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エフェクト2.Vocoder

Vocode(ボコーダー)知ってますか?

聴くとあ、これこれ、みたいな音ですが意外とTalkboxと混同されていたりします。ボコーダーは声をシンセを使って加工するもので、Talkboxは反対に楽器音を口の中で加工するものです。ハーモナイザーとも別物です。
使用例を見てみましょう。

Vocoder
Daft Punk
Harder, Better, Faster, Stronger

いやかっこよ!
まさにこれこれ!なサウンドですね。たまらん!

Talkboxも見てみましょう。

Talkbox
Steavie Wonder
Close To You、Never Can Say Goodbye

いやこれまたかっこよ!!!!
たまらん!これもこれこれ!なサウンド。

Talkboxの曲をもう1曲、
Kroi
Balmy Life

間奏部分でチューブを咥えているのがわかります。
うーん、Kroiめっちゃかっこいい!

やっぱりVocoder とTalkboxはちょっと違う。
Talkboxは口の形で楽器音を加工するという特性上、DTMで完全再現できるプラグインはありません。まあ近いことができるのは iZotpeのVocal Synth2ですね。

ついでに、もう1種似たタイプのエフェクトでハーモナイザーというものもあります。ハーモナイザーのことをボコーダーと思ってる人も結構いるかもわからんです。

ハーモナイザー
Electro-Harmonix社のVoice Boxという実機のエフェクターのデモ動画
Electro-Harmonix Voice Box

うーん、最高ですね。
このJack Conteという人、マジで最高です。
気になった人はJack Conteの曲掘ってみるといいですよ、マジかっこいい!
このVoice Boxはハーモナイザーとボコーダーが合体したような製品です。
でもやっぱりハーモナイザーが印象的よな。
ピッチを検出しハーモニーを作り出すエフェクトです。
ハーモナイザーに類するプラグインもそこそこ種類があります。
僕が持っているのは
Antares Harmony Engine、iZotope VocalSynth 2、Eventide Quadravoxの3つです。今回ボコーダー回なので詳しくは言及しません。

ボコーダープラグイン

現在売られているもので個人的にで有力と思われる製品が4つ、本格的なボコーダーの購入を検討されてい人はこれらを比較検討対象とするといいと思います。

1.  Antares Auto-Tune Vocodist
 :滑らか・現代的なロボ声 / 輪郭が太く抜けが良い
2. Zynaptiq ORANGE VOCODER
 :カリカリでハイが抜ける / EDM系、派手なエフェクト感
3. XILS LabXILS Vocoder 5000
 :70〜80年代風のクラシカルな温かみ / ノスタルジック路線
4. Softube Vocorder
 :中低域のパンチ感、アナログ感強 / シンセと馴染む音質
たぶんこれが四天王でしょう。

僕は最初Vocal Synth 2を買って、その後もっと本格的なやつが欲しくなってAuto-Tune Vocodistを買いました。たまたま欲しいタイミングでセールやってたので即決しました。

Vocal Synth 2

iZotope

とっても使いやすい入門機的なプラグインです。
使い方が比較的簡単。インターフェースも直感的。少し前までは結構マシン負荷が高くて使い辛かったですが、今時のマシンなら困ることはないでしょう。ボコーダーの他に先述のTalkboxモードもあり、さらにはハーモナイザーも備えています。Vocal Synth の名に恥じない万能ぶり。これを買っておけばえー、あんな音出ないの?みたいな事態になりにくいと思います。

ボーカルのオーディオトラックにインサートするだけでもエフェクト的に動作しますが、ちゃんと使うならMIDIモードにしてサイドチェインでボーカルトラックを入れて使います。
ボーカルをMIDI入力した音程で鳴らします。
MIDIでコードを鳴らすとボーカルが和音になります。
これもコレコレ!的な音です。
Logic Proだと普通の音源のところにはいなくてMIDI制御エフェクトというところにいます。

どちらかというと使いやすさや汎用性といったところに重きが置かれていて
ボコーダーの音を前面に出して使いたい、という用途には少し物足りなさがあるかもしれません。僕は結局Vocodistを買うことになりました。ただ今でもハーモナイザーとしては大活躍しています。バックコーラスとしてうっすらと使用するとすごく厚みがでてすごい好きです。
最近じゃほぼ毎回使用しています。

【拙作使用例】
ひとつの… feat.アメミヤチカ

Bメロ〜サビのところでハーモナイザーを使用。
こんな感じでボーカルの厚みを出せます。

Auto-Tune Vocodist

Antares

Vocal Synth 2を使っていてもっと本格的な太い音が欲しい、そう思った時にちょうどセールをやってたので、Vocodistを入手しました。
ちょっとだけボコーダー風な音を入れたいとか、ハーモナイザーも使いたいとかの人には Vocal Synth 2 がおすすめです。あくまでももっとボコーダー音をフィーチャーした楽曲を作りたいとか音にこだわりたい場合の選択肢です。

Vocodistの画面をみてもらうとなんとなくわかる通り、気軽とは言い難いですのでちょっとだけ飛び道具として使ってみたいぐらいの感じだと挫ける可能性高いかもしれません。

【拙作使用例】
Neo Future feat. SYAMO、

頭サビとAメロの間の間奏でのリフがVocodistの音です。
サビでバックコーラス的に使っているのはVocal Synth2のハーモナイザーです。ハーモナイザー以外にもWAVESのVocal Benderで加工した音も重ねています。

Vocodistですが、元のボーカルにかけたり、リフなんかは Synthsizer Vで歌わせたものをVocodistで変調をかけています。

ボコーダーはクセつよなのでハマるジャンル以外はなかなか使い所がないかもしれません。その意味でもVocal Synth 2のようにハーモナイザーとしても使えたりして使い方に幅があり且つ簡単なほうが出番多くなるかもしれないですね。

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