ボードゲーム業界交流イベント「ボドトーーク」年内最後の集まりを心ゆくまで楽しんだ夜
私のnoteで何度かに渡り紹介してきた、ボードゲーム業界交流イベント「ボドトーーク」。年内最後となる12月4日の会をもって、毎月開催という形での実施はひと区切りとし、いったんお休みに入るとのこと。たくさんの出会いをくれた本会に最大限の感謝を捧げつつ、今回もイベントの内容や出会った皆様について紹介していきます。
「ボドトーーク」ってこんなイベント
本記事で初めて「ボドトーーク」なるものを知った方のために、イベントの主旨をカンタンに説明しておきます。
「ボドトーーク」とは、ボードゲームを含むいわゆるアナログゲーム全般の業界に関わる様々な立場の人(例:メーカー、ショップ、ボドゲカフェ、イラストレーター、デザイナーetc…)が一堂に会し、集まったメンバー同士でひたすら雑談することで新たなつながりを作ったり、より絆を深め合ったりする、まさに業界交流のおしゃべり集会です。

本会は5月10日に第1回が開催されて以来、都内では8回、大阪1回、札幌1回の計10回が2024年に行なわれました。最初はひたすらたくさんの皆様とお話しするというものでしたが、回を重ねる毎にゲストを呼んだり、他団体(トキキル、Anaguma等)とのコラボが行なわれたり、また交流方法が工夫される(マンカラ式交流)などパワーアップしていきました。

第1回 第2回 第3回 テストプレイ会 第4回 ハロウィン会 トキキルコラボ会
主催の柚井ゆいさんはこんなお方
この素敵な会を主催されているのは柚井ゆいさんというお方。ボードゲーム業界のほかにも、歌手活動(ゆずのてんぷら)、クリエイター、ネイリスト、イベントスタッフ、など幅広い分野で活躍しておられます。

(当日撮影)
ボードゲーム関連の活動はこの「ボドトーーク」主催のほか、ゲーム紹介系YouTubeチャンネル「しゅぴぴっ!」(柚井ゆい、あられ、かわルンルン)[敬称略]への参加、また先日のゲームマーケット2024秋では「伊藤かりんのアナログゲーム同好会」の公開収録、そして来たる12月15日には「ボドゲの鉄人」というゲーム制作ライブイベント(後述)でMCを担当するなど、業界のあちこちにその姿を現しております。多忙過ぎです!
今回は30名弱でまったりトークを堪能
多かったときは100人越えとかのときもあった「ボドトーーク」でしたが、今回は参加人数30名弱とのことで、お会いした方とまったり話し込むことができたように思います。

アルフォート大半私がいただいてたのはナイショですw
そりゃ主催側としては人数多い方が何かと好ましいでしょうけれども、実際これまで参加してきた印象で言うと、やっぱり100人とかいると「たくさんの人とつながらなきゃ!」って気持ちが先立ってしまい、ついつい目の前の人との対話が気もそぞろになりがちなんですよね…(私だけ?)。
今回はそういう意味で、いつもそんなに話し込めてなかった方ともガッツリ向き合えたので、私的には満足度高めでした。
毎回このくらいの人数でもいいな~なんて思うけれど、次回は間をおいての開催となるそうなので、たぶんまた第1~2回の頃の盛況が戻ってくるんじゃないかなーって気がしています。
みんなで遊ぶよ!ボドベントカレンダー(4日目)
今回の「ボドトーーク」では、みんなで遊ぶ企画が設けられました。今回プレイするのは、我らが主催の柚井ゆいさんが「アドベントカレンダーのボードゲーム版みたいなのやりたい」と思い付き、「ボドトーーク」で縁のあるゲーム作家さんを中心に作り上げた、その名も「ボドベントカレンダー」。
12月1日~24日まで1日ひとつずつ何かしらの遊びが詰まったそのパッケージの4日目(12月4日)分をこの日みんなでやってみよう!というわけです。

右が4日目作者のIKEさん
日ごとに何が出てくるか分からないのが、この「ボドベントカレンダー」。4日目は何が出て来るかな、ドキドキ…。

ん?何だこれ?
ゲームなのかなこれは?

