[アニメ感想] 鬼滅の刃:恐怖はヒタヒタとやってくる
≪ネタバレはありません≫
正直な感想を書きます。
私、一個人の感想なので、受け流してくださいまし。
時代劇・ダークファンタジー / アニメ未完(2021/11現在 続行中)
第1期 全26話/第2期 続行中
放送時期:2019年、2021年
鬼滅の刃は主人公の家族、幼な子も含む家族が惨殺されるところから始まる。
それは、この主人公が、幸せを絵に描いたような日常から絶望のどん底へ突き落とされ、そこから修羅の道へと進む…という構図を作るために必要な前置きなのかもしれない。
だけど、私にはこれがちょいときつかった。
私には2人の子供がいる。
彼らはまだ幼い。
そして第一子である息子は生まれつき心疾患があり、生後6ヶ月までに3回の手術をしていて、そのうち胸を開く手術は2回やっている。
術後にICUに戻ってきて、呼吸器をつけられ、笑ってしまうほど大量の点滴やら管を身体につけられて眠っている息子の姿。
そして、胸にざっくりついた傷跡。
私の人生のモットーは「どんな時でもユーモアを忘れない」なので、息子がこんな状態の時も、深刻になりすぎず、面白おかしく入院生活を送っていた。
なんだけど、この物語の家族惨殺の場面は、私が心の奥底に仕舞い込んだ「息子が死ぬかも」という恐怖心を呼び覚ましてしまった。
恐怖はヒタヒタとやってくる。
私はこれまでに、超絶グロい映画やアニメも見てきたし、スティーヴン・キングを愛読書にしているくらいなので、どちらかというと惨殺シーンなどには耐性がある。
他にも子供が殺されるやつはいっぱい見てるし。
相当エグくてもわりと平気なはずなの。
なのに、なぜか、鬼滅の刃の冒頭はどうしても受け入れ難いものを感じてしまった。
なぜなのかな。
自分でも不思議だ。
たぶんなんだけど、子供らの壮絶な死が、あまりに舞台装置だ…と感じてしまったからかな。
主人公の『想い』を表現するために、まるで箱庭に設置されたアイテムの一部のように、子供たちの死が置かれている…。と私は感じてしまったんだ。
この作品を愛している人たちを傷つけてしまうような解釈になっているかもしれず、申し訳ない。
だけども、ひとりの母親として、私はこの物語の冒頭をそのように受け止めしまった。
※息子はおかげさまで元気です。
まあ、そんなわけで、私はこの物語に入り込めないまま、先へ進むこととなった。
これだけ世界中で称賛されている物語なのだから、ここで退散するのはもったいない、と思ったので。
で、見続けてよかったと思った。
主人公の炭治郎の真っ直ぐさと強さ、仏のような優しさに私は救われた。
それはつまり、この物語の作者 吾峠 呼世晴氏が天才ということなんだけど。
さて、重ための話はこれくらいにして、オタク的視点でもこのアニメを語りたいと思う。
私は剣術のアクションが大好物である。
鬼滅の刃はオープニングからして、アニメーションが大変美しかったので、期待大だった。
そして、それは期待以上だった。
巷の子供たちが、こぞって「水の呼吸!」とか叫んでいる理由もわかった。
あれはやるたくなるわw
私の狭い範囲の知識のみでの評価になってしまうけど、鬼滅の刃のアクションシーンは、日本の剣術ものの中でも最も美しい作品のひとつではなかろうか。
って小難しく書いたけど、つまり、めちゃかっこいいのだ。
物語の冒頭で少々引いてしまった私も、これは何回も繰り返しおかわりしてみたよね。
90年代初めくらいから、あまりアニメを見てなかったので、この30年でアニメーションはここまで進化したんだなーと悠久の時の流れを感じたのであった。
そして、なんと言っても鬼たちである。
鬼滅の刃は、そのタイトルが示す通り、鬼退治の話な訳だけども、鬼にも鬼の事情があって。
その辺がわりと丁寧に描かれていて、気がついたら鬼に同情してたりもする。
勧善懲悪という概念が、もうすでに崩壊しているのね現代は…。
そんなことを思いながら、私は鬼滅の刃を観ていた。
そして、実は原作も読んでないし、アニメもまだ第一期までしか見てないので、早めに劇場版を観て、第二期に追いつかねばと思っている。
なんだかんだ言って、最後まで見届けると思う。
※以下はアニメ第一期までの私的な評価です。
参考になった!という人はスキをお願いします!
<あくまでも私的な評価>
ストーリーの面白さ:★★★★★
ストーリーの意外性:★★★☆☆
キャラクターの良さ:★★★★★
絵の美しさ :★★★★★
動きのかっこよさ :★★★★★
<チェックポイント>
・舞台:大正時代 日本
・キーワード:鬼/刀/流派
・グロ:けっこうグロイ
・色恋:なし?
・お色気:なし
・イケメン:◎
・強い女子:◎
・美少年:◎
・美少女:◎
・原作:漫画
・概要:
幸せだった日常から突如、妹を鬼にされ、他の家族は鬼に皆殺しにされた主人公が、厳しい修行の後に剣術を身に着け、仲間と共に鬼に立ち向かっていくお話。
※これは私の個人的な感想なので、解釈が違っていたり、注目すべきポイントがずれてたりするかもしれない。
ちがう!ちがうんだよ!!!ってなことになっていたら、どうぞ教えてください。
