氏
ISHIDA表参道の皆様とオリバー氏

ここでも「スペースタイマー・グラビティ」と「ルナ・クロノグラフ・オーロラ」を紹介。オリバー氏の説明にも自然と力が入ります。 ISHIDAのスタッフの皆様も、その熱量に引き込まれるように、前のめりで話を聞いてくださっていたのが印象的でした。

注目のディテール:ハンドギョーシェの魔法
新作の大きな特徴は、伝統的なハンドギョーシェの繊細さと、それをモダンに魅せるカラーリングです。特にグリーンの部分は、ギョーシェ彫りの反射を利用して最も美しい色が出るよう設計されています。

スペースタイマー グラビティ CH-9343M.2-MOPA

「モダン・メカニカル」という哲学、そして年間1,500本という希少性。 名残惜しさを感じつつも、オリバー氏一行は次なる目的地、関西へと向かいました。

2月21日(土):大阪・oomiya心斎橋店「VISIT TO OOMIYA」

ツアー2日目は、大阪の「oomiya心斎橋店」にてスペシャルイベントを開催。 オリバー氏自らがゲストの皆様をおもてなしし、クロノスイスのプロダクトに込めた想いを直接語り合いました。

oomiya心斎橋店
VISIT TO OOMIYA

1. トークショー:伝統と革新の融合

トークショーでは、ブランドのアイデンティティを深掘り。 象徴的な「オニオンリューズ」や、時・分・秒が独立した「レギュレーター」機構といった伝統的な意匠から、最新のCVDコーティング技術を用いた鮮やかな色彩まで、クロノスイスの真髄を解説しました。

※プライバシー保護のため、お客様のお顔を隠しております

2. 「エナメル文字盤」への驚嘆

特にゲストの関心を集めたのは、エナメル文字盤の制作プロセスです。 完成までに膨大な工程を要し、わずかなミスも許されない難易度の高さ。その背景にある職人たちの執念とも言えるこだわりを、皆様に深くご理解いただくことができました。

3. 英語での活発なティータイム

Q&Aセッションでは、お客様が直接英語でオリバー氏に質問を投げかける場面も! 終始和気あいあいとした雰囲気の中、手動旋盤機を用いたギョーシェ彫りの緻密さや、エナメルの吸い込まれるような美しさを、実機を手に取ってじっくりと堪能していただきました。

※プライバシー保護のため、お客様のお顔を隠しております

2月22日(日):京都・大丸京都店「特別商談会」

3日目は、古都・京都の「大丸京都店」へ。 落ち着いた特別な空間で、お一人おひとりと向き合う「特別商談会」を執り行いました。

1. 世界観を直接プレゼンテーション

まずはオリバー氏から、クロノスイスの歩んできた歴史とその独自の世界観を直接プレゼン。 希少なタイムピースの数々を前に、ギョーシェ彫りやエナメル装飾がいかに手間をかけて生み出されているかをお伝えしました。

2. オリバー氏による「パーソナル・レコメンド」

この日、最も贅沢だったのは、「お客様お一人おひとりに似合う一本を、オーナー自らが提案する」という時間です。 時計のスペックだけでなく、身に着ける方のライフスタイルや個性に合わせたオリバー氏の提案に、来場された皆様も驚き、そして大変喜んでいらっしゃいました。

2月23日(月):名古屋松坂屋「特別なフィナーレ」

ツアー最終日は、名古屋松坂屋での「クロノスイス特別商談会」。 スイス本国から駆けつけたオリバー氏が、最後の一瞬まで自らお客様をおもてなししました。

1. 伝統とモダン、両極の魅力を「体感」する

会場では、クロノスイスの真骨頂である「ハンドギョーシェ彫り」や「エナメル加工」といった伝統技法に加え、PVD/CVDコーティングやチタン素材を用いたモダンな一面を、実際に手に取って体感していただきました。
オリバー氏が語るブランドの理念や熱意に、お客様が深く頷き、ブランドへの理解がさらに深まっていく……そんな濃密な時間が流れていました。

2. 時計を越えた文化交流:キーワードは「日本刀」と「玉鋼」

この日、最も印象的だったのは、時計の枠を飛び越えた「ざっくばらんな会話」でした。
実はオリバー氏、日本文化に並々ならぬ関心を持っており、過去には日本刀を購入したこともあるほどの通! お客様との会話も、刀の原料である「玉鋼(たまはがね)」の話題で最高潮に盛り上がりました。

「将来、玉鋼を使った時計ケースを作れたら面白いよね!」

オリバー氏が本気とも冗談ともつかないテンションでそう語ると、会場は一気に笑顔に。「その時は、真っ先に名古屋のお客様に用意するよ!」というオリバー氏らしい約束(?)も飛び出し、現場の熱気はピークに達しました。

3. 「CEO」から「友人」へ

スイス本国のCEO来日ということで、最初は少し緊張されていたお客様も、お帰りの際にはまるで長年の友人のようにフランクな雰囲気に。 オリバー氏の情熱的でオープンな人柄が、名古屋の皆様の心にしっかりと届いた瞬間でした。


ツアーを終えて:感謝を込めて

東京、大阪、京都、そして名古屋。 4日間にわたる来日ツアーは、各地で温かい出会いに恵まれ、無事に幕を閉じました。

伝統を重んじながらも、常に遊び心を忘れない「モダン・メカニカル」の精神。オリバー氏が日本で受け取ったインスピレーションは、きっと次のタイムピースに活かされることでしょう。

ご来場いただいた全ての皆様へ、改めて心より感謝申し上げます。 「玉鋼の時計」が実現する日を(?)楽しみに待ちつつ、今後ともクロノスイスをよろしくお願いいたします。

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