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ふたたび見たい桜が待っている🌸今度はあなたと一緒に

ああ、こんな桜があるのか。

広がる桜と、酔う桜。

🌸             🌸             🌸

独身時代、無性に桜を見る旅に出たくなった。
仕事に疲れて、孤独を感じて。

旅に出た。
見たことのない桜に、会いに。

ひとり東北へ向かった。

北上の鯉のぼりと桜

岩手・北上川の上を泳ぐ、鯉のぼりの群れ。
川面に映る桜とともに、圧巻で。

北上川の上をのびのびと泳ぐ鯉のぼり
北上川添いの桜並木。
(岩手県観光ポータルサイトからお借りした写真です)

鯉も、桜も、思いも、広がる。
青空の下、ゆったりと。
なんて、気持ちがいいのだろう・・・

土手に座って眺めていたら、
「どっこいしょ」
大きめの荷物を持った女性が、隣に座った。
「すごいでしょ。
ここで考えて、飾るようになったんだよ」

方言は忘れたけれど、ていねいに教えてくれた。
重くてロープが落ちたことがあったこと。
鯉はどんどん増えたんだ、と。
ひとりの、スース―した涼しさが消えて、ぬくもった。

そのあとで食べたはっと汁の温かさとともに、体に残っている。
小麦に水を加えてこねて伸ばしたものをゆでて、入れた具だくさんのおつゆ、はっと汁。

うんまかったなあ(写真は宮城県サイトより。北上の名物でもあります)

北上の桜は、心に優しさの広がる桜。

角館の枝垂れ桜に酔う

秋田・角館かくのだてへ足を延ばした。
美しい響きからずっとあこがれていた。

武家屋敷の並ぶ通りに、枝垂れ桜が揺れる。

武家屋敷の枝垂れ桜
(観光協会からお借りしました)

歩いても、歩いても、その先に桜咲く。

角館の城主は京都の公家出身の佐竹家。2代目も公家出身の妻を迎えた。
その妻が京都から持ち込んだ枝垂桜の苗木3本が、角館の桜のもととなったという。
京都の文化が花開き「みちのくの小京都」と呼ばれる地。

そぞろ歩く、その先に。
角を曲がっても。

揺れて咲く、枝垂れ桜に出会える。

桜に酔って、さまようように歩いた。

桜を堪能したら、急におなかが減って。
比内鶏の親子丼を堪能した。

お土産に、桜の木の皮で作った茶筒を。
桜の文様がついているものを、もとめた。

今も愛用している。

角館の桜は、美しく、人を酔わせる桜。

まだ行っていないもう一つの場所

東北の三大桜名所は、北上、角館と、弘前城。
弘前城は「今度行こう」
そう思って、まだ見ていない。

そのあと縁あって結婚し、子どもが生まれた。

北上川の鯉のぼりの桜は、息子に見せたいと思いつつ、まだ見せていない。
東北は、家族で何度も行ったのに。
息子はもう大きくなってしまった。

角館はいとおしい人と歩きたい、と思ったけれど、まだ夫とは歩いていない。こちらはまだ間に合うはずだ。

また行こう。
今度は、弘前城の桜も見たい。


本当に桜が好きですね、私・・・🌸

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