何だかパズルのように見える気もするし、そうでない気もしますが…。

裏に説明書きが…。
「目測キリダルマ」(Game Design by IKE)
どうやらこの紙自体を「手で切る」ことにより、イイ感じの雪ダルマを完成させる、という主旨の遊びらしいです。

要するに、こういうことよっ!!

どこを切り取るかはその人の感性。
これをお読みの皆さんも、やってみたくなりません?

でーきたっ!!
chitoseArk作のキリダルマ。額のバンソウコウが私らしいw
(私はよく酔った勢いで顔をケガしてるので…)
ちゃんと帽子に合わせてサイズ目測で調整しました!!
4日目
— IKE (@tenken1031) December 4, 2024
みんなのキリダルマをみるのはとても楽しい
工夫がすごくて想定以上に楽しかったです。
みんな愛着持ってもらって嬉しい
最後まで相棒としてクリスマスまでお供させてあげてください#ボドベントカレンダー pic.twitter.com/WbQMz2RGjT
こちらは作者のIKEさんが作ったキリダルマ。
この日はみんなのキリダルマを見せあいっこしながら、わちゃわちゃと盛り上がっておりました。
IKEさん素敵な贈り物をありがとうございました!!

あー!!魔人さん(株式会社RayArc・新規事業ユニット)、ボドベントカレンダーのパッケージに柚井ゆいさんのサインもらってる!!いーなー!!
(私はパッケージ持って来なかったんだよね…)
って言ってたら、柚井ゆいさんいわく「今パッケージ買ってくれたらサインしますよー!」とのこと。商売上手なんだからっ!!(笑)
みんなで作る!?柚井ゆいさん専用のボドベントカレンダー
柚井ゆいさん、このボドベントカレンダー企画の成功に気を良くしたのか、もしくは最初から企画してたのかは定かではありませんが、「自分用のボドベントカレンダー作って欲しい」とか言い始めました!!
(当たり前ですが任意参加ですw)

かくして突然用意されたポストカードサイズの紙!!

そして24日までの日付の数字が書かれた封筒!!

封筒の裏に貼るシール!!
(用意周到過ぎだよこの人!!)

ということで、会場内はにわかに騒然となったかと思うと、各自テーブルに向かって一心不乱にゲーム?だったりそうでなかったりな何かを作り始めるのでした。中には「うわ何これすげぇっ!!」って創作物を仕上げてる方もいたりしまして、いやぁこれがボードゲーム作家ってやつなんだと認識を新たにした次第です。

私もとりあえず、何か書いて入れたので封をします。
(もう後はどうなっても私ゃ知らんもんね)

柚井ゆいさん専用ボドベントカレンダー箱に各自のサイン。
私は地味キャラなので箱の縁にしました。

着々と参加者から納品?される封筒の数々。
たまに微妙な数字の人がいたり、ダブったりしているのはご愛敬(笑)。
お会いした会社、団体、個人のリンク集
私の「ボドトーーク」記事でおなじみの「お会いした方リンク集」を今回もやらせていただきます。これまで同様、失礼やトラブルがないよう、以下のガイドラインに従って掲載します。
<掲載ガイドライン>
・掲載するのは原則として団体名とします(例外あり)。団体名が定かでない場合、お名刺などに記載のお名前を掲載することがあります。
・これまでに掲載歴がある方は原則として掲載を控えておりますが、新たな情報が得られた、写真を新たに撮らせていただいたなどの場合、あらためて載せていることがあります。
・リンク先は原則として公式サイトとします。公式サイトが分からない時は、こちらで各種紹介ページやnote、SNSなどを探して掲載します。
・紹介文につきましては、リンク先またはお名刺に書かれている文言をなるべく使用、または参考にして記載します。
・掲載順は(株)(社)(有)(合)などを除いたアイウエオ順とします(英語の場合、口語で読んだときの発音で判断します)。なお、日本語名と英字名が両方ある場合は原則として日本語名を記載します。
・公開後、文言の修正や改定ならびに掲載取り下げ等については可能な限り対応させていただきます。
なお過去に紹介したリンクはこちらをご参照ください。
第1回 第2回 第3回 第4回 ハロウィン トキキルコラボ
ア行
朝日ねこ
漫画家。ラブコメや恋愛漫画を描いています。ボードゲーム関連では「本当に面白いボードゲームの世界」(太田出版)の挿絵を手掛けているほか、「姫と人狼」(さいころ結社)という正体隠匿系のボードゲームをデザインされています。

