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[創作大賞感想] Uさん著『stars』の世界の歩き方

 我々の宇宙とは異なる次元『第十三並行小宇宙サーティーンズ』での出来事。

 今現在の人間が思う生命とは異なる基準の命・魂が行き来する。

 高次元の世界の把握は我々の言語では難しい。反対に、サーティーンズの者たちは我々の言語で世界を語れない。

 もしかしたら我々は彼らと同じ宇宙を見ているかもしれないけれど、異なる思考・言語で語られる世界は交わらない。

 たとえそれが日本語に翻訳されて語られているとしても、我々の感覚でそれを解釈することは難しい。
 脳の別の箇所を使う必要がある。

 流れてくる言葉をそのまま感覚に乗せて、まるで流しそうめんのように、滑って来るものをキャッチする。

 キャッチしたものを映像変換すると味が失われる。そのままするっと飲み込むがよろし。

 するするっと飲み込んで、やがて彼らが彼らの歴史の中で手放したものを再確認するとき、我々の感覚と接続できる接点ができるはずなんだ。

★OUCHI project のYoutubeチャンネルつくりたてよろしく★


このお話しを読んで、むずかしい…と感じる人もいるかと思います。

むずかしいなと思ったら、むずい!という感想で正解です!

ちなみに、物語を理解するということは必ずしも、「作者がどう考えているか理解する」ことではないと先に言っておきたいと思います。

これ、とっても重要です。

物語に出合うと、どうしても人は深読みしたくなったり、そこから著者の意図を読み解こうとしたりしちゃいます。

だがしかし、それはとてつもなくナンセンスなことなのでは…と私は考えます。

作者の胸の内なんて誰にもわからない!

私も時々自分で書いた物語について説明することがありますが、本当のことなんて言いませんからねww

(私は読んだ人が勝手にいろいろ解釈してほしい。解釈を決めたくない派)

自分がどう受け止めるか…それが一番重要なのです。


で、どう受け止めるのか…それもわからん~っとなってしまったあなた。

もしかして理解できてないのは私だけ??と不安に思うこともあるかもだけど、わからなくても大丈夫。


この世には難読書とよばれるものがいくつかあります。

私はUさんの『stars』もそれに含まれるのではと感じています。

なぜ難読と感じるのか。

その世界の独自性のためではないかと私は考えています。


物語を読むときにみなさんはどう読んでいますか?

文字を追いながら頭の中に映像を作っていますか? 私は作っています。

頭の中で場面を空想しながら物語を追っていく。


難読書と呼ばれるものは、難しい言葉を使っているという単純なことではなくて、この世界とは異なる概念のことを語っているために映像化しにくい…という状態。

しばしば物語の誉め言葉として、映像化不可能…と言われることがありますが、つまりそういうことです。

Uさんの『stars』はまさにそのような物語なのかなと思っています。


このような物語を、しかも長編の文字量で書くことは容易なことではありません。

特に、素の文章がこのテンションでない場合は、素に寄って行かないように常に意識しながら書く必要があります。

それには徹底した世界観の確立と、常に自分が書いたものを客観視する能力が必要とされます。

ただ…ちょっと恐ろしく思っているのは、Uさんがもしかしたら、これを自然に行っているのではないかと思われるところがあります。

ナチュラルボーンでこの世界観。


いくつかUさんの物語を読ませていただいた私の勝手な印象ですが、Uさんは憑依型の作家なのではないかと感じています。

物語を書き始めるとその世界に憑依される。その世界の思考回路に変異する…。そんな印象があります。

『stars』はそうやって『第十三並行小宇宙サーティーンズ』という我々とは概念の異なる世界の出来事が、その世界の概念に基づいて書かれているのです。

だから、難しく感じてしまう…。


もしも、難しいと思う物語と出会った時、私は一旦、これまでの物語の読み方を捨てるようにしています。

まず、誰でもできる方法としておススメしたいのが、こちら。

・わからないところは一旦ワープする
・わかるところを読んでいく
・もう一度わからなかったところに戻ってみる

こうしてわかるところから世界の全体像を把握していくと、輪郭がつかめてくる瞬間があるかと思います。


『stars』にはたくさんの聞き慣れない言葉も出てきます。

この言葉に持っていかれて道筋を見失ってしまうこともあるかもしれません。

そんなときのために、用語集(紹介文に記載)やビジュアルも用意されています。

これらも並行して楽しんでいけたらいいなと思います。


あ、でも隅々まで理解する必要はありません。

漠然と、すっとは理解できない言葉が心地よい…とか、このシーンが美しい…、このシーンは目に浮かぶ…とか断片のイメージに浸るだけでも充分に物語は楽しめるんです。

こんな感じで…ぜひみんなも『stars』の世界に飛び込んじゃって!



ぶっ飛べるテーマ曲もよろしく☆

作詞:U
作曲:大橋ちよ
メインボーカル:藤みけ/もちもち/chiyo
コーラス:kokoro_hashiru/なみあさむ/温詩夏/U


#創作大賞感想

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