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あなたが20代に読んで感動した本は何ですか?#7

【君たちはどう生きるか】
を読んで感動しました。(吉野源三郎著)
中学校の時の社会の先生から卒業の時に贈られた本です。
宮崎駿さんの映画のもと(原作)にもなっています。
この本をずっと鞄に偲ばせていた20代がありました。
学生時代と社会人になって価値観が変化して行く時でした。

誰にも相談できずにいた時、開きました。



やさぐれた心に少しだけ、その言葉が刺さります。
今だから気がついたことがあります。



本田健さん
ありがとうございます。
今回、ハッピーライティングマラソン7をする時に、思い出して…読み直しました。

メッセージは、沢山あるのですが、ひとつだけ紹介しますね。



『君たちはどう生きるか?

#やさしさが自然治癒力を呼びおこすと思う

まずは、
ふーっと息をはきましょう。

「ふう……」

肩の力が、少しだけゆるむかもしれません。

なにか特別なことをしなくても、
ゆっくり呼吸をするだけで、
体の奥が「もとに戻る力」を思い出します。

これが、自然治癒力を呼び起こすはじまりです。


生きていると、
誰だって、つまずいたり、苦しくなったりします。

でも、そんなときこそ、
呼吸をするように、やさしさを思い出してみると
心と体は、ふっと元気を取り戻します。


「人間はね、自分がいちばん苦しい時に、
他人のことを思いやれるかどうかで、ほんとうの値打ちがきまるんだよ。」
――吉野源三郎 『君たちはどう生きるか』

コペル君がおじさんから教えてもらったひとつの言葉です。



いちばん苦しい時って余裕なんてありません。
ほんとうの
値打ちが決まるってどういうこと?

何をどうすればいいのでしょうか…?


この言葉は、きびしい教えではありません。
むしろ、心のこわばりをほどいてくれる言葉です。

「しんどいときこそ、
誰かのことを、ちょっと思い出してみよう」

それは、自分を責めることじゃなくて、
自分の自然治癒力を呼びおこす合図なのかもしれません。


たとえば――

・「今日は疲れたな」と思いながらも、帰り道に「ありがとう」をひとつ増やす
自分の悩みから、向き合ったあとに感情をそらすのです。感謝に以降していく…。

・そんな自分に対しても、「今日はこれでいいよ」と声をかける
よくやったよーとねぎらって行くと不思議とざわざわが落ち着くのです。

・空の星をながめて眠る前に、深呼吸をしてみる
自分なんて小さいなぁと思えるのです。

だんだん自分から意識が外れていきます。

そして周りにいる人や環境に気持ちが移動していきます。


そんな小さなやさしさは、
実は、体の奥でこっそり自然治癒力を動かしているのではないか…?

看護師をしていて患者さんや家族と向き合って行くうちに、源三郎さんの言葉をこんな風に考えるようになりました。


あなたに対するやさしさは、自然治癒力を呼びおこすのです。

それは、深呼吸みたいに、誰にでもできること。
がんばりすぎなくていい。
ほんのひと呼吸ぶん、思い出すだけでいいんです。


うまくいかない日があっても、またやり直せばいい。
人間は、もともと「もとに戻る力」を持っています。
(ホメオスタシスといいます)

だから今日も、
「できる範囲で、そっとやさしく生きてみよう。」

その気持ちが、もうすでに
あなたの体と心を、静かに元気にしています。

あなたのことをしずかに包んであげてください。

そして周りを観ていくのです。

いちばん苦しいときに自分を含んだ他人を思いやっていくのです。

目の前にいる他人はあなたなのです。


心理カウンセラー/看護師/気功師  
大島 チエル

💛

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