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心の声に光が当たると、自分でもわからなかった本音が見えてくる

最初は、
何に悩んでいるのかさえ、
うまく言葉にできないことがあります。

毎日はちゃんと過ごしている。
仕事もしている。
家のこともしている。
人前では笑えている。

それなのに、
胸の奥が重たい。

理由はわからないけれど、
ずっと心が晴れない。
何かが止まっているように感じる。

そんな状態で、
ヒーリングを受けに来られる方がいます。

話し始めたとき、
ご本人もまだ、
自分の本音に気づいていないことがあります。

「そんなに大したことじゃないんですけど」

「私が気にしすぎなのかもしれません」

「別に、誰かを責めたいわけじゃないんです」

そう言いながら、
少しずつ言葉を探していく。

すると、
ふとした瞬間に、
声の奥にある気持ちが見えてくることがあります。

怒っていたのではなく、
本当は寂しかった。

迷っていたのではなく、
本当はもう答えが出ていた。

前に進めないのではなく、
ずっと我慢しすぎて、
心が動けなくなっていただけだった。

そのことに気づいたとき、
人は少し黙ります。

そして、
ゆっくり息を吐くように、

「ああ、そうかもしれません」

と言われることがあります。

その瞬間、
大きな奇跡が起きるわけではありません。

けれど、
心の中で固く結ばれていたものが、
少しほどけるのがわかります。

「私、怒っていたんじゃなくて、
わかってほしかったんですね」

「平気なふりをしていたけれど、
本当はしんどかったんですね」

「自分が悪いと思っていたけれど、
本当は悲しかったんですね」

そうやって、
自分でもわからなかった本音が、
少しずつ言葉になっていく。

その言葉が出たあと、
表情が変わることがあります。

張りつめていた顔が、
ふっとやわらかくなる。

強く握っていた手の力が、
静かに抜ける。

涙が出たあとに、
少し笑えるようになる。

私は、その変化を何度も見せていただきました。

ヒーリングのあとに、
すぐ人生が劇的に変わるわけではありません。

でも、
自分を見る目が少し変わります。

それまで、

「私が弱いから」
「私が我慢できないから」
「私がもっと頑張ればいい」

と思っていた人が、

「私、ずっと頑張ってきたんだ」

「この気持ちを、なかったことにしなくてよかったんだ」

「もう少し、自分を大切にしてもいいんだ」

と、
自分にかける言葉を変え始めます。

ここが、とても大きいのです。

心の声に光が当たると、
まず見えてくるのは、
「本当はどうしたいか」よりも前に、
「本当は何を感じていたか」かもしれません。

本当は寂しかった。
本当は怖かった。
本当は悔しかった。
本当は疲れていた。
本当は、誰かにわかってほしかった。

そこに気づくと、
心は少し安心します。

苦しかった理由が見えてくると、
自分を責める力が弱くなります。

「だから、しんどかったんだ」
「だから、前に進めなかったんだ」
「だから、ずっとモヤモヤしていたんだ」

そう思えたとき、
心の中に少し余白が戻ってきます。

ヒーリングを受けたあと、
クライアントさんから、

「なんでわかるんですか」

「まさに今の私です」

「涙が出そうです」

「本当に私の気持ちをわかってくれる人がいた」

そんな言葉をいただくことがあります。

そのたびに私は、
その方の心の声は、
ずっとその方の中にあったのだと思います。

ただ、
忙しさや我慢や責任の中で、
自分でも気づけなくなっていただけ。

自分でもわからなかった本音が見えてくると、
いきなり強くなるわけではありません。

でも、
少しだけ自分にやさしくなれます。

無理に笑わなくてもいい。
全部ひとりで抱えなくてもいい。
誰かの期待に合わせ続けなくてもいい。
もう少し、自分の気持ちを聞いてもいい。

その小さな気づきが、
これからの選択を変えていくことがあります。

そして最後に、
クライアントさんが少し安心した顔になったり、
ふっと笑顔を見せてくださったりすると、
私は本当に嬉しくなります。

その笑顔を見るたびに、
この時間をご一緒できてよかったと感じます。

知依【ちえ】のヒーリングは、
答えを押しつける時間ではありません。

心の奥にある声に、
そっと光を当てる時間です。

自分でもわからなかった本音に気づき、
もう少し自分を大切にしてみようと思える。

そんなきっかけになれたら、
とても嬉しく思います。

今、何がつらいのかもわからないまま頑張っている方へ。
言葉にならない心の声を、ひとりで抱えなくても大丈夫です。

知依【ちえ】
しずくの羅針盤


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

今、何がつらいのかもわからないまま、
ひとりで頑張っている方へ。

あなたの心の声が、
少しでもやさしくほどける時間になりますように。

そして、
この言葉が、
必要な方に届きますように。

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