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ブルームーン 〜ふたつめの満月〜

泣いています
月を見れば泣いていました
祈っています
月を見れば祈っていました

涙は光って落ちました
つるりとすべり落ちました
祈りは光って回ります
くるりとなんども回ります

なんどでも なんどでも
くりかえし くりかえし
月の弧をなぞるようにして
あなたの笑顔が見えるまで



***



空が好きです。
空、雲、月、星……
わたしのエッセイや短歌などにもよく出てきます。
自然の流れや巡りは偶然のようであって必然みたいで。 そこにあるのが当たり前のようでそうじゃなくて。 夢のようだけど現実で。
遠くて近い、不思議な存在。
果てしないけれど、見上げればみんなの上にあります。まっすぐに見つめることができます。


満月には限らないのですけれど、月も好きでよく眺めます。
月は紛れもなく月であって、小さな子どもにも見つけることができます。
月そのものは丸い形のはずだけど、満ち欠けを繰り返しいろんな姿でわたしたちを楽しませてくれます。

昔から人々は月を愛でてきました。
物語の中には何かを象徴するように出てきたりするし、和歌にもたくさん詠まれてきました。
離れていても月を眺めれば繋がりを感じることができて、誰かのことを思い出したり懐かしい記憶が蘇ってきたりします。とても情緒的、ロマンチックな存在ですね。

優しい月、寂しげな月、エネルギッシュな月……その時々に感じる月の表情は、誰かのことを投影してるのかもしれないし、自分の心情を映してるのかもしれません。
月の魅力や憧れは、きっとこれからも変わらないのかなと思います。


ブルームーン。
満月がひと月のうちに二度訪れる巡り。
前回は2023年の8月でした。
この時にはきれいな月が見えました。
2年9ヶ月ぶりの暦のブルームーンは今月。
満月が5月2日と 5月31日の二度訪れます。





“2026年の5月のブルームーン、その時にもまた このnoteの中でみなさんと月のお話ができたら……”  そんなことを書いていました。
あの時には、3年後のことをとても遠く感じていたのですけれど、心にはずっと留めてありました。
noteを続けていくための小さな約束、小さな目標、小さな希望になっていたのかもしれません。
ほんとにその時がやってきて、今、約束がひとつ果たせたような心地です。


“新月”がスタートや種まきを表すとしたら、満ち欠けの頂点である“満月”は 完了や収穫の意味を持つそうです。
何かに向かってやってきた ひとつの区切り、結果、そんなイメージでしょうか。
けれどもそれでおしまいになってしまうわけではありません。 月の巡りは この先もずっと続いていきます。 月と、太陽と、地球……その関係が続くかぎり。 人生の波のような満ち欠けを 何度も何度も繰り返しながら。



……

And the night you don’t come my way
I’ll pray and pray more each day
'Cause we love you, Mr. Moonlight ……



夜になってもあなたが来なかったなら
毎日祈り続けよう
みんなあなたが大好きだから、ミスター・ムーンライト ……

『Mr. Moonlight』より




月は姿を見せるでしょうか。
見えなくても祈っています。
笑顔を見せてくれる時まで。
みんなあなたが大好きだから。
月に祈りを。


どうぞよい一日を、よい一週間を、よい月夜を。



ブルームーン もしも祈りが届いたら
月の光へ乾杯しよう
ー ちる ー



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