なお左の「TVアニメ化」はエイプリルフールだそうです(ダマサレタ!)
合同会社itten
「TOKYO HIGHWAY」「四ッ角探偵」などを発売しているメーカー。「一点を競うゲームを通じて、その場の状況が一転するような楽しい体験を」の文言を掲出。今回の「ボドベントカレンダー」4日目の作者IKEさんが所属。
サ行
サイトー
ボードゲーム営業の草分け的存在。某有名ボードゲームメーカー/販売会社にて最初の営業担当として採用され、ボードゲームという文化を全国の量販店に流通させる基礎を作り上げられました。

いかにしてボードゲームを流通させるに至ったかなど
興味深いお話しをたくさんいただきました!!
タ行
天岩庵
東京・品川区大井町にある世界中のボードゲームで遊べる喫茶店。所蔵ボードゲームはパーティーゲームから重ゲーまで様々。店内イベントはM:tG系も行なわれます。品川区唯一のWotC公認店。
ハ行
ひとじゃらし
ボドベントカレンダー4日目の作者であるIKEさんがゲームデザイナーとして参画するもうひとつのゲーム制作団体。リリースしたタイトルは「キープ-Quipu-」「3秒トライ!」「ぺあってにゃ〜」「集団面接」など。

これは「テンサイ指相撲」という、
薬指だけを用いて戦う指相撲とのことです
ヤ行
四等星
4人のクリエイターが集まったボードゲーム制作サークル。今回お話ししたmor!さんはボドベントカレンダー作家陣のひとりでもあります。普段は個別に作品を作っていますが、いずれは合作も検討しておられるとか。

お二方がたまたま近くにおられたので、
せっかくだからと撮らせていただきました
ラ行
株式会社RayArc・新規事業ユニット W2ナニカソンプロジェクト
システム開発系企業の新規事業チームにてボードゲームの開発、販売をしています。こちらの魔人さんからは「ボドゲの鉄人」に関する熱いお話しを、パンプさんからは今後の事業展開などについて聞かせていただきました。

ボードゲーム業界関係者ではない私ですが、
それ実現したら良いなぁと思います(ここだけ話)
ワ行
ワラビサコ
ボードゲーム「ブングースクワッド BunguSquad」をリリース。ワラビサコ氏はこの後に紹介するボードゲーム制作ライブイベント「ボドゲの鉄人」の主催者です。
【宣伝】「第2回 ボドゲの鉄人」について

「ボドゲの鉄人」とは、事前に選抜もしくは招待されたボードゲームデザイナーたちが、当日発表されたテーマに基づいて、その場に用意された部材を用いてオリジナルのボードゲームを制作するライブイベントです。
▲前回(2024年6月9日開催)の様子を記録したドキュメンタリー映像です。
前回はチーム戦とのことでしたが、12月15日に行なわれる第2回は個人戦であることが異なっています。
イベントの特徴として、オーディエンス(観客)は各デザイナーがゲームを作っている様子を、テーブル間を自由に移動して間近にウォッチすることができるという点が挙げられます。
「私もいつかボードゲームを作ってみたい!」
「他のデザイナーがどんな風に作っているのか参考にしたい!」
そんな方にはまさにうってつけのイベントではないでしょうか。
司会は「ボドトーーク」と同様に柚井ゆいさんが担当します。
(柚井ゆいさんを生で観たいという方も是非!!)
また会場も「ボドトーーク」と同じ、表参道のSPRING TERRACEです。
「第2回 ボドゲの鉄人」は、12月15日(日)開催。
現在オーディエンスを募集しておりますので、気になる方はぜひ下記リンクをクリックしてくださいませ。
「ボドトーーク」のひと区切りに寄せて、柚井ゆいさんに感謝の言葉

