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「愛を知りたい」と願った十代の私が読んだ本/ハッピーライティングマラソン#6

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本田健さんの「ハッピーライティングマラソン」に参加しています
第6回のお題はこちら
「あなたが、高校生から22歳ごろに読んだ本で、よかった本は何ですか?」

今回の記事も前回同様 「ハッピー」とはちょっと違うので恐縮してしまいますが💦


当時、私は特異な家庭に育ち、家族から愛情や倫理、道徳を学ぶことが難しい環境にありました。

だからこそ、本の中に救いを求めていたのだと思います。

なかでも、三浦綾子さんの『道ありき』三部作――『道ありき』『この土の器をも』『光あるうちに』は、繰り返し読み続けた、私にとって特別な本です。

三浦さんは、キリスト教信者としての視点から「人は変われる」「赦すこと、愛することは可能だ」というメッセージを、何度も繰り返し伝えてくれました。

なかでも心に残っているのは、『道ありき』を読んでいるときに感じた、「人は、自分の弱さを知ることで、初めて強くなれるのかもしれない」という気づきでした。

当時、仏教の学校に通っていた私は、宗教の概念は「教科」として学んでいましたので、宗教そのものに感化はされませんでした。

けれど、三浦さんの言葉には、宗教を越えた「人間への深いまなざし」と「原罪というものを通して描かれる人間の弱さ、そしてそこから立ち上がる強さ」がありました。

そして何より、三浦さんの“ゆるし”の視点に、私は何度も救われました。

たとえば、家族との関係に悩んでいたとき、この本を読むことで、相手を一方的に責めるのではなく、自分自身が変わることで状況を変えられるかもしれない──そんな気づきを得たことを、今でもはっきりと覚えています。

「自分を変えることで、愛することも、愛されることもできる人間になれる」

この3冊は、そのことをさまざまな視点から教えてくれた、かけがえのない道しるべです。
今の私を形づくっている、静かで確かな“土台”のような存在です。



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「悲しみの風景」で佳作をいただきました。


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