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映画「ひつじ探偵団」🐑メェ~探偵、爆誕!

予告から「絶対好きなやつ~!」と思ってた🐑✨


まずタイトルがいい、『ひつじ探偵団』。
これは成功の証。
(ブルーボトルコーヒーみたいなこと言ってる☕)
ひつじ・可愛い、探偵団・ワクワク💖
タイトルだけで、心の好き箱をぱかぱか開けてくる。

動物が人間の知らないところで会話している映画が好き。
豚ちゃん映画『ベイブ』を彷彿とさせる、「人間社会の横で、動物たちには動物たちの世界がちゃんとある」感じ。

しかも今作は、羊たちがミステリー好きの羊飼いに読み聞かせられてきた推理小説の知識を頼りに、事件の謎を追っていく。

好きな物(羊)+好きな物(ミステリ)=もっと好きな物。
(*´Д`)ずるい~。

いつもなら字幕版を選びがちだけど、今回、極端に字幕版の上映が少なかったこともあり、吹き替え版で鑑賞


結果として、これはこれでとても良かった。
字幕を追うよりも、ゆるーく羊を愛でることに集中できた気がする。
なによりダイアン津田が、ちゃんとメェ~探偵になっていて好き(´∀`*)ウフフ

もっとドタバタしたコメディになるのかなと思っていたら、そこはさすが、ミステリー小説で鍛えられている羊たちである。

結構きちんとミステリーのお約束を踏襲していて、ミステリー好きがニヤリとする気配も上手い

かくいう私も、一時期ミステリー沼にどっぷりハマっていた。
色んな名作を乱読しているうちに鍛えられる「ミステリー脳」。

究極、タイトルと冒頭の登場人物一覧から不自然に目立つ名前・立場・職種から、犯人の予想ができるような気になっていく。
ほとんど占いや予想屋である。

今作の羊たちの文言に既視感を覚えてしまう( ´∀` )

ミステリー小説や推理ものには、それがミステリーとしてフェアであるためのルールがある


有名なところでは、「ノックスの十戒」や「ヴァン・ダインの二十則」などがそうだ。
急に超能力で犯人を当てるのはダメ!みたいなお約束。
いくら創作であっても、なんでもありの無法地帯になってしまったら、推理小説として面白くない。
読者も観客も、物語の中に置かれた手がかりを拾いながら、探偵と一緒に考えるからこそ知的遊戯として楽しい。
そのための約束事を、先人たちはきちんと禁則事項を定めてくれているのである。

今作が面白いのは、そのルールに抵触していないところ。

可愛い羊たちが、草を食べたり、勘違いしたり、言葉の意味を取り違えたりしながらも、物語の中にある手がかりを頼りに謎へ近づいていく。
とても真っ当なミステリーをしているのである。

ただ一つ、探偵が羊であることを除いてねっ( ´∀` )
メェ~探偵、爆誕よ!

小難しくないので、家族で観ても、デート映画として観ても楽しい一本だと思う。
羊を愛でて、推理にニヤリとして、最後にはあたたかい気持ちで劇場を後にできる作品でした。

オススメェ~🐑です✨

エンドロールの後にもほんのちょっとだけあるんじゃ!映画デス🐑︎💕︎

以下ネタバレあーだこーだ

謎とか犯人の話はしないあーだこーだ( ´∀` )




↑ゴールデンウィークにプレイしたゲーム。いやー滅法おもしろいのに、最後に最高に全部持ってかれました(*/∀︎\*)










冒頭からズルイ!


MGMのライオン🦁が「メェ~」と鳴いた時点で、心が鷲掴みされる。
そういう小技に弱い。
大勝利の予感しかない乀( 'ω')ノ

「犯人はメイドよ!」

「犯人はヤス」くらいの面白ネタだけど、これをネタバレなし感想で書くと、本当にネタバレしているみたいに見えてしまうのが困る。( ´∀` )

この「メイド犯人説」も、よく考えるとちゃんとミステリーのお約束を逆手にとっている。
前述のヴァン・ダインの二十則に抵触しているのである。

端役の使用人等を犯人にするのは安易な解決策である。
その程度の人物が犯す犯罪ならわざわざ本に書くほどの事はない。

ヴァン・ダインの二十則・その十一より

使用人が犯人に対して辛口すぎて笑ってしまう。
当時の古き良き英国ミステリーだからこそ、メイドや使用人が主人に恨みをもつのは当たり前みたいに思われているとおもうと面白い。

現代が舞台の今作にはメイドはいない。
にも拘わらず、ずっと連呼するミスリード担当(笑)

今後、私もミステリー映画を誰かとみたら開口一番
「犯人はメイドよ!」
って言おう。( ´∀` )


ただ「羊が探偵ごっこをする映画」では終わらない。

作中では、教会や牧師の存在を通して、羊飼いと羊の関係が、神と人間の関係にも重ねられている。
つまり羊の話の顔をして、はっきり人間の話でもある。

その中で印象的なのが、「冬生まれ」の羊たち。

羊の世界では、「冬生まれ」は異質な存在として見られる。
人間から見ると、なんだそれ、そんなことで?と思う。
けれど、この滑稽さはそのまま人間社会にも返ってくる。

生まれた季節が違うだけで線を引く羊たちを笑いながら、もっともらしい理由をつけて、同じような境界線をいくらでも引いているでしょうと。

1.2.3で「忘れること」

羊たちは、嫌なことや怖いことがあると、三つ数えて忘れようとする。
忘れれば傷つかないし、前に進める。

とても現代的な考え方にも見える。
ストレスになるくらいなら、落ち込むくらいなら、さっさと手放した方が良い。
それは確かに、ひとつの生存戦略だと思う。


でも、本当にそれだけでいいのか。
安全な牧草地にいれば、とりあえず怖い目には遭わない。
道路を渡らなければ、外の世界の危険も知らずに済む。
けれど、忘れてしまったら、危険そのものに気づけない。
大切な誰かが傷ついたことも、誰かが自分たちを守ろうとしたことも、なかったことになってしまう。


歴史の軽視や、過去の過ちの再現をしそうな現代にも目くばせを感じる。
忘却を責めているわけではない。
忘れなければ耐えられない痛みもある。

でも同時に、覚えていることによってしか守れないものもある。

モップルが抱えている記憶は重い。
けれど、その記憶があるからこそ、群れは真実に近づけた。
無理やり戦わされた記憶、屠殺場の収容所感、顔の黒い羊達の描写・・・。
可愛い羊の皮を被って、社会派な目線も込められている。

ひつじ可愛い~!と油断していたら、偏見、排除、記憶、正義まで、ふわふわの毛の下にちゃんと仕込まれていた。

ひつじは愚かではないことに勇気をもらえる物語
💖

これはただのメェ~探偵映画ではなかった。(/ >ω<)/

モップルが推し羊かな~( ´∀` )


そういえば「ひつじのショーン」も新作映画するとか。

未年まであと一年あるのに、一足早い羊まみれな年
🐏( '-' 🐏)ヒツジチャン




ねこ探偵団(*ΦωΦ*)

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