この日は柚井ゆいさんが「自分用ボドベントカレンダー欲しい!」と言ったため、皆様が途中から制作に集中し出しておりました。しかもそれはご本人に見られたら意味ないので、あはれ柚井ゆいさんはどのテーブルに行っても「まだこっち見ないでー!」と言われて追い払われ、さまよえる柚井ゆいとなっておられました(笑)。
きっとそれで、私のところにいらしてくださったのでしょう。
私は初めて自分のいろいろなことを柚井ゆいさんにお話ししました。
私がボードゲームをわざわざ外に出向いてやるようになったきっかけ。
過去にあったある出来事から、ボドゲカフェがトラウマになったこと。
このボドトーークでの出会いを通じて、そのトラウマが消失したこと。
私の年齢が実は■0代であること(よほど信頼しないと言わないです)。
そして、初めて柚井ゆいさんにこのことを伝えることができました。

ボドトーークに参加させていただいたおかげで、ゲーム関連のご縁が一気に広がり、大げさに言えば人生変わったかも知れません。
何事も、思い付いたらすぐやる!の柚井ゆいさんの生き様を尊敬しています。
来年もまたどちらかで。
chitoseArk
嘘偽りなく、私は柚井ゆいさんの生き様を尊敬しています。
「ボドトーーク」のこともそうですし、先日の「ボドベントカレンダー」のときだってそうです。
思い付いたらすぐやる。
すぐ動く。
そして結果を出す。
ビジネス書などでもこうした行動が理想論としてしばしば掲げられますが、どれだけの人間が実行できているでしょうか。
柚井ゆいさんって傍から見てると無茶苦茶な人です。
現時点で身体がいくつあるか分からないくらい忙しいはずなのに、どうして今それを思い付くの?
そして何故次の瞬間にはもう手を打ち始めてるの?
うわー!そんなこんなで、結局形にしちゃったよ!!
こういう人の周りにいる方はさぞ気苦労が絶えないと思いますが、みんなが何だかんだ言っても協力してくれるのは、この人のひたむきな情熱と、思い立ったら止まらない壮絶なエネルギーの塊であること、そして絶対に結果を出す人だということを分かっているからだと思います。
貴方に出会って半年ちょっとの人間が何を分かった風にと思われるかも知れませんが、これだけは言わせてください。
柚井ゆいさん、貴方が主催でなかったら、私は「ボドトーーク」にここまでお付き合いすることはありませんでした。
そもそも私は業界人でも何でもないので、ボードゲーム業界の人脈を急いで増やしても、すぐにどうこうすることはできません(ゆくゆくは何かの形で自分の人生に活かせたらいいなとは思っていますが)。
それでも「ボドトーーク」に(関東開催に限りますが)毎回参加したのは、この集まりが楽しかったのもあるけれど、一方で柚井ゆいさんの生き様を見ていたかったというのも大きかったように思います。
(ストーカーみたいでいい気がしないかもしれませんが)
私は口下手なので、会場では伝わらなかったと思いますが。
やっとご本人を前にして言えました。
私は柚井ゆいさんの生き様を尊敬しています。
尊敬していますが、その生き様を自身が真似できるかと言われたら、それはとてもとても難しいことであると言わざるを得ません。
でも、自分が何かで停滞していると感じたら、「柚井ゆいを思い出せ!」って自身を戒めるような、きっとそんな憧れの気持ちなのだと思います。
長くなりました。
柚井ゆいさん、ご迷惑でなければ、また来年以降、いつか「ボドトーーク」もしくはそれに類する何かでお会いできることを楽しみにしています。
ボードゲームを通じて繋がったこの縁が、さらに大きな輪となり、何らかの結実をこれからも生み出していきますように。
(了)
