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書籍出版は、『人生ing』で行うもの

 出版を人生の終着駅と位置づけ、その集大成として一冊を世に送り出す方もいらっしゃる。それは、それで実に立派な生き方であり、心から敬意を表したい。

 しかし、筆者の考えは少々異なる。出版は終着駅ではなく、人生という旅路に点在する通過駅のようなものだと思っている。各駅停車の鈍行列車に揺られながら、一冊ずつ積み重ねていく。それが筆者の考える「人生ing」の書籍出版である。もちろん、この考え方には異論もあろうが、それもまた自然なことである。

 これまで紙書籍(ペーパーバック)を三十五巻ほど出版してきたものの、「これこそ決定版」と胸を張れる一冊がまだ手元にあるわけではない。その点については、率直に物足りなさを感じている。

 だからこそ、焦ることなく、一冊ごとに完成度を高めながら、「人間学」「IT&AI」「食文化」「写真」といった分野で、微力ながらも世のため、人のためになる書籍を残していきたいと願っている。

 人生最後の一冊が何になるのかは、今のところ想定していない。しかし、日々の仕事やプライベートで遭遇する出来事を確とに見つめ、その時々の思索や経験を記憶の記録として書き残すことができれば、それだけで本望である。

 本日は、毎日筆者のnoteへ足を運んでくださるお二人へ、感謝の気持ちを込めて拙著を謹呈することにした。レターパックで発送する予定だが、台風が接近しているため、天候の様子を見極めながら、本日深夜に投函したいと考えている。

 これまで拙著をお送りした冊数は決して多くはない。しかし、お受け取りいただいた皆様に喜んでいただけたことは、筆者にとって何よりの励みである。この場をお借りして、あらためて心より感謝申し上げたい。

 今後も拙著ではあるが、一つの分野にとどまることなく、広角打法の姿勢を貫きながら書籍出版に取り組んでいきたい。そして、その一冊一冊が、どなたかの学びや気づきにつながることを願いつつ、これまで以上のご指導、ご支援を賜れば幸甚である。

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