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人気書籍紹介「人の道|人間学厳選録」

 この書籍は、これまで出版してきた三十巻ほどの紙書籍の中で、もっとも人気の高い一冊となっている。

 現在は、A5判の横書き版と縦書き版の二種類を出版しているが、あいにく手元にはどちらもない。近日中に、改めて購入しておきたいと考えている。

 先般、横書き版の「人間学厳選録|人の道」を手にした新聞社時代の同僚から、「エッセイ集であれば、縦書きで読みたい」との声があった。そこで、その要望に応えるかたちで、縦書き版を制作したのである。

 まだ実物が手元に届いていないため、断定はできない。しかし、実際に手に取り、ページを捲れば、縦書き版の方が、よりエッセイ集らしい趣を醸し出しているのではないかと期待している。

 やはり、文字を味わい、行間を読み、心に留めながら読み進めるには、縦書きの佇まいがよく似合う。紙の質感、余白の取り方、頁を捲る所作までもが、エッセイという器に静かな奥行きを与えてくれるように思える。

 一方で、教材として使用する場合は、写真や図版、挿絵などを多く掲載したい。そうなると、視認性や構成の自由度を考えれば、横書き版の方が扱いやすい。つまり、読み物としての縦書き、教材としての横書き。それぞれに役割があるということになる。

 近頃は、小説も書いてみたいという気持ちが少しずつ膨らんでいる。しかし、それは筆者が主宰する私塾「Well Done Zoomセミナー」の教材としては、やや不向きである。学びの場に供するには、思考の軸が明確で、受講生が自らの課題と照らし合わせられる内容でなければならない。

 その点、「人の道|人間学厳選録」は、まさに人間学の入り口として、また自己を見つめ直すための一冊として位置づけられる。日々の仕事、人間関係、学び、躾、礼節、そして生き方。その一つひとつを問い直すための素材が、随所に散りばめられている。

 ちなみに、縦書き版と横書き版では、表紙デザインの構図も変えている。内容は同じであっても、装いが変われば、読者に届く印象もまた変わる。手元に届いたとき、二冊を並べて見比べるのが、今から楽しみでならない。

▼縦書き(右から左へ読む)

A5 369頁

▼横書き(左から右へ読む)

A5 285頁

https://amzn.to/3RbjtkG

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794字

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