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大人は漫画を読んでもよかったのかい!?

 ワールドサッカーを見ていて、胃が痛くなった。身体能力の差というべきか、今日の日本の動きは、どうにも重かったように思える。

 サッカーが始まる前、Amazonプライムで映画でも観ようかと思い、iPadのPrime Videoのアイコンをタップした。すると、無意識のうちに「まんが日本史」を選んでいた。

 エピソードは全52話。一気見はさすがに厳しい。そこで、エピソード31「戦国時代の幕開け|北条早雲と毛利元就」から観始め、エピソード40「関ヶ原の戦い|家康と石田三成の対決」まで観ることにした。

 「まんが日本史」は、BGM代わりに流していても面白い。現在放送中のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」より前の時代から、教科書的な流れで歴史をたどることになり、昔の日本史参考書を何となく思い出した。

 改めて、日本のまんが文化は大したものだと頷きながら観ていた。ナレーションの女性の声が「美味しんぼ」で聞いた声に似ているように感じたが、筆者の気のせいかもしれない。

 1983年から1984年にかけて制作された作品なので、ずいぶん昔のものではある。しかし、物語の運びはゆったりとしており、作画も絵本のようで、実に可愛い。

 幼い頃から漫画を描くのが好きだった。ところが、堅苦しい家庭だったため、自宅には漫画本が一冊もなかった。それが、とても辛かったことを思い出す。「漫画を読むくらいなら、文学全集でも読め」という家だったので、仕方がなかった。

 今、ふと思い出した。亡き父は退官前、勤務先の〇〇庁に図書室を設置し、「釣りバカ日誌」などの連載漫画を数多く寄贈したことがあった。現在、それが残っているかどうかは知る由もない。

 しかし、こちらとしては一言、天に向かって聞いてみたい。

 「大人は、漫画を読んでもよかったのかい!?」、と。

 笑える。 

※画像は、人工知能が生成したもの。 


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