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守銭奴になるな。私が資産形成を通じて学んだ、「お金を使う勇気」と「幸せの正体」

資産形成を始めて10年以上が経ちました。振り返ってみると、単にお金が増えただけでなく、自分の価値観や人間関係、そして日々の過ごし方までが大きく変化してきたことを実感しています。

お金を貯め、投資に取り組むことで得られるのは、「安心」や「将来の見通し」だけではありません。むしろ、それ以上に「自分の内面や行動の変化」が、人生に大きな影響を及ぼしていると感じています。

今日は、私自身が資産形成を通じて経験した、いくつかの変化について正直に書いてみたいと思います。


1. お金を使うことに抵抗を感じるようになる

昔は「お金は使ってこそ価値がある」と思っていました。20代の頃は新しい服を買ったり、友達と飲みに行ったり、ボーナスが入れば旅行や趣味にパッと使ったり。
頭の中は「どう使うか」ばかりでした。

しかし、資産形成を意識し、貯金や投資を始めてからは状況が一変しました。
たとえば、小腹が空いた時にパンやおにぎりを買おうと思っても「これを我慢すれば数百円貯まるな」、外食をしようと思っても「この千円を投資に回せば将来もっと増えるな」と考えるようになり、なかなか手が伸びません。

資産形成の初期段階では、こうした「使わない意識」は非常に大切です。私もその意識のおかげで、無理なく資産を大きく伸ばすことができました。

ただ難しいのは、資産が十分に増えた後も、その感覚をなかなか切り替えられないことです。

正直に言えば、今の私の資産は約7,000万円。老後の心配もなく、子どもの教育資金も十分に確保できています。

それでも、スーパーで飲み物を買うのにためらい、自動販売機で缶コーヒーを買うのすら「本当に必要か?」と考えてしまうことがあります。

頭では「このくらいの支出で生活が変わるわけではない」とわかっていても、長年の習慣として体に染み付いた節約思考は、そう簡単に消えてくれません。

先日、子どもたちとスーパーにおやつを買いに行ったときのことです。子どもが欲しがったお菓子を手に取りながら、無意識のうちに値段を確認している自分がいました。

その瞬間、「たかだか数百円のお菓子で、こんなに値段を気にしてしまうなんて…。なんて小さな男なんだ」と自己嫌悪に陥りました。

お金を貯めることばかりに囚われ、一番大切にすべき家族との時間を楽しめていないのではないかと、深く反省したのです。

資産形成は大切ですが、ため込みすぎて人生を楽しめなくなっては本末転倒。40代半ばに差しかかり、「お金を使う勇気」も必要だと実感しています。

最近は「家族のためにはお金を惜しまない」と割り切り、特にETFからの配当金は、外食や家族のお祝い事、そしてプレゼント代に充てるようにしました。

その結果、躊躇なくお金を使うことができ、少しずつ「使うことにも意味がある」と思えるようになってきました。


2. 人間関係が変わる

もう一つの大きな変化は「人間関係」です。

20代の頃は、気の合う仲間と夜通し飲みに行ったり、地元の友達とキャンプをしたり、ファッションや恋愛の話で盛り上がったりしていました。

ところが結婚し、資産形成に力を入れるようになると、次第にその時間を心から楽しめなくなっていきました。
その理由のひとつは、価値観の違いです。

私の地元では、「一軒家を買って一人前」「マイカーは持って当然」という文化が強く、どの車を買ったとかいくらしたとか、そういう会話が当たり前のように交わされます。

私は資産形成を優先して家を買わず、車も持たない生活を選んでいたので、その輪に入りにくくなりました。会話を聞いていても「ちょっと違うな」と感じてしまうのです。

その一方で、新しく楽しい関係も生まれました。

SNSやYouTubeを通じて、同じように資産形成に取り組む仲間と繋がると、自然と話が盛り上がります。「こんな節約方法あるよ」「この節税対策は知ってる?」と情報交換するのは本当に楽しく、有益な時間です。

昔からの友達との距離が広がった一方で、同じ価値観を持つ人とのつながりが強くなったのは、資産形成を続ける中での大きな変化でした。

そして、お得な制度である「ふるさと納税」をフル活用して、家族が喜ぶ美味しい返礼品をたくさんもらったとき。普段は節約ばかりしている私が、妻や子どもたちに笑顔を届けられたことが、何よりの喜びでした。

お金を貯めることだけでなく、お金を賢く使うことで、大切な人たちを笑顔にできる。そう気づいた瞬間でした。


3. お金に関する情報に敏感になる

資産形成を続けていると、自然とお金に関する情報に敏感になります。

税金や社会保険料の改正、ふるさと納税の制度変更、iDeCoの掛金上限アップなど、細かいニュースにも反応するようになりました。

さらに情報収集が習慣化すると、YouTubeやSNSのおすすめも変わります。エンタメや趣味の動画よりも、投資や節約、副業の情報ばかりが表示されるようになり、気づけば「お金に関することを考えている時間」が圧倒的に長くなっていました。

この姿勢自体は悪いことではありません。むしろ、お金の知識は人生の多くのリスクから自分や家族を守るための盾になります。

私自身、資産形成を続ける中で、簿記2級やFP3級などの資格を取得し、国の制度や保険、税金の仕組みを体系的に学びました。これは本業では決して得られない知識で、実際の生活にも深く関わる大切なものです。

ただし気をつけなければならないのは「やりすぎ」です。お金のことや投資のことばかり考えてしまうと、家族との時間を純粋に楽しめなくなったり、会話の雰囲気を壊してしまうことがあります。

資産形成の目的は、自分や家族の幸せのため。その大前提を忘れてしまっては意味がありません。お金の情報に敏感になるのはメリットですが、熱中しすぎないバランス感覚が必要です。


変化とどう向き合うか

資産形成を始めて約10年。振り返れば、お金の使い方への意識、人間関係、日常の情報収集まで、本当に多くの変化を経験してきました。

しかし、これらの変化を通じて、「見栄を捨てて、本当に大切なものを大切にする」という価値観に気づくことができました。
家族の笑顔、幸せな瞬間、本当に気の合う友達。自分の心に正直になり、無理をしない生き方を選べるようになったのです。

これからも、また別の変化が起こるかもしれません。

ただ一つ言えるのは、変化すること自体は悪いことではないということです。むしろ、人生のステージや状況に合わせて価値観や行動が変わるのは自然なこと。

ただし、その中でも「変えたほうがいいこと」と「変えずに守るべきこと」を見極めることが大切です。

資産形成はゴールではなく、人生をより豊かにするための手段です。
お金とどう付き合うか、どんな仲間と過ごすか、どんな情報に時間を使うか。それを選び取るのは自分自身。

これからも、資産形成によって得られる「変化」を楽しみながら、人としての成長と合わせて、よりよいバランスを模索していきたいと思います。


ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます。

これからも、お金のことや家族との日々について、自分の経験をもとに正直に発信していきます。
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最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

うめの助

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