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東風日産が自動運転専用車 中国自動車ニュース速報2026年7月30日

©CHINA CASE

1.長鑫科技が科創板に上場 蔚来・奇瑞・小米は車載メモリ供給網を確保

中国で唯一、DRAMの量産化を実現している長鑫科技(CXMT)が、上海証券取引所の科創板へ正式上場した。

蔚来(NIO)、奇瑞(Chery)、小米(Xiaomi)などの自動車メーカーは、戦略的な出資を通じて同社の車載メモリサプライチェーンを押さえている。世界の車載メモリ市場は長年、

  • サムスン電子

  • マイクロン

など海外メーカーが主導してきた。しかしAI向け需要の急拡大により、大量の生産能力がAI向けへ振り向けられた結果、車載用メモリは供給が逼迫し、価格も上昇している。

中国メーカーによる長鑫科技への出資は、単なる投資ではなく、サプライチェーンリスクを回避するための現実的な戦略と位置付けられる。

現時点でも海外製チップが車載半導体の主力であることに変わりはないが、国産メモリはリスク分散と供給拡大を担う重要な存在となりつつある。

また、合肥市では「チップ・車両協調」産業クラスターの形成が進み、蔚来(NIO)や奇瑞(CHERY)は国産車載メモリの初期評価・採用枠を優先的に確保し、中国製メモリ車載化の先行利益を得ている。


2.東風日産、自動運転車両の初の量産モデルを納車開始

東風集団は7月28日、東風日産ヴェヌーシアと配車サービス大手・哈啰(Hello)が共同開発した初の量産型自動運転車両「HR1」の納車を開始したと発表した。

HR1は、まず広州・深圳で常態的な商用運行を開始し、今後1年以内に少なくとも10都市へ展開する計画だという。


3.ボルボ、新型Dセグメント超高級セダンを開発中 尊界S800と競合へ

ボルボは現在、社内コードネーム「556」とされる新型Dセグメントのフラッグシップセダンを開発している。

ターゲットは尊界(MAEXTRO)S800で、現行S90を上回るボルボ史上最高級セダンとなる見通しだ。

このモデルは中国市場専用車として開発され、XC70と同様、中国ボルボと吉利中国の研究開発チームによる共同開発体制を採用する。

これはボルボが超高級セダン市場へ本格参入することを意味すると同時に、尊界S800にとっても、100年近い自動車開発の歴史を持つブランドとの競争が始まることを意味する。


4.奕境X9 初の量産車が成都工場でラインオフ 東風・Huawei共同ブランドが本格始動

東風汽車と華為(Huawei)が共同展開するブランド「奕境(EPICLAND)」の新型SUV「奕境X9」の初の量産車が、成都工場で正式にラインオフした。

奕境X9は、東風汽車とHuaweiが共同で立ち上げた「奕境」ブランド初の戦略モデルで、「次世代ファミリーフラッグシップSUV」と位置付けられている。全車標準で、

  • Huawei 乾崑(Qiankun)ADS 5

  • 896ライン・デュアルLiDAR

  • HarmonySpace 6 コックピット

を搭載する。成都工場では、

  • 溶接工程に452台のロボットを導入

  • 溶接工程の100%自動化を実現

  • 塗装工程には「5C2B」高品質塗装プロセスを採用

している。また、奕境X9の生産開始により、成都周辺では35社のサプライヤーがデジタル化・スマート化を完了し、HuaweiやCATL(寧徳時代)など主要サプライヤーも集積するなど、地域産業クラスターの形成が進んでいる。

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