【名画の詩集】バディ~カイユボット「リチャードギャロと彼の犬ディック、ブチジェヌヴィリエにて」より~
さあ ボクについてきて
しかめっ面で 暗いお部屋にいるより
お散歩しようよ
晴れた川沿い
さやさや 風が呼んでる
キラキラ 水面が歌ってる
ね? キミの耳にも届いてるでしょ
人間って大変だね
悩んでばっかり
ボクみたいにさ シンプルにいこうよ
行く・行かない
楽しい・つまらない
やる・やらない
スキ・キライ
二つのボタンに分けちゃって
どっちかを押すだけ
心配しないで
もしそれで キミを傷つけようと
狼の群れが襲ってきたとしても
ボクは 絶対に君の味方
ボクは いつだってキミが大好き!

1884 Gustave Caillebotte
(著作権フリーの画像を掲載しています)
「美術解剖学」って面白そう!
犬が好き? 猫が好き?
永遠のテーマですよね。
単純な好き嫌いとは別に、絵画のモティーフとしてはどうでしょうか。
以前、山種美術館で、このような特別展が開催されていました。
(⬆️既に終了しています。残念! 見に行きたかった~💦)
例えば、「犬の絵を描こう」とした時。
走る。ジャンプする。様々なポーズをする。
その際の、骨格や筋肉の動き。それを正確に把握することで、よりリアルで説得力のある作品を作ることができるというわけ。
犬と猫とでは、そもそも構造が異なります。
自ずと、描かれた絵も違ってくる筈。
いや。違っていなければ、犬に見えなくて、猫かなって思われてしまう。そんな微妙な絵になっちゃうかも。
そこで、ちゃんと解剖学的構造を深く理解して、絵画などの芸術作品に反映させる。
それが「美術解剖学」。
歴史は古く、ルネサンス時代から。レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロは、解剖学の研究を通じて、驚くほどリアルな人体描写を実現しました。
確かに、ダビデ像なんかは、筋肉の見本市です。

美術解剖学。現代では、さらに様々な分野で活用されています。
例えば、ファンタジーの世界に登場する、現実には存在しない「生き物」。
映画やゲームなどの映像作品で、これらのクリーチャーを作り上げるとき。
たとえば「猫科の生物」という設定ならば、その解剖学的なベースを基にする。
そうすることで、よりリアルな外見や動きを表現することができる。
なるほど!
面白いなあ。
私はファンタジー小説を書いています。架空の生き物も、バンバン出してます。
金色のハードボイルドなドジョウ。
ショッキングピンクのオネエなネズミ。
マッチョな巨大スワン4羽。などなど。
しまった、解剖学まで考えて書いてなかったなあ。
ちなみに、絵を描く人にとっては、「美術解剖学」はどんなものなんでしょう?
描く上で役に立つ、という一面。
学んでも学んでも果てが無い、地獄の学問のように思えます。
浮世絵で名高い、葛飾北斎。彼は、名声を確立した晩年においても、
「猫一匹まともに描けない」
と嘆いたそうです。
天才って、そうなんだな。そう感じ入った逸話でした。
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