WeRide、物理AI時代のデータ認知エンジンを体系化「WITT」
文遠知行(WeRide)は2026年7月17日、物理AI認知基盤モデル「WeRide WITT(World Intelligence Toward Truth)」を発表した。
名称は哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの「世界は事実の総体である」という考え方に由来し、「物理的事実を基にAIが世界を理解する」というコンセプトを掲げている。
WeRideは、WITTを「物理AI時代の認知基盤」と位置付けている。一方で、この発表を「WeRideだけが初めて実現した革新的な技術」と捉えるのは正確ではない。
実際には、Tesla、Waymo、小鵬(XPENG)など主要な自動運転企業は以前から、実走行データを自動抽出・分析し、学習価値の高いデータだけを選別してAI学習へ利用する「データエンジン」をそれぞれ構築してきた。
大量の走行映像をすべて人間が確認することは現実的ではなく、こうした仕組みは現在の自動運転開発では事実上不可欠な基盤となっている。
それではWITTとは何なのか?
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