Cafe.8|喫茶キナリ
曇り予報にも関わらず、スッキリと晴れた朝。
所用を終えてどこかでランチをと思い、数ヶ月ぶりに三次市にある喫茶キナリさんへ。
キナリさんは、フィンランドが好きなオーナーさんが営むレトロでぬくもり溢れる古民家カフェ。
入店早々、着ていたワンピースを褒めてもらい年甲斐もなく嬉しいやら恥ずかしいやら。
さて、注文を済ませたらお気に入りの席へ。

店内の片隅には、北欧メーカーであるArtekのテーブルとイスが並べられています。
特別な気分になれる、まさにここは特等席。

窓際に吊り下げられている雰囲気のあるライトは、眺めているだけでもなんだか楽しい。

セルフサービスでコップに水を注いだら、テーブルにあるオリジナルコースターの上に。
さりげないお店のロゴが柔らかくてオシャレ。

待っている間、ゆるりと流れる時間が心地よい。
各テーブルの上にはお花も生けられています。
些細なことではありますが、こういう心遣いがあるのは本当に心が和むし豊かになります。
しばらくすると、注文したランチが運ばれてきました。この日は通常のランチとシナモンロールが楽しめる「どっちもセット」にしました。

大好きなキッシュに人参のラペ。野菜がふんだんに使われたメニューが身体に嬉しい。

そして、キナリさんといえばシナモンロール。
映画『かもめ食堂』に登場したフィンランドスタイルのシナモンロールです。
粗挽きのカルダモンやパールシュガーはフィンランドからお取り寄せされているらしい。
頬張るたびに口の中に広がるシナモンの香りが、思わず幸せを感じさせてくれます。広島の県北でこのシナモンロールが食べられるのはここだけ。

食後にキナリブレンドをいただきました。程よい苦味とコクがあっておいしかったです。
実はこちらのオーナーさんは私の姉と同級生。
知り合ってすぐにそのことを知り親近感が湧き、以来定期的に通っているお気に入りのお店です。
この日も帰り際、時間が許す限り他愛もない話に花が咲きました。いつもありがとうございます。
私にとってはもう一人の姉のような存在。
むしろ、実の姉には話さないようなことまで聞いてもらって、ありがたいなと思います。
ああ、あのことも気がつけばすっかり泣かずに話せたから少しは気持ちの整理ができたのかも。
『無理に忘れなくて大丈夫』という言葉がじんわりと沁みました。自分の気持ちを自分で受け止めるって大切なことなんだなと再確認。
私はつい、いろんなことを自分の中だけに留めて完結しがちです。我慢して内に秘めず、時には誰かに話すことって大切なんだなと思いました。
